WWE:Wrestlemania III 3/29/87の分析
名勝負 | IC王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.リッキー・スティムボード |
好勝負 | なし |
Cハーリー・レイスvs.ジャンク・ヤード・ドッグ
レイスの受けが輝くも敵と呼ぶレベルにありません。
それなのに何故かレイスが只のベリー・トゥー・ベリーで勝利。
ひどい試合です。
(執筆日:3/7/10)
E髪切りマッチ:ロディ・パイパーvs.エイドリアン・アドニス
ジミー・ハートが大忙しの活躍を見せて盛り上げました。
アドニスは受身の上手い実力者ですからね、
ラフ・ファイトの対比とスリーパーの攻防でボリュームを増せば、
ファン・マッチ以上の物にもできる可能性を感じましたが、ここでは単なるファン・マッチです。
平均レベル。
ついでにこの試合はパイパーの最初の引退試合でもありました。
(執筆日:3/3/10)
HIC王座戦:ランディ・サベージ(ch)vs.リッキー・スティムボード
抜群のセンスがレスリングを組み合わせていきます。
特に中盤の多重ロープ・ワークのシーンは天才的で今尚色あせず独特です。
レスリング・ベースの中でちょっとした過激化を織り込み、
ベース・テンポをコントロールしながら展開させていきます。
両者使う技自体が凄い軽い種類の物だけに
ペース・コントロール能力と相性が良く絶妙の攻防を生み出します。
ただレスリング・マッチとしてはムーブ自体にキレはそこまで無いですし、
もう少し展開させる前に1つのシーンをじっくり堪能させて欲しかった。
すっかり忘れていましたがスティールのいらぬ介入もありましたね。
またWWEが全米に進出してから初の名勝負なのでこの試合が業界を変えた、と言いたいのだけど
後々への影響においてはやはりメインの凡戦の影に隠れるのかな、と。
しかしアスリート性を兼ね備えた芸術性及び
待ちに待った王座交代劇という決着で歴史に燦然と輝いている。
この数え歌を締めるにふさわしい、独立可能な集大成。
文句なしに名勝負。
(執筆日:5/7/10)
Iジェイク・ロバーツvs.ホンキー・トンク・マン
ホンキーは鉄柱を使ったとしても
もう少しインサイド・ワークがないと渡り合う説得力が足りないですね。
しかし両者共に格好はついていてWWEならではの良さは出ています。
最後はせっかくアリス・クーパーがついているのですから
試合後のやり取りを試合内に含んで介入合戦をしても良かったですね。
悪くない試合。
(執筆日:4/20/11)
KWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch) vs.アンドレ・ザ・ジャイアント
ベア・ハグの膠着状態が象徴的なように
動きが致命的に足りずパワー・ファイター対巨人という素材をまるで料理できていません。
そのスローな攻防は時に馬鹿馬鹿しく見え、退屈極まりない内容です。
業界を変えた、という事実から特異性を評価しようにも
このホーガン対アンドレは初対決でもないし、
似たような内容はそこら中で見られる物ですから納得がいかないんですよね。
ホーガンがホーガンであり、アンドレがアンドレであり、
そしてこれがWMである、という以上の説明を誰か出来ますでしょうか。
ひどい試合。
状況を考慮しても少し悪い試合程度かな。
(執筆日:5/5/10)
こ の2試合がアメプロを大き くかえたといっても過言ではないでしょう。
初期WMの中で必見の内容と 言えるでしょう。。
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
HIC王座戦: ランディ・サベージ(ch)vs.リッキー・スティムボード組み離れる。
組むとサベージがバックを取る。
スティムボートが腕を取って投げる。
サベージは場外に出るとエリザベスをスティールから離れさせる。
リングに戻ると組みニー。
ロープに振りバック・エルボーへ。
スティムボートは避けるとアーム・ドラッグ。
ロープに走る。
スライディングで股下を通るとアーム・ドラッグ。
ネック・ハンギング・ツリーから投げる。
サベージが場外に転がり出る。
スティムボートが場外に出て追っかける。
サベージはリングに戻ると入ってきたスティムボートを殴りつける。
脇腹を蹴り上げる。
ロープに喉を押し付ける。
ロープを引っ張って倒れさせるとカウント1。
頭部にエルボーを打ちおろす。
コーナーでチョーク。
レフェリーが引き離す。
サベージが突進。
スティムボートはかわすとリスト・ロック。
持ち上げる。
腕を捻るとエプロンに出てロープに打ち付ける。
リングに戻ると腕を殴りつける。
リスト・ロック。
サベージがロープに振りバック・エルボー。
コーナーに振る。
スティムボートが一回転して場外に転落。
起き上がりエプロンに手をかけたスティムボートをサベージがロープ越しに蹴り飛ばす。
髪を掴んでスティムボートをエプロンに引き上げると胸にエルボーを打ちおろす。
ストンピング。
スティムボートがエプロンから場外に転がり落ちる。
サベージは髪を掴んでエプロンに引き上げるとリング内へのスナップ・メア。
頭部にエルボー。
カバー。カウント2。
ニー・ドロップ。
カバー。カウント2。
ターン・バックルにぶつけようとする。
スティムボートは防ぐと逆にぶつける。
殴りつけていく。
チョップ。
サベージの腕がロープに絡まる。
殴りつけていく。
サベージが近づいてきたスティムボートに蹴り。
抜け出すとスティムボートをロープに振ろうとする。
スティムボートが振り返す。
サベージがロープに振る。
スティムボートがクロス・ボディ。カウント2。
アーム・ドラッグで腕を取る。
サベージがすぐに起き上がりロープに振る。
スティムボートがショルダー・タックルからカバー。カウント2。
ロープに走りショルダー・タックル。
カバー。カウント2。
ロープに走る。
サベージは受け流すとロープに跳ね返ってきた所でハイ・ニー。
場外に投げ捨てようとする。
スティムボートがロープを掴んで逆上がり。
サベージがすぐ対応してクローズラインで落とす。
スティールが起こそうとするもレフェリーに注意され離れる。
サベージは場外に下りると背後からスティムボートにハイ・ニー。
スティムボートは柵の外に吹っ飛ばされダウン。
スティールがスティムボートを抱えてエプロンに上げる。
サベージはスティムボートを引き入れると反対の場外に投げ捨てる。
コーナー上からダブル・アックス。
リングに戻る。
場外に下りるとスティムボートをリングに戻す。
コーナー上からダブル・アックス。
ロープに走りエルボー。
カバー。カウント2。
起こすとロープ越しに飛びジョー・ブリーカー。
カバー。カウント2。
アトミック・ドロップ。
ブレーン・バスター。
カバー。カウント2。
エルボーを打ちおろす。
スティムボートが殴りつけチョップ。
サベージがサミング。
ガット・レンチ・スープレックス。
カバー。カウント2。
スティムボートが腹にパンチ。
もう1発。
サベージはスティムボートを起こすとバック・ドロップへ。
スティムボートは後ろに着地するとチョップ。
殴りつけチョップ。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
サベージが蹴り上げロープに走る。
スティムボートがカウンターでショルダー・スルーを決め場外に落とす。
場外に下りるとエプロンにたたきつけて入れる。
コーナーに上りダイビング・シングル・アックス。
カバーするもサベージの足がロープにかかる。
スティムボートはサベージをロープに振るとチョップで倒す。
カバー。カウント2。
チョップを振り下ろす。
サベージが避ける。
チョップを振り下ろす。
サベージが避ける。
チョップを振り下ろす。
サベージが避けてエプロンに。
スティムボートはサベージを起こすとチョップを振り下ろす。
食らったサベージは場外に転がり落ちる。
スティムボートが追う。
サベージがリングに戻る。
スティムボートはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
サンセット・フリップへ。
ロープを掴んで耐えられるも決める。カウント2。
サベージのパンチを避けスクール・ボーイ。カウント2。
足を払って倒しジャックナイフ固め。カウント2。
インサイド・クレイドル。カウント2。
ボディ・スラム。
コーナーへのスリング・ショット。
ふらついたサベージを丸め込む。カウント2。
あらぬ方向にパンチを打ったサベージにオコーナー・ロール。
サベージがカウント2で体勢を入れ替えタイツを掴む。カウント2。
スティムボートが殴りつける。
殴りつける。
サベージがタイツを掴んでコーナーにぶつける。
コーナーに振ろうとする。
スティムボートが振り返そうとする。
サベージが振り返すとレフェリーにぶつかる。
ロープに振りクローズライン。
コーナーに上りダイビング・エルボー・ドロップ。
カバーし3秒以上立つもレフェリーは気絶している。
場外に下りるとゴングを手にしてエプロンに上がる。
スティールがゴングを奪い取る。
サベージはスティールを蹴りつけてゴングを奪い返すとコーナー上へ。
スティールがサベージを突き落とす。
サベージは痛みに苦しみながらも起き上がるとスティムボートにボディ・スラムを狙う。
スティムボートがインサイド・クレイドルに切り返し1,2,3!
スティムボートが新チャンピオンに!
KWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.アンドレ・ザ・ジャイアント
ホーガンはボディ・スラムを狙うも持ち上がらずクロス・ボディに返される。
一方アンドレの方は軽々と ボディ・スラムを決めていき
ヒップ・プレスにヘッド・ バッドでホーガンを痛めつける。
ビッグ・ブーツにベア・ハ グを食らいホーガンは弱っていく。
アンドレのヘッド・バッド が鉄柱に誤爆。
ホーガンは場外のマットを はぎ取るとパイル・ドライバーを狙うがショルダー・スルーに返される。
しかしアンドレのビッグ・ ブーツをよけるとアックス・ボンバーでアンドレを倒す。
そしてアンドレにボディ・ スラム!
レッグ・ドロップを決め 1、2、3!
ホーガンが王座防衛!
試合結果
@キャン・アム・コネクションvs.マグニフィシャント・ムラコ、ボ ブ・オートンAビリー・ジャック・ハイエスvs.ハーキュー リース(ダブル・カウントアウト)
Bヒルビリー・ジム、リトル・ハイチ、リトル・ビーバーvs.キン グ・コング・バンディ、リトル・トーキョー、ロード・リトルブロ(DQ)
Cハーリー・レイスvs.ジャンク・ヤード・ドッグ
Dドリーム・チームvs.ルージョー・ブラザーズ
E髪切りマッチ:ロディ・パイパーvs.アドリアン・アドニス
Fハート・ファンデーション、ダニー・デイビスvs.ブリティッ シュ・ブルドッグス、ティト・サンタナ
Gブッチ・リードvs.ココBウェア
HIC王座戦:ランディ・ サベージ(ch)vs.リッキー・スティムボード(新チャンピオン!)
Iホンキー・トンク・マンvs.ジェイク・ロバーツ
Jアイアン・シーク、ニコル・ボルコフvs.キラー・ビーズ
KWWF王座戦:ハルク・ホーガン(ch)vs.アンドレ・ザ・ジャイアント