TOPアメリカン・プロレスWWE 1999年 →WWE:In Your House XXVII-The St. Valientine's Day Massacre 2/14/99

WWE:In Your House XXVII-The St. Valientine's Day Massacre 2/14/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ハードコア王座戦はまあまあな試合。
終わり方がちょっとおもしろい。
DVD「ハードコア」に収録されています。

ヴィーナスvs.シャムロック戦では
シャムロックが妹を問いつめ平手打ちを食らってしまう場面があるのですが
シャムロックはあろうことか普通の声でSlap meと言っていて
ちょっと耳を澄ませば聞こえます。

DX(HHH、 X-Pac)vs.ザ・コー ポレーションは
ケインの圧倒的なパワーにDXがダブル・チームで攻めていくという展開。

チャイナはまだ動きがぎこちない。

FWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)vs.ザ・ロック
 空気を纏えるようになった男、ザ・ロック。
 SSの一戦から半年も経っていないのに見事な乱戦を繰り広げられます。
 場外での技を普遍技にして椅子や鉄階段の攻撃を上位の技として設定している所が素晴らしい。
 マンカインドは過激化の旗手でありながら意外にこういう所はしっかりしていたりする。
 一方で次の試合に配慮してか実況席に後頭部だけぶつかるなんて無意味にハードな事をするのも彼らしい。
 威力設定、展開からすればフィニッシュは素晴らしい物だと思うが
 手錠にレコーダーを使った前の試合に比べるとインパクトに欠け小さくまとまった印象はぬぐえない。
 同じく勝利かどうかの判定に間ができる似た形式ですしね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/3/09)

Gケージ・マッチ:スティーブ・オースチンvs.ビンス・マクマホン
 ケージの中だけで組み立てなければならないという考えにしばられず
 ケージを挟んだ心理戦から開始。
 叩きのめされたビンスがケージの中に逃げ場を求め実況席落下となるのも上手い展開です。
 喧嘩屋オースチンと殴り合えない素人ビンスという事で
 台本以上の物ではないですが圧倒的なスター性が細かい事はどうでも良いと思わされます。
 只ワイトの登場はもう少し練れる気がします。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/3/09)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

FWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)vs.ザ・ロック
   ザ・ロックは背を向けて攻撃を誘うマンカインドを殴りつけていく。
  ザ・ロックがレフェリーに突っかかった隙にマンカインドはベルト攻撃。
  ザ・ロックはカウント8で起きあがるも、入場口のアーチにぶつけられる。
  マンカインドはザ・ロックにテーブルの上でダブルアームDDT!
  しかしザ・ロックはカウント8で起きあがる。  
  ザ・ロックは一瞬の隙をつきコンクリート上へのバック・ドロップを決める。
  リングに戻ってきたマンカインドは
  ザ・ロックにボディ・スラムからピープルズ・エルボーを狙うも避けられる。
  これを機に反撃を開始したザ・ロックだが
  実況席で余裕をかましたため回復したマンカインドに攻められる。
  マンカインドは実況席上のザ・ロックにエプロンからフライング・エルボー・ドロップ。
  ザ・ロックは鉄階段攻撃を防ぐと
  マンカインドの脱臼している脚に椅子攻撃をたたき込んでいく。
  しかしマンカインドの脳天を狙った椅子攻撃が避けられ、
  ロープに跳ね返って自爆。
  マンカインドは道連れクローズラインで場外に落とすと
  実況席上でパイル・ドライバーを狙う。
  しかしザ・ロックに返され落下。脚を更に痛めてしまう。
  ザ・ロックはマンカインドにピープルズ・エルボー!
  勝機を確信したザ・ロックはHeartbreak HotelならぬSmackdown Hotelを歌い出す。
  その隙をつきマンディブル・クローが炸裂!
  だがもがくザ・ロックにぶつかりレフェリーのヘブナーは気絶。
  マンカインドはヘブナーを起こすも、ロー・ブローからDDTを食らう。
  しかしザ・ロックの椅子攻撃を避け、椅子上へのダブルアームDDT!
  レフェリーにしがみつき何とかカウント9で起きあがったザ・ロックに  
  Mrソッコを装着してのマンディブル・クロー!
  ロー・ブローで逃れたザ・ロックに再びマンディブル・クローにいくが
  逆にロックボトムに返される!
  カウント8で起きあがった両者は椅子攻撃が相打ちになりカウント10!  
  引き分けで王座移動はなし!

試合結果

@ゴールダストvs.ブルーダスト
Aハードコア王座戦:ボブ・ホーリー(新チャンピオン!)vs.アル・スノウ
Bビッグ・ボス・マンvs.ミデオン
Cタッグ王座戦:オーエン・ハート、ジェフ・ジャレット(ch)vs.ディーロ・ブラウン、マーク・ヘンリー
DIC王座戦(レフェリー:ビリー・ガン):ケン・シャムロック(ch)vs.バル・ヴィーナス(新チャンピオン!)
EDX(HHH、 X-Pac)vs.ザ・コーポレーション(ケイン、チャイナ)
FWWF王座戦、ラストマン・スタンディング・マッチ:マンカインド(ch)vs.ザ・ロック(ダブルKO) 
Gスティール・ケージ・マッチ:スティーブ・オースチンvs.ビンス・マクマホン