TOPアメリカン・プロレスWWE 1994年 →WWE:Royal Rumble 1/22/94

WWE:Royal Rumble 1/22/94の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目元 々タタンカ対ボルガだったのこと。
しかしいきなり組まれたにしては
観客をちゃんと盛り上げていて
オープニングとしての役割を十分果たしている。

Aタッグ王座戦:ケベッカーズ(ch)対ブレット・ハート、オーエン・ハート
 ケベッカーズは動けて受身が出来て、キャラもある合格点のタッグ。
 しかし試合の中核を担っているのはハート兄弟。
 見事な技の使い分けでその場にあったリズムを作り上げていました。
 実力差は大きかったもののブレット転落スポットで上手く展開を広げましたね。
 その分フィニッシュはアンチ・クライマックスでしたが、
 ハート兄弟の仲間割れストーリー始めるにふさわしい絶妙の表現だと思います。
 中々良い試合。
 (執筆日:8/28/10)

3試合目。IRSは地味ながら上手いのだが
WMストーリーのため早めに終わった。

4試合目、これ見て思い出したのはテイカー対偽テイカーの一戦。
試合はひどいけどテイカーならではの演出は中々というやつ。

メイン。
まず盛り上がりに欠ける。
盛り上がりにつなげれるポイント、ポイントはあるのにそれを生かせていない。
その理由の一つとして大柄な下手なレスラーを残しまくっていることにある。
あと序盤はテンポが良いのだが
途中から人がたまりすぎ上記の理由で殴り蹴りばっかり。
只フィニッシュへの流れは中々素晴らしい。

ちょっと試合よりストーリーに重点が置かれすぎているPPV。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

Aタッグ王座戦:ケベッカーズ(ch)対ハート兄弟

  オーエンが素早い動きを見せる。
  ピレーはオーエンを倒すとBに交代。
  オーエンが跳び起きる。
  ジャックはオーエンに拍手し握手を求めるも応じてもらえず腹を立てる。
  オーエンが圧倒し延髄切り。
  ハート兄弟は良い連携を見せる。
  ブレットが丸め込んでいくもカウントは2。
  思い通りに行かないケベッカーズは場外で間を置く。
  しかし流れは依然としてハート兄弟の方にある。
  ピレーはブレットにパワー・スラムを決めると
  逆転し卑劣な戦法でブレットを痛めつけていく。
  ブレットは飛び技を狙ったピレーを蹴り上げるとオーエンに交代
  オーエンはベリー・トゥー・ベリーやスピン・キックと猛攻を見せ
  ジャックにシャープ・シューター!
  しかしピレーがブルドッグでジャック救い出す。
  ケベッカーズがロープへダブル・スタンガン。
  更にダブル・クローズラインにいく。
  オーエンは避けると2人同時にドロップ・キックでブレットと交代。
  ブレットは2人に波状攻撃を仕掛ける。
  オーエンがジャックを羽交い絞めにする。
  ブレットが攻撃しようと反対のロープに走るも
  マネージャーがロープを下げたため転落してしまう。
  オーエンはブレットの元に駆けつけ気遣う。
  ケベッカーズはブレットの痛めた脚を攻める。
  オーエンはブレットを助けようとするのだが相手は2人。
  一人を追い払っても、もう一人がブレットの脚に椅子やパターで攻撃。
  オーエンはカウント・アウトを避けるためブレットをリングに入れるので精一杯。
  ケベッカーズがブレットに協力してのセントーン・ボムを狙うも避けられ自爆!
  オーエンはタッチを求めている。
  しかしブレットは倒れた状態からピレーにシャープ・シューターを狙いにいく!
  だがもはや立ち上がることさえ出来ない!
  これを見てレフェリーはレフェリー・ストップでケベッカーズの勝利を告げる。
  オーエンは悔しそうにして文句を言っている。
  そしてなんとか立ち上がったブレットの脚を蹴りつけ去っていく。
  ブレットは担架で運ばれていく。 


Dロイヤル・ランブル
  スコット・スタイナー対サムーで試合開始。
  3番手でリック・スタイナー。
  スタイナー兄弟は競うようにサムーに技を決めていき
  4番手クワンが入る直前にサムーを落とす。
  クワンは入るなりリックに毒霧。
  スコットはリックが心配で試合に集中できない様子。
  5番手でオーエン!
  リックを落とす。
  7番手ディーゼルは8番手が出る前に
  リングにいる4人全員を落とす。
  ルガーがカブキ、テンリュウにバック・ステージで襲われた模様。
   バックランドを含む8、9、10番目も瞬殺したディーゼルだったが
  11番目はサベージ!
  さすがにサベージは一味違いディーゼルを圧倒。
  12番手はJJ。
  サベージに襲い掛かり投げ捨てる。
  しかしサベージはエプロンに着地すると
  落としたと思っているJJを不意打ちし投げ落とす。
  13番手クラッシュはディーゼルに加勢しサベージを落とす!
  クラッシュとディーゼルが殴りあうも14番手ドインクを見て再び共闘関係に戻る、
  ドインクは小道具で目潰しするもすぐ劣勢になる。
  ディーゼル、クラッシュはわざわざロープを下げ15番手ビガロを迎え入れる。
  だがビガロがドインクを落とすなり襲い掛かる。
  16番手はメイベル。ディーゼルやビガロにも対等に渡り合う。
  18番手はHBK!
  元ボディ・ガードのディーゼルがHBKに襲い掛かるかと思いきや握手。
  しかしこの隙を突き他の全員がディーゼルに襲い掛かり落とす!
  19番手モーはやはりメイベルと共闘する様子。 
  全員がメイベルに目を突け投げ落とす。
  23番手ルガーがカブキを落とす。
  24番手テンリュウが復讐とばかりにルガーに襲い掛かる。
  26番手はマーテル。
  27番手はブレット!まだ脚を引きずっている。
  脚を狙われほとんど何も出来ない。
  ルガーやビガロら4人でクラッシュを落とす。
  29番手はジャネッティ。
  HBKに襲い掛かる。
  トラース・キックを避け逆にスーパー・キック。
  30番手が出てからも
  しばらく攻防が続き徐々に減っていく。
  ルガーがビガロのコーナーへの攻撃を避けると
  ビガロは一回転してエプロンへ。
  ルガーが殴りつけビガロは脱落!
  ジャネッティがHBKを落とそうとするも
  HBKはジャネッティを落とし自分だけエプロンに残る。
  ブレットルガーが同時にウィップしたためHBKとファトゥーが激突。
  ブレットとルガーは協力してテンリュウを落とす。
  残りはブレット、HBK、ファトゥー、ルガーの4人。
  HBK対ブレット、ルガー対ファトゥーになる。
  HBK、ファトゥーが協力してルガーを持ち上げる。
  だがルガーは何とかエプロンに着地し猛攻撃。 
  再びブレットとルガーが同時にウィップ。
  HBKは2度も同じ手にひっかかるかとファトゥーを飛び越すも
  それが仇となりHBK、ファトゥーはショルダー・スルーで場外に転落!
  ルガーがボディ・スラムの要領で持ち上げる。
  ブレットは抵抗し逃れるも、そのままもつれて両者転落!
  2人のレフェリーの意見が食い違う。
  リプレイを見るも判定できない。
  結果両者が優勝者となる!

試合結果

@タタンカ対バン・バン・ビガロ
Aタッグ王座戦:ケベッカーズ(ch)対ブレット・ハート、オーエン・ハート
BIC王座戦:レイザー・ラモン(ch)対IRS
CWWF王座、棺桶戦:ヨコズナ(ch)対アンダーテイカー
Dロイヤル・ランブル(優勝者:レックス・ルガー、ブレット・ハート!)