TOPアメリカン・プロレスWWE 1996年 →WWE:In Your House VIII-Beware of Dog 5/26/96&5/28/96

WWE:In Your House VIII-Beware of Dog 5/26/96&5/28/96の分析


名勝負 カリビアン・ストラップ・マッチ(オースチンが負けたらデビアスはWWFを去る):スティーブ・オースチンvs.サビオ・ベガ
好勝負 なし

WWF王座戦は2試合目に行われたことからも
わかるように中途半端な試合。
2人のレフェリーが違う判断をして、結局引き分けという判定。

Bカリビアン・ストラップ・マッチ(オースチンが負けたらデビアスはWWFを去る):スティーブ・オースチンvs.サビオ・ベガ
 掘り出し物の名品。
 停電で2日連続で行ったせいもあるのでしょうが、
 恐ろしく研ぎ澄まされた完成度でストラップ・マッチの理想形といっても良い出来でしたね。
 ストラップ・マッチって微妙な試合形式だと思ったいたものですから衝撃を受けました。
 まず最初にストラップのセールが素晴らしい。
 ストラップは見栄えしない凶器ですから
 これをやるのとやらないのでは大違いですね。
 そしてこのストラップと4つのコーナーにタッチするという勝利条件を最大限に利用する。
 おそらくもうこの試合だけで利用方法は出尽くしているんじゃないですか。
 この最高の具材が場外を頻繁に利用する展開と
 オースチンの、ラフとレスリングが絶妙に絡まったスタイルによって
 最高級料理に変貌を遂げました。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:10/1/09)

さすがにゴールダストにメインはつとまらず。
今ではおなじみの展開が見れます。
なんかPPVという感じがあんまりしません・・・
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Bカリビアン・ストラップ・マッチ(オースチンが負けたらデビアスはWWFを去る):スティーブ・オースチンvs.サビオ・ベガ 
  ベガがストラップを振る。
  オースチンは避けて場外へ。
  リングに戻ると距離を詰め蹴りつける。
  殴りつけロープに振ろうとする。
  ベガが振り返しショルダー・スルー。
  続けてストラップを叩きつけようとする。
  オースチンが転がって避け場外へ。
  ベガがストラップを引っ張りオースチンをエプロンにぶつける。
  引っ張りリングに入れるとストラップを叩きつけようとする。
  オースチンが這って避け場外へ。
  ベガは後を追って場外に下りると引っ張ってのチョップ。
  リングに戻すとストラップを叩きつけて行く。
  オースチンがたまらず場外に逃げようとする。
  ベガは引っ張りエプロンに引き上げるとストラップを叩きつけリング内へのブレーン・バスター。
  ストラップを叩きつけスピン・キック。
  コーナーをタッチしていく。
  3つ目。
  オースチンは上手くストラップを跨がせると引き上げて倒す。
  ストラップを叩きつけて行く。
  ベガはオースチンの脚を取り倒すとマウント・パンチ。
  オースチンも体勢を入れ替え応じる。
  2人は場外へ。
  オースチンはチョップを食らうも押し込んでエプロンに叩きつける。
  ストラップを叩きつけ柵の上に落とす。
  ベガの首にストラップを巻くとリングに上がり首吊りに。
  リングに戻し場外へのショルダー・スルーを決める。
  しかしストラップでつながっているためオースチンも落下。
  オースチンが場外でのブレーン・バスターを狙う。
  ベガが逆に投げる。
  ストラップを叩きつける。
  オースチンがエプロンから飛びかかる。
  ベガはカウンターで殴りつけるとリングに戻す。
  オースチンを引っ張りながら2つのコーナーにタッチ。
  オースチンがロープを掴んで耐える。
  ベガが引っ張り3つ目のコーナーにタッチ。
  オースチンはストラップを引っ張ってベガの動きを止めると脚を払う。
  ストラップを叩きつけブレーン・バスターを狙う。
  ベガは逆に持ち上げてオースチンをコーナー上に載せる。
  ストラップを叩きつけコーナー上へ。
  オースチンがヘッド・バッドで落としコーナー上に立とうとする。
  ベガがオースチンの体勢を崩す。
  そしてスーパープレックス。
  ベガは何とか立ち上がるとコーナーにタッチしてしいく。
  2つ目。
  3つ目。
  オースチンが最後のコーナーの前に立ちふさがる。
  ベガが押し込もうと飛びかかる。
  オースチンがスパイン・バスターに切り返す。
  ベガをロープに押しつけるとヒップ・ドロップ。
  ストラップを叩きつけるとコーナーにタッチする。
  2つ目。
  ベガがダウンしたので近くに引っ張り寄せる。
  ベガが不意を突いてストラップ攻撃。
  オースチンがツームストンを狙う。
  ベガが体勢を入れ替える。
  オースチンが再び体勢を入れ替えると場外に落とす。
  ベガをエプロンに上げると首にストラップを巻きつける。
  ベガが殴りつけて防ぐ。
  オースチンは場外のベガに飛び技を狙おうとコーナー上へ。
  ベガが引っ張りオースチンを柵にぶつける。
  オースチンが押し込んでベガを鉄階段に叩きつける。
  ベガがストラップを引っ張って鉄階段にぶつける。
  リングに戻すとオースチンを担いでコーナーにタッチしていく。
  2つ目。
  オースチンがサンセット・フリップに切り返す。
  倒れないベガに対しズボンを引っ張る。
  ベガは耐え切ると殴りつけ3つ目にタッチ。
  そして4つ目へ。
  オースチンがぎりぎりでストラップを引っ張り防ぐ。
  オースチンがパイル・ドライバーを決める。
  デビアスがもう1発決めろと指示。
  オースチンがパイル・ドライバーを狙う。
  ベガがリバース・スープレックスに切り返す。
  起き上がったベガの背後からミリオンダラー・ドリームが炸裂。
  背中にのる形に。
  ベガはそれでもコーナーにタッチしていく。
  2つ目。
  しかし3つ目を前にして意識が遠のく。
  何とかコーナーを蹴って叩きつける事で逃れる。
  オースチンがスタンガンを決める。
  ベガの首にストラップを巻きつけると引っ張りながらコーナーにタッチ。
  ベガも引っ張られながらもタッチする。
  オースチンが2つ目。
  ベガも2つ目。
  オースチンが3つ目。
  ベガもタッチしようとするが届かない。
  オースチンを引っ張り戻し3つ目をタッチする。
  オースチンが4つ目に手を伸ばす。
  ベガが引っ張りいかせない。
  向き合っての引っ張り合いに。
  オースチンが思いっきり引っ張ると
  力のバランスが崩れオースチンは倒れ、ベガはコーナーに飛ばされる。
  ベガがタッチし勝利する!
  これでデビアスが追放となることに!
  オースチンはデビアスを見捨ててすぐに退場。
  ベガがナナナ・コールを起こす。

試合結果

@マーク・メロvs.HHH
AWWF王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.ブリティッシュ・ブルドック(ダブル・ピン)
Bカリビアン・ストラップ・マッチ(オースチンが負けたらデビアスはWWFを去る):スティーブ・オースチンvs.サビオ・ベガ
Cベイダーvs.ヨコズナ
D棺桶戦:ゴールダストvs.アンダーテイカー