TOPアメリカン・プロレスWWE 1993年 →WWE:King of the Ring 6/13/93

WWE:King of the Ring 6/13/93の分析


名勝負 なし
好勝負 準決勝:ブレット・ハートvs.カート・ヘニング

日本語版でレビューしています。
実況解説が変わりましたが、声が良いだけでいまいちですね。

ブレットとラモンの試合は訳が分からないほどに短い。
しかしブレット絡みの他の試合は良いし
WWF王座戦もホーガンにしては良い。 

D準決勝:ブレット・ハートvs.カート・ヘニング
 相変わらずクラシカルなレスリング・マッチを見せてくれました。
 個人的にはサマースラム91ほどには思えず。
 原因はパーフェクトですね。
 スタンド/グラウンドで微細な変化がつけれてないのと
 本来ならロープに振る所を押し飛ばしたりと、絶好調時のリズムではありません。
 動きがはっきりしない場面が見られましたしね。
 勿論その分型だけに頼らずイノベイティブに動いた結果だけど
 あくまで型の中でその型自体を広げる方が好きですね。
 後半のラフな戦法により対比づけは素晴らしいし
 互角な立場を上手く利用したブレットの引き出しもまた見事でした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:10/28/09)

H決勝:ブレット・ハートvs.バン・バン・ビガロ
 ブレットは1試合多く戦っている形で
 試合においてもルナの椅子攻撃を食らい3カウントを許すも
 サブ・レフェリーの抗議により試合再開というネタがあり
 ちょっと安直過ぎる展開かなと思います。
 しかしブレットの動きからは仕掛けないと潰される構図が伝わってくるし
 ビガロが再開後に腰攻めを選択してきたのは上手いですね。
 最後がもう一つ物足りないのはビガロの素直さのせいでしょうね。
 敗者に収まってがつがつとした自己アピールが足りないので
 最後の最後でブレットの苦境をもたらしていたのが
 本当にビガロだったのか疑問符がつく形になってしまいました。
 平均的な良試合。
 (執筆日:9/29/09)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

D準決勝:ブレット・ハートvs.カート・ヘニング
  組み離れる。
  パーフェクトがバックを取る。
  ブレットがロープに逃れる。
  組むとブレットがヘッド・ロック。
  パーフェクトがエルボーを入れロープに振る。
  ブレットがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  パーフェクトがヒップ・トスを狙う。
  ブレットがヒップ・トスに切り返す。
  グラウンド・ヘッド・ロックへ。
  パーフェクトがグラウンド・ヘッド・シザースに切り返す。
  ブレットが引き抜いてヘッド・ロック。
  パーフェクトは起き上がると顔に手を押し当てコーナーに押し込む。
  離れずチョップ。
  コーナーに振ろうとする。
  ブレットが振り返しボディ・スラム。
  パーフェクトがダウン状態からすぐ蹴り飛ばす。
  ボディ・スラム。
  ブレットがダウン状態からすぐ蹴り飛ばす。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  パーフェクトは起き上がるとエルボーを入れロープに押し飛ばす。
  クローズラインを狙う。
  ブレットが避けクルーシーフィックス。カウント2。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  パーフェクトは起き上がるとエルボーを入れロープに押し飛ばす。
  ブレットがクロス・ボディ。 
  パーフェクトはカウント1で返すとその反動で落ちたブレットを追いかけチョップ。
  エプロンに頭部をぶつけてからリングに戻る。
  エプロンに上がってきたブレットを殴りつける。
  ロープの反動でブレットを柵にぶつける。
  ブレットは脚を押さえている。
  パーフェクトはブレットをエプロンに上げるとパンチ。
  リングに入れニー。
  カバーするもカウント2。
  ブレットが腹にパンチ。
  パーフェクトはブレットを殴り倒すとコーナー上へ。
  ミサイル・キックを決めカバー。
  ブレットの脚がロープにかかる。
  コーナーに振って正面からぶつける。
  カバーするもカウント2。
  殴り倒す。
  コーナー上へ。
  ブレットが殴りつけて体勢を崩す。
  そしてスーパープレックス。
  カバーするもカウントは2。
  パーフェクトの脚を蹴り飛ばす。
  脚を蹴り飛ばす。
  4の字を決める。
  パーフェクトが何とかロープを掴む。
  ブレットはパーフェクトの脚を取って倒すと脚にエルボー・ドロップ。
  レッグ・ロック。
  パーフェクトが顔を押さえて脚裏を叩きつける。
  起き上がるとブレットの髪を掴んで投げる。
  ロープに振るとスリーパー。
  ブレットはふらふらながらロープにもたれる。
  パーフェクトはぎりぎりまで放さない。
  チョップ。
  スリーパー。
  ロープに脚をかけて力をかける。
  ブレットは起き上がるとコーナーに走る。
  体勢を低くする事でパーフェクトをターン・バックルにぶつけ逃れる。
  アッパーカート。
  ターン・バックルにぶつける。
  髪を掴んで投げるとパーフェクトは股間を鉄柱に打ち付ける。
  中央に持ってくるとアトミック・ドロップ。
  ロシアン・レッグ・スイープを決めカバー。カウント2。
  ニー・ドロップにバック・ブリーカー。
  セカンド・ロープからエルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  シャープ・シューターを狙う。
  パーフェクトが指を掴んで防ぐと指を踏みつける。
  パーフェクト・スープレックスを狙う。
  ブレットがこらえる。
  脚をかけて防ぐと場外へのブレーン・バスターへ。
  道連れになり自身も場外に転落。
  パーフェクトが咲きに戻る。
  ブレットが戻り、両者ふらついた状態で相対。
  パーフェクトが不意をついてインサイド・クレイドル。 
  ブレットが体勢を入れ替え1,2,3!
  ブレットが勝利!

試合結果

@1回戦:ブレット・ハートvs.レイザー・ラモン
A1回戦:カート・ヘニングvs.Mrヒューズ(DQ)
B1回戦:ジム・ドゥガンvs.バン・バン・ビガロ
C1回戦:タタンカvs.レックス・ルガー(タイム・リミット・ドロー)
D準決勝:ブレット・ハートvs.カート・ヘニング
EWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch) vs.ヨコズナ(新チャンピオン!)
Fスタイナー・ブラザーズ、スモーキング・ガンズvs.マネー・インク、ヘッド・シュリンカーズ
GIC王座戦:ショーン・マイケルズ(ch)vs.クラッシュ
H決勝:ブレット・ハート(優勝!)vs.バン・バ ン・ビガロ