TOPアメリカン・プロレスWWE 2025年 →WWE:Best of NXT PPV 2025 part.1

WWE:Best of NXT PPV 2025 part.1の分析


名勝負 NXT王座戦:オバ・フェミ(ch)vs.トリック・ウィリアムスvs.ジェヴォン・エヴァンス(Stand & Deliver 4/19/2025)
好勝負 NXTタッグ王座戦:アキシオム、ネイサン・フレイジャー(ch)vs.稲村愛輝、ジョシュ・ブリッグス(NXT Veangeance Day 2/15/2025)

NXTタッグ王座戦:フラキシオム(ネイサン・フレイジャー、アキシオム)(ch)vs.ハンク&タンク(ハンク・ウォーカー、タンク・レジャー)(Stand & Deliver 4/19/2025)

@NXTタッグ王座戦:アキシオム、ネイサン・フレイジャー(ch)vs.稲村愛輝、ジョシュ・ブリッグス(NXT Veangeance Day 2/15/2025)
 パワー対ハイ・フライ。
 攻防合わせつつ自分のスタンス崩さず。
 稲村がカードに入ってた時には驚きましたが、
 彼含めて各レスラー安定したパフォーマンスでしたね。
 特にブリッグスが控えに回りつつ、良い動き。

 コーナー上からチョーク・スラムで相手にぶつけたり、
 複数人絡むスポットは合体技含めて機能していて盛り上がりました。

 このパワー・バランスの中で綺麗に帰結。

 10分と試合時間は決して長くないが満足行く内容です。

 ぎりぎり好勝負。

ANXT女性王座戦:ジュリア(ch)vs.ベイリーvs.コーラ・ジェイドvs.ロクサンヌ・ペレス(Vengeance Day 2/15/2025)
 ベイリーがキャラを出し、
 ジュリアは引きつつも主張して王者足り得て、
 コーラ、ジェイドも適切なパフォーマンス。

 シングルだけでなく4ウェイとして
 複雑な要素を絡めて意欲的です。

 ベイリーとジュリア、コーラとロクサンヌがタッグを組む
 分かりやすい手法での構築のメリハリも成功しています。

 ただ如何せん全体的に攻防のスピード感、精度がもう一レベル上がればという所。
 複雑になった文そこが落ちていて、作っている感が強いですね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/?/25)

BNXTタッグ王座戦:フラキシオム(ネイサン・フレイジャー、アキシオム)(ch)vs.ハンク&タンク(ハンク・ウォーカー、タンク・レジャー)(Stand & Deliver 4/19/2025)
 抜擢を受けたハンク&タンクですが、
 焦らずどっしりと構えパワフルさを発揮。

 フラキシオムもいつもながら気持ちよいまでの連続技で盛り上げます。

 若干ハンクのムーブを決めるポイントがアジャストされればと思いますが、
 それ以外は予想以上の内容に仕上がっています。

 相手セコンドを場外に排除する分かりやすい終盤の鬩ぎ合い。
 ハンクがトペをかわされ実況席に墜落したり、
 WMウィークらしいフィニッシャーのキックアウトといった演出もあり、
 ご機嫌なタッグの熱戦でしたね。

 文句なしに好勝負。

CNXT王座戦:オバ・フェミ(ch)vs.トリック・ウィリアムスvs.ジェヴォン・エヴァンス(Stand & Deliver 4/19/2025)
 プロレスは表現にしたって、やっぱり身体能力って偉大ですね。

 ジェヴォンのとんでもない跳躍力。 
 トリックもジェヴォンには劣りますがキレキレ。
 そしてオバの仮想性の裏に見えるパワー。

 切り返し合いのスケール感がとんでもないですね。
 比類ないレベル。
 そこに3ウェイとしてのアクセントの合わせも要所に織り交ぜます。

 ちょっとムーブで魅せることが
 観客含めた共通認識になっていて
 その為に動いている感がちょっと出ていますね。
 WWEに上がるにはもう少し矯正必要でしょうが、
 NXTではまだ良いでしょう。

 そんなことが些細に思える程、極に寄せて
 全員の魅力を爆発させて詰め込みました。

 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:4/?/2025)