TOPアメリカン・プロレスWWE 1998年 →WWE:Wrestlemania X-raided 3/29/98

WWE:Wrestlemania X-raided 3/29/98の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

Bヨーロピアン王座戦:HHH(ch)vs.オーエン・ハート
 オーエンの感情と一致した激しい動きが
 HHHの試合をコントロールしようという動きを引き立てます。
 視野の広さも見せていたし良い仕事。
 一方のHHHはしっかりした動きだけどオーエンを相手にすると見劣りしましたね。
 平均的な良試合。
 (執筆日:12/13/09)

Eタッグ王座戦、ダンプスター・マッチ:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)vs.カクタス・ジャック、チェインソウ・チャーリー
 軽く凶器を使用する楽しいハードコア・マッチ。
 相手をダンプスターの中に入れ蓋を締めると勝ちルールですが
 そのダンプスターを最後だけではなく要所で使ったのは良いですね。
 また最後の展開もちょっと予想外でした。
 平均的な良試合。
 (執筆日:10/2/09)

Fジ・アンダーテイカーvs.ケイン
 怪奇派且つ大柄な2人の激突。
 ある意味WWEを代表する数え歌の初戦です。
 デビュー仕立てで塩っけの強いケインに
 所謂格ゲーで言うハイパーアーマーの特性を付与しているので
 単純なクオリティで言えば微妙ですがケインというキャラは活きているため
 ファン・マッチとしては十分楽しめる。
 何だかんだいってスペクタクル性はやはりこの試合が一番高いですしね。
 平均レベル。
 (執筆日:10/2/09)

GWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)vs.スティーブ・オースチン
 いきなりHBKの尻見せとHHH、チャイナの追放から入らないといけない所に
 この2人の状態が悪く苦しい台所事情なのが見て取れますね。
 HBK対オースチンと言う大人気カードじゃなかったら辛い内容とはいえ
 何とかWMのメインにふさわしい盛り上げを維持して
 オースチン時代到来の瞬間まで持って行ったのは評価できる。
 中々良い試合です。
 (執筆日:10/2/09)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

GWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)vs.スティーブ・オースチン
  オースチンは中指を立てる。
  HBKはオースチンの攻撃を避け、拳を一発だけ入れる。
  これに怒ったオースチンがHBKに猛攻を仕掛ける。
  HBKに場外へのショルダー・スルー。
  HHHがオースチンを柵にぶつけて加勢したため、
  HHH、チャイナは退場処分になる。
  HBKはオースチンを舞台上の楽器やダンプスターにぶつける。
  HBKはコーナー上からダブルアックスを狙うも、
  オースチンは殴って防ぐと反撃開始。
  オースチンはスタナーを狙うも、HBKに避けられる。
  しかし追撃し、HBKはエプロンから実況席に頭をぶつける。
  オースチンはHBKを柵にぶつけていくが、
  ショルダー・スルーで観客席へ落とされる。
  HBKはゴングでオースチンを殴ると、試合の流れをつかむ。
  HBKは鉄柱も使ってオースチンの脚を痛めつけていく。
  HBKは4の字を決めるが、オースチンは何とか裏返しにして逃げる。
  オースチンがHBKのスリーパーを解く際レフェリーが巻き込まれて気絶。
  HBKはフライング・フォア・アームズから跳び起きると、
  コーナー上からのフライング・エルボー・ドロップを決める。
  HBKは前奏を奏で、スイート・チン・ミュージック!
  しかしオースチンは避けてスタナーへ。
  だがHBKはオースチンをロープに押して逃げると
  返ってきたオースチンにスイート・チン・ミュージックを狙う。
  しかしオースチンは受け止め、スタナー!
  フォールしたところでタイソンが入りカウント3!
  オースチン時代到来!
  オースチンがタイソンに3:16Tシャツを渡す。
  ここでHBKが起きあがりタイソンを問いつめる。
  HBKはタイソンを殴るも、カウンター一発でHBK撃沈!
  タイソンはHBKの顔に3:16Tシャツを置くと、オースチンと共に去っていく。

試合結果

@15チーム・バトルロイヤル(優勝者: L.O.D.2000!)
Aライト・ヘビー級王座戦:タカ・ミチノク(ch)vs.アギラ
Bヨーロピアン王座戦:HHH(ch)vs.オーエン・ハート
Cマーク・メロ、セイブルvs.アーティスト、ルナ
DIC王座戦:ザ・ロック(ch)vs.ケン・シャムロック(DQ)
Eタッグ王座戦、ダンプスター・マッチ:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)vs.カクタス・ジャック、チェインソウ・チャーリー(新チャンピオン!)
Fジ・アンダーテイカーvs.ケイン
GWWF王座戦(レフェリー:マイク・タイソン):ショーン・マイケルズ(ch)vs.スティーブ・オースチン(新チャンピオン!)