TOPアメリカン・プロレスWWE 1995年 →WWE:Wrestlemania XI 4/2/95

WWE:Wrestlemania XI 4/2/95の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

ビンス・シニアから会社を受け継いだ初期、
ビンスは有名人を多数招くことで
プロレス・ムーヴメントのきっかけとしたが、
その十年前のことを再びやったような感じ。
ラストマッチのローレンス・テイラーvs.バン・バン・ビガロもそれなりに盛り上がっていたが
決してラストに持ってきてはいけない試合。

Dアイ・クイット・マッチ(レフェリー:ロディ・パイパー):ブレット・ハートvs.ボブ・バックランド(Wrestlemania XI 4/2/95)
 双方も去年ほど上手く位置づけられていない所はあるにしても
 そのサブミッションの蓄積性が失われたのは
 パイパーがどんなサブミッションかに関わらず、
 やたらアイ・クイットか?と聞いているせいに依る所が大きい。
 ブレットも技の序破急を間違えている印象です。
 チキンウィング・クロスフェイスからの攻防は流石に盛り上がりましたが、
 これまでの3戦とは比べられようもない失敗試合。
 ボブは再び過去の遺物となってしまいました。
 少し悪い試合。
 (執筆日:10/2/11)

EWWF王座戦:ディーゼル(ch)vs.ショーン・マイケルズ
 まずはHBKお得意の受けっぷりで
 ディーゼルの巨人振りをセールです。
 攻めにおいてもハイ・フライングを多用し
 体格差を意識しているのは流石ですね。
 ディーゼルも上手い事のっかっていましたが
 最後の最後でダウンしすぎだったり
 スリング・ショットの位置を見誤り
 伏線を引いていた金属部分に炸裂できないというミスが出ましたね。
 この点は結構大きくて好勝負に少し届かずという評価。
 (執筆日:9/1/09)

ラモンvs.ジャレットはWMなのにロイヤル・ランブルと同じく
To be Continuedの結果で、いい試合にはなりませんでした。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

EWWF王座戦:ディーゼル (ch)vs.ショーン・マイケルズ
  お互いに女優らしき有名人をつれ入場。
  HBKにはボディガードのサイコ・シッドがついている。
  HBKは組むと見せかけ避けると殴りつける。
  ロープに走ると後ろに回りオコーナー・ロールを狙う。
  ディーゼルはロープを掴んで防ぐとフォア・アームズ。
  HBKが腕をとる。
  ディーゼルはコーナーに押し飛ばして逃れると軽く投げ飛ばしていく。
  コーナーに振るとHBKは一回転して落下。
  HBKは場外で策を練る。
  シッドが注意を引いている隙に襲いかかるも返り討ちに合う。
  唾をはきかけコーナーに誘うと10カウント・パンチへ。
  押し飛ばされるも再び挑戦。 
  ディーゼルは押し飛ばすとエルボー。
  ゴリラ・プレスを狙う。
  HBKが逃れサミング。
  ブレーン・バスターを狙う。
  当然持ち上がらず逆にディーゼルが投げる。
  ニー・ストライクを決めるとHBKは場外に落ちる。
  HBKはエプロンに上がると近づいてきたディーゼルにサミング。
  股下を通ってリングに戻るとサンセット・フリップへ。
  ディーゼルは耐えるとネック・ハンギングツリーに返しロープを跨ぐように落とす。
  HBKをロープに振りビッグ・ブーツへ。
  HBKが避けるとディーゼルの脚がロープに絡まる。
  HBKは道連れクローズラインから逆上がりで戻る。
  ダイビング・クロス・ボディで追撃する。
  ベースボール・スライド。
  もう1発狙う。
  ディーゼルが避けHBKをエプロンにぶつける。
  バック・エルボーへ。
  しかし避けられ鉄柱にぶつけてしまう。
  HBKがエプロンから、ダウンするディーゼルにダイビング・ボディ・プレス。
  ディーゼルが何とかリングに戻ってくる。
  HBKは大きく振りかぶる打撃やハイ・フライングで攻めていく。
  ディーゼルの腰へダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  フロント・ヘッド・ロック。
  ディーゼルが投げ捨てる。
  HBKが再びフロント・ヘッド・ロック。
  ディーゼルがまた投げ捨てる。
  HBKはスリーパーでディーゼルを弱らせようとする。
  レフェリー・チェック。
  2回腕が落ちるも観客の声援を受けディーゼルは力を取り戻す。
  コーナーにぶつけてスリーパーから逃れると、
  コーナーへ振ってのクローズラインを連続で食らわせる。
  スネーク・アイズを食らいロープにもたれたHBKにヒップ・ドロップ。
  強烈なアイリッシュ・ウィップにHBKは一回転して場外転落。
  ディーゼルが後を追いリングに戻す。
  命乞いし逃げようとするHBKのタイツを掴むと殴りつけていく。
  HBKが場外に転がり出る。
  ディーゼルもリングを降りる。
  殴り勝つとHBKをリングに戻す。
  クローズラインへ。
  HBKは避けるとスイート・チン・ミュージック。
  カバーにいくも、HBKの劣勢を見たシッドがレフェリーを気絶させてしまっている。
  シッドが慌ててレフェリーを起こしリングに戻すもカウントは2。
  シッドがターン・バックルを外す。
  HBKはディーゼルの頭を抱えると金属部分にぶつけようとする。
  ディーゼルがバック・ドロップに切り返す。
  両者ダウン。
  HBKがカバーするもカウント2。
  飛び技へ、
  ディーゼルがキャッチしサイド・ウォーク・スラム。
  両者ダウン。
  先にHBKが起き上がる。
  ディーゼルはHBKの両脚を取りコーナーへのスリング・ショット。
  金属部分ではなくセカンド・ロープのターン・バックルにぶつかる。
  ディーゼルはビッグブーツを決めると、
  腕を高く上げジャックナイフ予告、そしてジャックナイフが炸裂!
  カバーし1,2,3!でディーゼルの防衛!

試合結果

@レックス・ルガー、ブリティッシュ・ブルドッグvs.エリ、ジェイ コブ・ブルー
AIC王座戦:ジェフジャレット(ch)vs.レイザー・ラモン(DQ)
B(レフェリー:ラリー・ヤング):アンダーテイカーvs.キング・コング・バンディ
Cタッグ王座戦:スモーキング・ガンズ(ch)vs.オーエン・ハート、ヨコズナ(新チャンピオン!)
Dアイ・クイット戦(レフェリー:ロディー・パイパー):ブレット・ハートvs.ボブ・バックランド
EWWF王座戦:ディーゼル(ch)vs.ショーン・マイケルズ
Fローレンス・テイラーvs.バン・バン・ビガロ