TOPアメリカン・プロレスWWE 1988年 →WWE:Royal Rumble 1/24/88

WWE:Royal Rumble 1/24/88の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目。
ルードはマッチョなのに自分のスタイルを確立しているので
そこそこ上手いのだがこの結末では・・・。

Aタッグ王座戦、3本勝負:グラマー・ガールズ(レイラニ・カイ、ジュディ・マーチン)(ch)vs.ジャンピング・ボム・エンジェルズ(立野記代、山崎五紀)
 GGのやられ姿、ヒール・プレイの見せ方、
 JBAのムーブの良さ、これはそれぞれ出せています。
 控えが絡んでの盛り上げもあります。

 ただ昨年の試合を見ていると
 どうにもテンポが良くなく、全体のダイナミックさがありません。

 原因は全てこの3本勝負という形式。
 試合時間はある程度配慮されていますが、
 それでも彼女たちがノルのを阻害し分断する結果になっています。

 平均的な良試合。
 (執筆日:4/?/21)

3試合目でWWF初のロイヤル・ランブル。
まずホーガン、アンドレ、デビアスというビッグ・ネームが出てない。
WMの前哨戦という形で出たらいいのに。
あまりに練られていない。
今では定番の最強巨人キャラやタッグ同士の裏切り、結託なんかは皆無。
事前に計画されていたのは優勝者とベビー対ヒールという構図だけか?
そのためカメラ・ワークも上手くない。
いくら初めてとはいえもう少し工夫が欲しい。
ロイヤル・ランブルが少し不安だったのか
メインは中堅以下同士のスタリオンズ対アイランダーズ。
これがメインというのはきつい。
更に1本取られた後一回下がり
他のインタビューがはいった後再び始めるので
3本勝負というより1本勝負を連続でした感じ。
試合以外にはディノ・ブラボーのウェイト・リフティングや
ホーガン、アンドレの調印式等がありました。
かなり悪いほう。
マッチ・オブ・ザ・ナイトは女子の試合か・・・
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Bロイヤル・ランブル
  ブレット対サンタナで試合開始。
  4番手はナイドハート。
  唯一ベビーであるサンタナを集中攻撃。
  5番手はジェイク・ロバーツ!
  ブッチを落としサンタナを救い出す。
  ブレットにDDTを狙うもナイドハートに邪魔される。
  ブレットがサンタナにパイル・ドライバー。
  6番手はレイス。
  ベビー対ヒールという構図で進んでいく。
  ハート・ファンデーションがサンタナを投げ落とす。
  デイビスはヒューストンに遺恨があるらしく
  落とされる直前のところを戻してまで襲い掛かる。
  ロバーツがトップ・ロープ下に体を通したレイスを殴っていくが
  レイスはロープをつかんでいるのでシーソー式に戻ってきて落ちな い。
  11番手でムラコが入場してくるとき
  12番手のボルコフも出てくるが、時間が来るまでレフェリーに止め られる。
  レイスがクローズラインで落とされる。
  13番手でジム・ドゥガン。 
  退場者は時たま出るくらいで、たまる一方。
  16番手ヒルビリー・ジムがナイドハートを落とす。
  18番手でアルティメット・ウォーリアー。
  ブレットが落とされ脱落。
  19番手ワン・マン・ギャングがジェイクを含む2人を落とす!
  最後の出場者はジャンクヤード・ドッグ。
  ドゥガンが デイビスら2人を落とす!
  ワン・マン・ギャングはウォーリアーも落とす。
  減っていって残りはヒールのギャング、ブラボー、ベビーのドゥガン、ムラコ。 
  ギャングはドゥガンをクローズラインでダウンさせると
  ブラボーと協力してムラコに襲い掛かる。
  ブラボーが羽交い絞めにして動けなくしたところに、
  ギャングがクローズラインを決めて落とす!
  2人はドゥガンにつめよる。
  ドゥガンは反撃するも2人相手ではさすがに不利。
  ムラコのようにブラボーが羽交い絞めにしてクローズラインへ。
  しかしドゥガンが避けたためブラボーに誤爆。ブラボーは転落してしまう!
  ギャング対ドゥガンとなる。
  ギャングが押して行きクローズラインを狙う。
  しかしドゥガンは避けると同時にロープを下げギャングを落とす!
  優勝者はドゥガン!

試合結果

@リック・ルードvs.リッキー・スティムボード(DQ)
A女子タッグ王座、3本勝負:グラマー・ガールズ(ch)vs.ジャンピング・ボム・エンジェルズ(新チャンピオン!)(2-1)
Bロイヤル・ランブル(優勝者:ジム・ドゥガン!)
C3本勝負:アイランダーズvs.ヤング・スタリオンズ(2-0)