TOPアメリカン・プロレスWWE 2023年 →WWE:Royal Rumble 1/28/23

WWE:Royal Rumble 1/28/23の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@メンズ・ロイヤル・ランブル(Royal Rumble 1/28/23)
 1番手ギュンター、2番手シェーマスの黄金カードからスタート。
 ファンとしてはこの2人に注目が集まりますが、
 団体からの見方とはやや乖離があるようで
 誰に焦点を当てるかはややぼやけている印象も。

 12番手でレスナー。
 ギュンターと相対してワクワク感をくれますが、
 手を出した瞬間にラシュリー入場、その入場シーンが映し出されて激突を見られず…。
 ラシュリーも大事な参加者ですが、これはお粗末。

 レスナーがRRの中心人物になるかと思いきやラシュリーに落とされるサプライズ。
 レスナーの契約関係とかそういう背景に対してサプライズなのであって
 試合の中でのサプライズ感の演出としては弱め…。
 まだ落とし方考えられたのでは?

 その後は出てきた人が活躍してつなぐ形。
 面子は揃っているのに重層感があと一歩。
 エッジがJD軍団に落とされたりとWMに向けた前振りもありますけどね。

 29番手ローガン、そして最後にコーディ復帰。
 ローガンは本物でセスを落とすに値するものの
 当然に優勝まではありえず、
 そうなるとコーディの対抗馬はギュンター。
 今回1番手で残っているように
 そのスキルに信頼感は持ってもらっている一方で
 レスナーとぶつかった時が映らなかったように
 もっと扱いを良くしないと、という印象がチラホラありましたね。

 コーディとギュンターが落ちるか落ちないかの1対1の攻防をボリューミーに行いましたが、
 ギュンターの位置づけ、この試合がオープニング・マッチということ考えると
 少し長すぎてバランス悪かったですね。

 全体的であったり芯の部分には良くなる要素があったのに
 細かな所がイマイチで伸び切らず。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

AWWE王座&ユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス(Royal Rumble 1/28/23)
 ヘビー級の重みで一つ一つ丁寧に見せます。
 
 場外をうまく利用している為、
 シンプルな中での立体的な構成が光りますね。

 確かなクオリティの技配置です。

 レフェリー気絶からストーリー展開。
 ローマン・エンパイアが介入して
 オーウェンスを徹底的にKOしていきます。
 
 複雑な心境で、もう十分じゃないかと提言するサミに、
 椅子を叩きつけろ、と踏み絵を迫り、遂にサミが離反。
 結果、サミもボコボコにされますが、そこにジェイは加わらず1人立ち去っていきます。

 試合としては終盤がストーリーの為にワン・パターンな流れになったので、
 好勝負に少し届かず、といった所ですがWMに向けて面白くはなってきましたね。
 (執筆日:1/?/23)
Rating:★★☆☆☆