TOPアメリカン・プロレスWWE 1996年 →WWE:King of the Ring 6/23/96

WWE:King of the Ring 6/23/96の分析


名勝負 なし
好勝負 WWF王座戦(レフェリー:ミスター・パーフェクト):ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ

キング・オブ・ザ・リング・トーナメントについて述べる事は
オースチンが喧嘩スタイルと技巧スタイルの上手い融合状態になっていて、
必殺技がスタナーになったオースチンが
キング・オブ・ザ・リングになり3:16が生まれたことぐらい。
只第1試合は別。

@マーク・メロvs.スティーブ・オースチン
 アメリカ人の中では
 良い動きをするメロが盛り上げていましたが
 試合を作っていたのは完全にオースチン。
 素晴らしいインサイド・ワークを見せてましたね。
 平均的な良試合。

マンカインドvs.ジ・アンダーテイカーはこの2人の初戦のためかそこまで良くはない。

FKOTR決勝:ジェイク・ロバーツvs.スティーブ・オースチン
 オースチンの小気味良い打撃は目を見張るものの
 ジェイクはベイダーに暴行を受けたことを理由に何もせず。
 ゴリラ・モンスーンが状態をチェックした後DDTを狙ったのと蹴りだけですね。
 決勝にも関わらずスカッシュ・マッチも同然の内容です。
 ひどい試合。
 (執筆日:4/20/11)

GWWF王座戦(レフェリー:ミスター・パーフェクト):ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ
 HBKとブルドッグ。
 屈指の技術を誇る2人が
 基本に沿って魅力的な26分を披露してきました。
 ロープ・ワークを織り交ぜた、充実のグラウンド・レスリング。
 只ブルドッグがブレットと見せた一戦に比べると
 今ひとつ深みが足りないか。
 やはりブルドッグの立ち位置が微妙だったためでしょう。
 ブルドッグはヒール・ムーブも見せませんし
 展開においても卑怯な物は無し。
 レフェリーに脚がぶつかったり
 パーフェクトがレフェリーになってたりしますが
 結局意味ありませんでしたからね。
 総合すると文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/1/09)

総評
 オープニング、メインのクオリティが良いですね。
 他もカード的には面白かったり
 オースチンの優勝という見所があり良い大会です。 
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

G(レフェリー:ミスター・パーフェクト)WWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ
   試合開始前GMゴリラ・モンスーンによって
  ミスター・パーフェクトはリング外のレフェリーに変更される。
  ブルドッグが押し飛ばす。
  腕の取り合いからHBKが投げる。
  ブルドッグがグラウンド・ヘッド・シザースに返し
  HBKがはねのけヘッド・ロックを繰り返す。
  HBKがグラウンド・ヘッド・シザースへの切り返しを防ぐ。 
  ブルドッグが起き上がると首投げで再びグラウンドに。
  ブルドッグは起き上がるとロープに振る。
  HBKのショルダー・タックルを受けていく。
  そして受け流して落とそうとする。
  HBKはロープを掴むと逆上がりして近づいてきたブルドッグにハリケーン・ラナ。
  フェイク・ブランチャから場外のブルドッグに飛びつきハリケーン・ラナ。
  コルネットからラケットを奪うとコルネットの尻を叩き飛ばす。
  リングに戻り待ち受ける。
  ブルドッグはリングに戻るとヘッド・ロック。
  HBKがロープを振ろうとするもブルドッグは体勢を下げ離さない。
  HBKがロープに振る。
  ブルドッグがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  HBKがリープ・フロッグへ。
  ブルドッグは手前で止まるとボディ・リフトを狙う。
  HBKは後ろに逃れるとオコーナー・ロールへ。
  防がれるも脚を払ってカバー。カウント2。   
  アーム・ドラッグを連続で決め腕取り。
  ブルドッグが顔を踏みつけ逃れる。
  コーナーに振る。
  後ろに回ろうとしたHBKの手前で止まりラリアットへ。
  HBKは避けるとアーム・バー・テイクダウン。
  ブルドッグがリスト・ロックに返す。
  HBKが一回転して後ろに回るとロープに走る。
  ブルドッグがヒップ・トス。
  HBKが近づいてきたブルドッグを蹴り飛ばす。
  ブルドッグをロープに振りヒップ・トスを狙う。
  防がれるも頭に脚をかけ一回転。
  ラリアットを避けスリーパー。
  ブルドッグはコーナーにぶつけて逃れるとアイリッシュ・ウィップ。
  もう1発。
  チン・ロック。
  HBKがエルボーを入れロープに走る。
  ショルダー・スルーを狙ったブルドッグにアーム・バー・テイクダウン。
  ブルドッグは押されるもHBKを持ち上げるとそのまま場外に落とす。
  場外に下りるとブレーン・バスターで追撃。
  起き上がるのもやっとのHBKをボディ・リフトで持ち上げるとリングに投げ入れる。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  HBKをコーナーに振る。
  一回転したHBKにクローズライン。
  ロメロ・スペシャルに捕らえる。
  カバーにもって行くがカウント2。
  チン・ロック。
  HBKがエルボーを入れロープに走る。
  ブルドッグがキッチン・シンク。
  HBKをロープに振りショルダー・スルー。
  レッグ・ドロップからカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  ロープに振るとクローズラインへ。
  HBKは避けるとクロス・ボディ。
  ブルドッグはカウント2で返すとクローズライン。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  HBKをロープに振る。
  HBKがクルシーフィックス。
  ブルドッグはカウント2で返すと蹴りを放つ。
  HBKは受け止めると担ぎ上げる。
  ブルドッグが体勢を入れ替えパワー・スラムへ。
  HBKは寸前で後ろに逃れると押し飛ばしスイート・チン・ミュージックへ。
  ブルドッグはロープを掴んで止まり空振りさせるとクローズライン。
  パイル・ドライバーを決めるとコーナー上へ。
  ダイビング・ヘッド・バッドにいくも避けられ自爆。
  HBKがコーナー上へ。
  ブルドッグはドロップ・キックでHBKの体勢を崩すとスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  雪崩式バック・ドロップへ。
  HBKがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  殴り合いからHBKがロープに振る。
  ショルダー・タックルで相打ち。
  両者ダウン。
  ブルドッグがラリアットへ。
  HBKが避けハリケーン・ラナへ。
  ブルドッグがパワー・ボムに切り返す。カウントは2。
  ブルドッグがHBKをコーナーを振ろうとする。
  HBKが振り返すとブルドッグは一回転し脳天から落下。
  HBKはフライング・フォア・アームズを叩き込むと跳び起きる。
  ボディ・スラムを決めると脚がレフェリーにぶつかる。
  しかしレフェリーはすぐに起き上がる。
  ダイビング・エルボー・ドロップを決めると前奏を鳴らしスイート・チン・ミュージック!
  レフェリーがカウントしようとすると
  パーフェクトが入り止める。
  なぜか一緒にカウントし始める。
  オーエンがパーフェクトを引き摺り下ろすも
  正レフェリーはカウントを続けカウント3!
  乱入してきたオーエンにシャープ・シューターを食らわせるも
  ブルドッグが復活し2対1でリンチされる。
  アームド・ジョンソンが救出に来るが
  相手方にベイダーが加わり、二人に為す術はない。
  ベイダーはHBKにムーンサルト・プレスにいこうとする。
  しかしここでジ・アルティメット・ウォーリアーが出てきて3人を追い払う!

試合結果

@準決勝:マーク・メロvs.スティーブ・オースチン
A準決勝:ジェイク・ロバーツvs.ベイダー
Bタッグ王座戦:スモーキング・ガンズ(ch)vs.ゴッドウィンズ
Cジ・アルティメット・ウォーリアーvs.ジェリー・ロウラー
Dマンカインドvs.ジ・アンダーテイカー
EIC王座戦:ゴールダスト(ch)vs.アームド・ジョンソン(新チャンピオ ン!)
F決勝:スティーブ・オースチン(キング・オブ・ザ・リング!)vs.ジェイク・ロバーツ
GWWF王座戦(レフェリー:ミスター・パーフェクト):ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドッグ