TOPアメリカン・プロレスWWE 1997年 →WWE:In Your House XVIII-Badd Blood 10/5/97

WWE:In Your House XVIII-Badd Blood 10/5/97の分析


名勝負 ヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
好勝負 なし

この日、ブライアン・ピルマン がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りします。
ブレットはもはやクイックが必殺技なのかと思わせる。

Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
 クラシックHIAC。
 ラモンとのラダー・マッチ(正確には2回目だが)と同様
 初めてにもかかわらず
 HIACならではの長所、見せ場がほぼ全て
 この試合の中に詰め込まれている辺り
 HBKは本当に天才だな、と感嘆させられますね。
 屋根を使うというアイデアもWWFダイナミズムの極地で素晴らしい。
 両者の演技も見事でテイカーはパニッシャーとして
 HBKは生贄として光り輝いています。
 欠点としてはケージ・マッチとの違いを見せるために
 前半の場外戦が多くしたりとクオリティをやや落としている点ですね。
 また最後のケイン・デビューというフィニッシュ。
 これは賛否両論あるでしょうが
 個人的には非常に印象的なシーンであり
 尚且つ両者の演技を考えれば
 スイート・チン・ミュージックを決めて勝つよりもふさわしいのでアリだと思いますね。
 文句なしに名勝負です。 
 (執筆日:10/9/09)

ヘル・イン・ア・セルはテイカー、HBKのDVDに収録されているので
今手に入れるなら目的はまさかの2試合目!?
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ
  HBKは仕掛けていくもビッグ・ブーツを食らってしまう。
  テイカーのチョークスラムは不発。
  だがテイカーの絶対優位は変わらない。
  場外に落とされたHBKはどうにかして逃げようとセルを登っていくが
  投げ落とされ、セルにぶつけられていく。
  テイカーはベア・ハグで捕らえると、鉄柱とセルに交互にぶつけていく。
  HBKはテイカーの自爆を誘うと、
  トベ・スイシーダやセルに登ってのダイビング・エルボー・ドロップを決めていく。
  HBKは鉄階段で殴りつけ、鉄階段上へのパイル・ドライバー!
  コーナー上からダブル・アックスを決め、テイカーに休む暇を与えない。
  HBKは椅子をテイカー叩きつける。
  ショルダー・スルーを食らった際カメラマンの上に墜落する。
  HBKはフライング・フォア・アームズを決めると
  波状攻撃からダイビング・エルボー・ドロップ。
  カメラマンを助けるために扉の鍵が開けられる。 
  HBKは前奏をならし、スイート・チン・ミュージックを決める!
  しかしテイカーはむくっと起きあがる!
  これにはHBKもたまらず扉から逃げ出す!
  テイカーはHBKを追い捕まえると、セルにぶつけて流血させる。
  HBKはロー・ブローで逃れると、セルの上に逃亡!
  追ってきたテイカーにHBKはパイル・ドライバーを狙うも
  返され、セルに落とされる。
  更にテイカーはHBKを頭上に持ち上げ、セルにたたきつける。
  HBKはセルを降りようとするが、
  セルの縁をつかむ手を踏まれスペイン語実況席に落下!
  テイカーはHBKをリングに連れ戻しコーナー上からのチョークスラム!
  テイカーは椅子で殴ると、首切りのポーズ。  
  しかしその時会場が暗闇に包まれると
  火柱と共にベアラーとケインが登場!
  ケインは扉を壊し入ってくると、テイカーに向き合う!
  手を挙げ、下に叩きつけるとリングの四方から火柱が立つ!
  ケインはテイカーにツームストン!
  HBKがカバーの体勢まで持っていき1,2,3!
  HBKの勝利!

試合結果

@ディーロ・ブラウン、ロッキー・メイビア、カマvs.L.O.D 
Aマックス・ミニ、ノヴァvs.モザイク、タランチュラ
Bタッグ王座戦:ヘッドバンガーズ(ch)vs.ゴッドウィンズ(新チャンピオン!)
CIC王座戦、トーナメント決勝:オーエン・ハート(新チャンピオン!)vs.ファルーク
Dディシプル・オブ・アポカリプスvs.ロス・ボリカス
Eフラッグ・マッチ(通常ルールも併用):ブレット・ハート、ブルドッグvs.ペイトリオット、ベイダー
Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ショーン・マイケルズ