TOPアメリカン・プロレスWWE 1998年 →WWE:In Your House XXI-Unforgiven 4/26/98

WWE:In Your House XXI-Unforgiven 4/26/98の分析


名勝負 なし
好勝負 WWF王座戦:スティーブ・オースチン (ch)vs.デュード・ラブ

CNWAタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs.ロックンロール・エクスプレス
 当時はNWAインベイジョン・アングルがあったそうでこんなカードが組まれていました。
 しかしMNEは名前だけ借りてきた物で実態はボブ・ホーリーとバート・ガン・・・。
 未熟で盛り上がりそうなネタを単発で披露していくだけ。
 盛り上がらないんですけどね。
 R&REも正直言って時代に取り残された感は否めませんでした。
 少し悪い試合。
 (執筆日:10/2/09)

Eインフェルノ・マッチ:ケインvs.ジ・アンダーテイカー
 アクシデントが起こりやすい火炎マッチを
 エプロンの上にバーナーの枠を設置するという形で
 メジャー向けの物に作り直したのは素晴らしい事だと思います。
 今回のように塩気たっぷりの試合でも(テイカーも困っていた)
 火炎を適当に吹き上げる事で誤魔化せますしね。
 出オチですがファン・マッチとしては良いんじゃないですか。
 只事後処理のためにリング横で決着がつけなくてはならないのは絵として弱いけど。
 ファンタジー過ぎる中に一筋の流血というリアルを見せたという点ではベアラーがMVPだったりする。
 平均レベル。
 (執筆日:10/2/09)

FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.デュード・ラブ
 オースチンの攻めとラブの受け、
 凹凸が見事にはまって素晴らしい乱闘を見せました。
 細かい一進一退の攻防も出来ています。
 尚且つ場を場外、花道、ステージと上手く移して
 試合を作り上げると共にエンターテイメントとしての華も生み出しましたね。
 ビンスがモントリオールの悲劇ネタや椅子被爆を行ったのも盛り上がりを高めました。
 前哨戦なのに不透明決着が完全におまけで
 オースチン勝利というハッピー・エンドの印象を与えているのも上手いです。
 ブックだけのようでブックだけではない充実の内容。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:10/2/09)

尚このPPVはアティテュード・コレクションとして再販されており、DVD版も存在します。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

FWWF王座戦:スティーブ・オースチン (ch)vs.デュード・ラブ
  オースチンがベルトをレフェリーに渡している背後からラブが襲いかかる。
  コーナーで殴りつけていく。
  オースチンが避けて殴りつけていく。
  蹴りつけロープに振るとバック・エルボー。
  場外に逃れたラブを追う。
  ラブはリングに戻るとロープに走る。
  オースチンがカウンターでテーズ・プレスを決めると殴りつけエルボー・ドロップ。
  起こすとターン・バックルにぶつける。
  後頭部をマットに叩きつける。
  殴りつける。
  ラブが蹴りからダブル・アームDDTを狙う。
  オースチンが持ち上げスパイン・バスター。
  ロープに走るとエルボー・ドロップ。
  ロープに首を押し付けるとヒップ・ドロップ。
  エプロンに出るとロープの上のラブの頭にエルボー・ドロップ。
  そのまま場外に出てラブを柵に叩きつける。
  リングに戻す。
  リングに入るがラブが場外に出る。
  花道を走っていく。
  オースチンは追いかけると後頭部にクローズライン。
  ステージの上に連れて行く。
  ボディ・スラム。
  ステージからコンクリートへとヒップ・トス。
  ラブを蹴りつけながらリング・サイドの方へ。
  殴りつけエプロンに振ってぶつけようとする。
  振り返されエプロンにぶつかるも耐えてクローズライン。
  持ち上げて柵の上に落とす。
  レフェリーがリングに戻るよう言うも無視される。
  オースチンがエプロンから飛んでラブを殴りつける。
  リングに戻す。
  ロープに押し付ける。
  カウント4で放すともう1回押し付ける。
  ロープに走りヒップ・ドロップへ。
  ラブが避けるとオースチンはロープに激突する。
  ラブがオースチンをコーナーに振りブルドッグ。
  エルボー・ドロップ。
  コーナーにもたれたオースチンを殴り蹴りつける。
  チョーク。
  アピール。
  その裏でオースチンは起き上がると振り向いたラブにクローズライン。
  ロープに振ろうとする。
  ラブが振り返しキッチン・シンク。
  オースチンがエプロンに転がり出る。
  ラブは場外に出るとオースチンの胸にエルボーを叩きつける。
  リングに戻ると脚を交差させる。
  スナップ・メアからスリーパー。 
  ビンスがブリスコ、パターソンを連れて登場。
  リング・サイドで椅子に座り観戦する様子。
  タイム・キーパーとアイ・コンタクトをしている。
  ブリスコとパターソンは帰る。
  オースチンが首のロックを外すとバック・エルボー連発。
  両脚を取ると腹を蹴りつける。
  オースチンはビンスに中指を立てる。
  その隙をついてラブがロール・アップ。カウントは2。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  オースチンが蹴り上げてクローズライン。
  足をつかむとコーナーに引きずっていく。
  ビンスに見せ付けるように両脚を鉄柱に叩きつけていく。
  執拗に叩きつける。
  腕も鉄柱に叩きつける。
  リングに戻るとコーナーで蹴りつける。
  半分エプロンに出た状態のラブを蹴りつけていき落とす。
  場外に下りるとコンクリート上でパイル・ドライバーを狙う。
  ラブがリバース・スープレックスに切り返す。
  ラブはオースチンを柵に叩きつける。
  場外カウントをカットしてからもう1度叩きつける。
  リングに戻る。
  ビンスがオースチンの側によって挑発する。
  オースチンが立ち上がりビンスに詰め寄っていく。
  ラブが後頭部にクローズライン。
  背中を引っかく。
  リングに戻る。
  エプロンに上がってきたオースチンにリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  オースチンは脚をかけて防ぐと場外へのブレーン・バスターを狙う。
  ラブが防いでロープを使ったジョー・ブリーカー。
  ビンスがリングに戻れ、とオースチンに言葉をかける。
  ラブはエプロンに上がってきたオースチンをリングに入れるとアブナミドル・ストレッチ。
  オースチンはタイム・キーパーにならせと指示を出している様子。
  しかしオースチンが体勢を入れ替えたので止めろと指示。
  ラブがヒップ・トスのような形で振りほどく。
  ラブは場外に出るとオースチンを引きずり出す。
  鉄階段に叩きつける。
  ブレーン・バスターを狙う。
  オースチンが逆にブレーン・バスターを決めるとラブの脚が鉄階段にぶつかる。
  ラブがたまらず柵の外に逃げようとする。
  オースチンは倒すとマウント・パンチ。
  柵の中に投げ入れる。
  ラブをリングに入れる。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ラブがネック・ブリーカーを決める。
  両者ダウン。
  ラブが先に起き上がりスイート・チン・ミュージックへ。
  オースチンは受け止めると回転させる。
  ラブがクローズラインにいくもよけられレフェリーに誤爆。
  オースチンがラブを殴りつけロープに振ろうとする。
  ラブが振り返しクローズラインへ。    
  オースチンは避けるとスタナーを狙う。
  ラブは押し飛ばすとマンディブル・クロー。
  オースチンは何度も殴りつける。
  ラブは放してしまうも脚を蹴りつけダウンさせる。
  そしてマンディブル・クロー。
  ビンスがレフェリーを揺り動かすも起きない。
  ラブは放してどうするか悩んでいる様子。
  もう1回マンディブル・クローにいくと決めたようで歩み寄る。
  オースチンがショルダー・スルーでラブを場外に落とす。
  椅子を手にする。
  ビンスが椅子を掴んで防ごうとする。
  振りほどいたオースチンだが、椅子越しにラブが押して椅子とオースチンの頭をぶつける。  
  ラブが椅子を手にする。
  突進。
  オースチンがカウンターで椅子越しにバック・エルボー。
  突進。
  オースチンがカウンターで椅子越しにバック・エルボー。
  椅子を手にする。
  ラブを起こそうとするビンスの頭に椅子を叩きつける。
  ラブをリングに戻す。
  蹴りを入れるとスタナー。
  カバー。
  自分でカウントをしてカウント3!
  オースチンの曲が流れる。
  ブリスコ、パターソンが心配してダウンしたビンスに駆け寄る。
  オースチンは意気揚々と去っていく。
  パターソンが指示を出してオースチンは反則でありラブの勝利だとアナウンスさせる。
  ビンスは意識を失っていて担架で運ばれていく。

試合結果

@ファルーク、ケン・シャムロック、スティーブ・ブラックマンvs. ネイション・オブ・ドミネイション
Aヨーロピアン王座戦:HHH(ch)vs.オーエン・ハート
Bイブニング・ガウン・マッチ:ルナvs.セイブル
CNWAタッグ王座戦:ミッドナイト・エクスプレス(ch)vs. ロックンロール・エクスプレス
Dタッグ王座戦:ニュー・エイジ・アウトロウズ(ch)vs. L.O.D
Eインフェルノ・マッチ:ケインvs.ジ・アンダーテイカー
FWWF王座戦:スティーブ・オースチン(ch)vs.デュード・ラブ(DQ)