WWE:Best of WWE PLE 2025 part.6の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | グッド・オールドファッションド・ドニーブロック・マッチ:シェーマスvs.ルセフ(Clash in Paris 8/31/2025) 女性世界王座戦:イヨ・スカイvs.ステファニー・ヴァッケル(Wrestlepalooza 9/21/2025) ジョン・シナvs.AJスタイルズ(Crown Jewel 10/11/2025) |
@グッド・オールドファッションド・ドニーブロック・マッチ:シェーマスvs.ルセフ(Clash in Paris 8/31/2025)
荒々しいブロウル。
序盤からテーブル見せて、
形式名はよく分からなくなってるが
ちゃんとストリート・ファイトやるよと伝えてきます。
シェーマスは一線を退いた後、
試合数絞っているとはいえ毎回のようにハード・ファイトで
ショーをスティールしていますね。
ルセフもWWE復帰の弾みになるタフ・ファイトを見せました。
ぎりぎり好勝負。
Aジョン・シナvs.ローガン・ポール(Clash in Paris 8/31/2025)
外の事情が絡むシナのフェイス・ターンを
半分外の立場でいじれるローガン。
まさにうってつけのカードですね。
シナのダウン中に煽り能力によりアクション量を過大にせず合わせていて、
スタイルの相性の良さを再確認させます。
シナの動きには一つ一つ大きな歓声やチャント。
終盤少しスペクタクルは足りないが
シナのスタイルズ・クラッシュなど遊び心あり
クライマックスの攻防は良く作られています。
引退ロードにおける一試合であってもクオリティ高めで
後半は試合クオリティも見込めそうな期待感が高まってきました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Bジョン・シナvs.ブロック・レスナー(Wrestlepalooza 9/21/2025)
シナはシナ・コスを着た大勢の子供達と登場。
これがこの試合のハイライトでしたね。
強靭な敵であるレスナーに対し、
ちゃんと足を使って受け、
ダウンしても起き上がる様子で応援を引き出して、と
序盤のスタンスは正解で期待感も大きく高まりました。
ただレスナーの方に年齢上のコンディション劣化が見られ、
また試合設定上も即座にAA、F5連打での幕引き。
途中過程作れることを序盤で示したのに
それがなく終わるという謎の後味…
しかも試合後のしょんぼりして帰るシナがまた…
あれだけのサプライズをしての一戦がこの内容かと。
終わった後だと引退ロードの一枠を使って欲しくなかった、と思ってしまいますね。
悪くない試合。
C女性世界王座戦:イヨ・スカイvs.ステファニー・ヴァッケル(Wrestlepalooza 9/21/2025)
王道の絡みの中にそれぞれのアピールとなるムーブをアクセントに入れます。
一進一退攻守を入れ替えつつも精度が落ちていませんね。
細かな攻防を入れることで小さく場がまとまりかける所を
イヨが観客に対してアピールして拡張したのは素晴らしかった。
WWEがあるべきスケール感を分かっています。
終盤ステファニーがドラスクの脚攻めでもう一山場作り、
丁寧に攻防を最後まで紡ぎました。
イヨのトップ・レベルのパフォーマンスに
ステファニーも比類するべきものを見せて理想通りの内容でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/25)
Dジョン・シナvs.AJスタイルズ(Crown Jewel 10/11/2025)
シナの映像やタオルにはカンガルーのシルエットがありオーストラリア仕様。
そんな嬉しい遊びもありつつ、オーストラリアの観客が爆発的な盛り上がりで迎えします。
実況が聞こえにくくなる程でしたね。
何もない時に勝手にチャントし始める所もありますが、
シナが身振りして支持すると凄く聞き分けが良くて、
静かにもなるし暴走はしていません。
良い雰囲気の中で試合はスタート。
シナは早めの仕掛けを見せていて、
どうしても構築上は限定的で辛い台所事情を感じさせますが、
AAを早々に決めた後にミズのスカル・クラッシング・フィナーレ。
その後も他のスパスパのフィニッシャーをバンバン使うクリエイト・ア・レスラー状態。
プロレスの歴史上これからもこの禁断のモードを許されるのは
他にいないであろうというシチュエーションを愉しみ尽くします。
その中にかつてAJと共に3ウェイで戦ったブレイのシスター・アビゲイルもあったのは嬉しかったポイントですね。
AJもダニエルズのエンジェルズ・ウィングを披露する等
こちらもTNAのライバル達の技を使って応戦をしたことで
遊びのプロレスをぎりぎりのレベルに収めて、まとまりましたね。
ただAJはTNAを背景に背負っている以上、
TNAレスラーの技だけに抑えて、HBKのスイートチンはやらないで欲しかったか。
TNAといっても元WWEが多いので、
通じるレパートリーを用意するのは難しかったのは理解しつつ。
vs.コーディとは別軸で演者自体がプロレスを愉しみ尽くした一戦。
直近のシナのプロレスの中では一つの極致に辿り着いた訳ですが、
残り2ヶ月新たなページを開いてくるのか、注目が集まります。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/25)





