TOPアメリカン・プロレスWWE 1991年 →WWE:Royal Rumble 1/19/91

WWE:Royal Rumble 1/19/91の分析


名勝負 ロッカーズvs.オリエンタル・エクスプレス
好勝負 なし

@ロッカーズvs.オリエンタル・エクスプレス
 信じられないほど素晴らしく美しいタッグ・マッチ。
 91年という年代を感じさせないあらゆるタッグの見せ場が
 敢えて孤立をする必要がない程全編に渡りぎっしり詰まっています。
 その充実度故、序盤、中盤、終盤という大枠は余りないですがそれも問題にならない。
 只レフェリー・チェックの場面は普通に反撃して盛り上げにつなげたい所でした。
 後はオリエンタル・エクスプレスが勝つ場面が想像できないというか
 引き立て役という立場で試合を進めるので予定調和を感じる部分がありますね。
 しかしそういうどちらが勝つかでハラハラさせる必要がない程完成している。
 名品。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:10/4/09)

3試合目。ウォーリアーとスローターでは
試合の質は見ずともわかります。
只盛り上がりはしたので彼の場合十分次第点か。

5試合目はこの親子タッグがWWFでも実現していたことに驚き。
試合自体は只デビアスとヴァージルの仲間割れのためだけに組まれたもの。

メイン。
全般を通してテンポが悪い。
たまりすぎて全体的な意思疎通が出来ていない。
まあ、それが必要なポイント、ポイントの見せ場さえ用意されていないんですが・・・
特筆すべき唯一の点はマーテルが一人長時間奮闘していたことですね。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

@ロッカーズ vs.オリエンタル・エクスプレス

  ロッカーズがコーナーでアピール。
  その隙を突いてタナカがジャネッティを突き落とす。
  HBKが殴りかかるもエクスプレスにロープに振られショルダー・スルーを食らう。
  タナカがバックを取って動きを封じる。
  サトウが構えるもジャネッティが入ってきてサトウにドロップ・キック。
  タナカにスーパー・キックを決める。
  ロッカーズはタナカをロープに振ると持ち上げて落とす。
  対角コーナー上へ。
  場外のサトウがタナカを引きずり出して救う。
  ロッカーズは油断したエクスプレスにトペ・スイシーダ。
  リングに戻りアピール。
  仕切り直し。
  サトウ対ジャネッティ。
  ジャネッティがヘッド・ロック。
  サトウがロープに振ろうとするもジャネッティが締め上げ防ぐ。
  サトウがバック・ドロップを狙うもジャネッティが首投げでグラウンドに倒す。
  サトウは起き上がると腹にエルボー。
  ロープに振りリープ・フロッグ。
  ジャネッティは潜ると止まってバックを取る。
  サトウがバックを取り返しオコーナー・ロールを狙う。
  ジャネッティはロープを掴んで防ぐと突進。
  サトウはリープ・フロッグで避けるとヒップ・トスから腕を取る。
  ジャネッティがグラウンド・ヘッド・シザース。
  サトウが倒立から逃れて上に被さる。
  ジャネッティはカウント2でブリッジして置きあがるとバック・スライド。カウントは2。
  仕切り直し。
  サトウがジャネッティをロープに押し込む。
  エプロンのタナカが背中を突く。
  タナカに注意が向いたジャネッティをサトウが殴りつける。
  タッチするとロープに振ろうとする。
  ジャネッティは振り返すとリープ・フロッグにいきサトウとタナカを衝突させる。
  タナカにアーム・ドラッグを決めて腕を取る。
  自陣に連れて行く。
  タッチしたHBKがコーナー上から飛び、取られている腕を殴りつける。
  腕を取るとわきの下に頭を入れ投げる。
  腕にニーを落とし投げる。
  タナカが起き上がりロープに振る。
  HBKがショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  タナカがカウンターでフライング・フォア・アームズ。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  HBKは起き上がると腹にパンチを入れロープに振る。
  その際タナカはサトウにタッチする。
  タナカは伏せたサトウとHBKを飛び越えていく。
  サトウとぶつかりそうになるも直前で止まる。
  HBKが見合ったサトウとタナカの頭部をぶつける。
  タナカをロープに振りハイ・ニー。
  スナップ・メアからカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  タナカは起き上がると腹にパンチを入れる。
  ロープに走りクローズラインを避けるもスリーパーに捕まる。
  サトウがセカンド・ロープにのる。
  ジャネッティが防ぐためにリングに入ろうとするもレフェリーに止められる。
  サトウが飛んでHBKを殴りつけ救い出す。
  両者ダウン。
  HBKが蹴りつけようとする。
  タナカは受け止めると払い蹴り。
  脳天にチョップ。
  もう1発。
  チョップ。
  コーナーにもたれさせパンチを叩き込んでいく。
  HBKが体勢を入れ替えパンチを叩き込んでいく。
  10カウント・パンチへ。
  サトウとジャネッティが入って殴りあいかけるもレフェリーがジャネッティを自陣に戻す。
  HBKが10カウント・パンチの体勢から背後のサトウにムーンサルト。
  殴りつけていく。
  HBKがコーナーのタナカを、ジャネッティが反対コーナーのサトウを振りぶつけようとする。
  エクスプレスは腕を絡めて激突を防ぐとロッカーズにフォア・アームズ。
  タナカがコーナーのHBKを、サトウが反対コーナーのジャネッティを振りぶつけようとする。
  ジャネッティが伏せ、HBKが飛び越える。
  そしてクローズラインへ。
  エクスプレスは2人共避けるとバック・ドロップへ。
  ロッカーズは後ろに着地するとドロップ・キック。
  エクスプレスはそれぞれ反対方向の場外へ。
  ロッカーズはフェイクを入れてからダイビング・ボディ・アタック。
  サトウが何とかリングに体を入れる。
  HBKがスナップ・メアからカバー。カウント2。
  HBKはタッチすると2人でロープに振りバック・エルボー。
  ジャネッティがカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  サトウが起き上がりパンチを出してきたらすぐ自陣に行きタッチ。
  HBKがサトウを羽交い絞めにする。
  ジャネッティがパンチを打ち込み引っ込む。
  HBKはサトウにブレーン・バスターを決めるとカバー。
  タナカがカット。
  HBKはサトウをコーナーに振るとモンキー・フリップを狙う。
  サトウが耐えるとエプロンのタナカが飛びついてロープへのスタンガン。
  サトウがHBKにストンピングを連打。
  レフェリーをジャネッティの方に向けるとフジがHBKにステッキ攻撃。
  交代したタナカがHBKの喉にチョップ。
  起こすとチョップを打ち込み倒す。
  タッチするとサトウがHBKの体を持ち上げロープに横にする。
  タナカがサトウを飛び越えヒップ・ドロップ。
  サトウがカバーするもジャネッティがカット。
  レフェリーがジャネッティを帰している隙にノー・タッチでタナカと交代。
  タナカは喉元にチョップを入れるとショルダー・クロー。  
  HBKが起き上がりかけるも崩れる。
  レフェリー・チェックが入る。
  HBKは腕を上げる。
  タナカがカバーにいく。カウント2。
  顔を殴りつけていく。
  タッチすると2人で頭部にチョップ。
  HBKがサトウに蹴り。
  コーナーに振ろうとする。
  しかし振り返され一回転してエプロンに転落。
  エプロンのタナカがスーパー・キックでHBKをリングにけりいれる。
  ジャネッティがリングに入ろうとするもレフェリーに戻される。
  その隙にエクスプレスがダブル・クローズラインを決める。
  タナカがカバーするもカウントは2。
  顔にパンチ。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  HBKがフェイス・バスターに切り返す。
  両者ダウン。
  サトウが入ってきてエプロンのジャネッティを殴りつける。
  そしてHBKを捕まえる。
  2人でHBKをロープに振ると帯でのクローズラインを狙う。
  HBKは避けると帯びにボディ・プレスを決めるよう飛ぶ。
  するとエクスプレスが引き合わされぶつかる。
  HBKは何とか這っていきジャネッティにタッチ。
  サトウが止めようとするも間に合わない。
  ジャネッティが2人を殴りつけていく。
  2人にボディ・スラム。
  2人にドロップ・キック。
  サトウをロープに振るとパワー・スラム。
  ロープに振るとフライング・バック・エルボー。
  カバー。
  場外に落ちていたタナカがリングに戻りカット。
  HBKが入ってタナカを殴り落とし場外へ。
  ジャネッティがサトウをロープに振ろうとする。
  サトウが振り返しヒップ・トスを狙う。
  ジャネッティが防ぎバック・スライドに持っていこうとする。
  HBKに追われていたタナカはリングに入る。
  HBKが追うもレフェリーに戻るよう指示される。
  ジャネッティが力押しでバック・スライドに持っていく。
  レフェリーがカウントするもタナカがカット。
  ジャネッティを起こすとロープに振りクローズラインへ。
  避けられロープに走る。
  HBKが脚を掴んで倒す。
  ジャネッティがカバーするもカウント2。
  HBKが入ってくる。
  入ってきたタナカを殴りつけて追い出すと
  2人でサトウをロープに振りスーパー・キック。
  HBKがコーナーにのりジャネッティがHBKをサトウの上に投げようとする。
  タナカが入ってきてジャネッティを蹴り飛ばす。
  するとHBKにぶつかり、HBKは場外落下。
  サトウがジャネッティにボディ・スラム。
  スリング・ショットを決めるとその先のタナカがチョップ。
  もう1回狙う。
  HBKが入ってきてタナカにパンチを入れ屈ませる。
  サトウにクローズライン。
  衝撃でジャネッティはスリング・ショットを食らうもその先のタナカにサンセット・フリップを決める。
  HBKがサトウを押さえカットを防ぐと1,2,3!
  ロッカーズの勝利!


Eロイヤル・ランブル
  ブレット対ブラボーで試合開始。
  ブレットはいきなり落とすことに成功しかけるも
  ブラボーに猛反撃を食らう。
  しかしそのブラボーもあっけなく3番手ヴァレンタインに落とされる。
  5番手がケヴィン・ヴォン・エリック、6番手がリック・マーテル。
  ブレットとエリックは同じベビーということで時たま共闘関係を見せる。
  一方のヒールはここぞというところで裏切ってベビーを落とすことが出来ないでいる。
  エリックがロマにアイアン・クロー!
  ロマはアトミック・ドロップで返す。
  マーテルはボディ・スラムで落とされかけるも
  ロープを使って逆にシンバを落とす。
  9番手ジェイク・ロバーツがマーテルに襲い掛かる!
  マーテルが場外に出て休もうとするるのでレフェリーが注意。 
  ロバーツが殴りつけ落とそうとするが マーテルはサミングで逃れる。
  ジェイクはマーテルにロープ絡めにされるもエリックに助け出される。
  11番手ティト・サンタナがマーテルに襲い掛かる。
  12番手はアンダーテイカー!
  いきなりブレットを落とす。
  テイカーは攻撃を食らうもほとんど利いていない様子。 
  13番手はジミー・スヌーカ、14番手はブリティッシュ・ブルドッグ!
  ジェイクはマーテルにDDTを狙うも逃げられる。
  マーテルはエプロンを移動しジェイクの背後に忍び寄ると
  不意打ちして落とす。
  15番手スマッシュ、16番手ホーク。
  テイカーはトルネード・パンチを避けると、そのままエリックを投げ落とす。
  ホークがスヌーカを投げ落とす。
  18番手サベージは出てこない。
  19番手はアニマル。
  ホークと一緒にテイカーを殴りつけていく。
  テイカーはダブル・チョーク・スラムを狙う。
  LODはテイカーを蹴りつけるとダブル・クローズラインで落とす!
  しかし喜びもつかの間マーテルがホークに襲い掛かり落とす。
  20番手でクラッシュ。
  スマッシュと一緒にブルドッグに襲い掛かる。
  マーテルは何回も落とされかけるが粘りを見せている。
  21番手にジム・ドゥガン。
  アニマルは飛び技を狙ったマーテルを捕まえベア・ハグ。
  22番手はアースクエイク。
  アニマルが向っていきアースクエイクを倒すも
  ショルダー・スルーで場外に落とす。
  23番手はMr.パーフェクト!
  パーフェクトはドゥガンにウィップを食らいパーフェクトな受身。
  ショルダー・スルーでドゥガンを落とす。
  24番手はホーガン!
  スマッシュを落とすとアースクエイクに向っていくが
  簡単には落とせない。
  マーテルはホーガンのシャツを引きちぎり、それで首を絞める。
  アースクエイクがサンタナを落とす。
  ヒールらがホーガンを落としにかかるもダグラスが助ける。
  ルークは入るやアースクエイクに落とされると
  そのままモンキー・ダンスをしながら退場していく。
  パーフェクトはホーガンを狙ったチョップを
  ウォー・ロードに誤爆させるも
  そのまま場を離れ何事も起こらない。
  最後はタグボート。
  アースクエイクに襲い掛かる。
  ホーガンがタグボート等3人連続で落としている。
  ブルドッグはコーナー上のパーフェクトの体勢を崩すとドロップ・キックで落とす。
  マーテルがナイドハートを落とす。 
  ブルドッグはコーナー上のマーテルの体勢を崩すとクローズラインで落とす。
  残りはホーガン、ブルドッグ、ノブス、アースクエイク。
  アースクエイク、ノブスが協力してブルドッグを落とす。
  2人がホーガンに襲い掛かる。
  アースクエイクがアースクエイク・ヒップ・ドロップ。
  2人は勝利を確信してアピール。
  ホーガンは平然と立ち上がるとビッグ・ブーツでノブスを落とす。
  アースクエイクにもビッグ・ブーツ。
  ジミー・ハートを殴りつけるとアースクエイクにボディ・ドロップを狙う。
  しかし持ち上げられずボディ・プレスに返される。
  アースクエイクがホーガンを痛めつけていきパワー・スラム。
  ホーガンはハルク・アップ!
  殴りつけビッグ・ブーツからボディ・スラム。
  クローズラインで落とし優勝!
  ホーガンがWMへ!

試合結果

@ロッカーズvs.オリエンタル・エクスプレス
Aビッグ・ボス・マンvs.バーバリアン
BWWF王座戦:アルティメット・ウォーリアー(ch)vs.サージェント・スローター(新チャンピオン!)
CココBウェアvs.マウンティー
Dダスティ&ダスティン・ローデスvs.テッド・デビアス、ヴァージル
Eロイヤル・ランブル(優勝者:ハルク・ホーガン!)