WWE:Crown Jewel 11/5/22の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Raw女性王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ビアンカ・ブレア(ch)vs.ベイリー |
@ブロック・レスナーvs.ボビー・ラシュリー
A女性タッグ王座戦:アレクサ・ブリス、アスカ(ch)vs.ダメージ・コントロール(ダコタ・カイ、イヨ・スカイ)
Bドリュー・マッキンタイアvs.キャリオン・クロス
Cジャッジメント・デイ(ダミアン・プリースト、ドミニク・ミステリオ、フィン・ベイラー)vs.The OC(AJスタイルズ、カール・アンダーソン、ルーク・ギャロウズ)
Dブラウン・ストロウマンvs.オモス
Eタッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ブローリング・ブルーツ(ブッチ、リッジ・ホーランド)
FRaw女性王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ビアンカ・ブレア(ch)vs.ベイリー
このカードは序盤の型が見えない感がありますが、
悪くない流れでメインのハードコア様式にバトン・タッチ。
椅子に始まりラダーやテーブルが出てきます。
鉄階段の入角の所に挟み込む等
形式に基づいたユーモアを交えつつ場も適度に切り替えて
マンネリ感のない攻防になっていますね。
ゴー・カートまで出てきて
どういう帰結をするのか気にならせると
ちゃんとその期待に応えるフィニッシュ。
フィニッシュに至る技が決まる際にアクシデンタルに椅子がずれたのが
かえって説得力の向上にも繋がっていて素晴らしかった。
ぎりぎり好勝負。
GWWE&ユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.ローガン・ポール
レインズの力強いテイクダウン対し同質のアンサーを返せるポール。
レインズのスーパーマンパンチもパクって様になる等
その身体能力の高さは相変わらず魅力的ですね。
大枠のダメージ感合わせもできています。
細かな起伏作りまでは流石にコントロール出来ていませんが、
そこはレインズが攻守に渡って見事な顔芸と共に表現。
このスタイルになった直後の尖ったスタイルを蘇らせて素晴らしい噛み合いを生み出しています。
期待を超える内容ですが、
最後のジェイク・ポール含めた乱入祭り、フィニッシュに至る流れが大味過ぎて
取って付けた感があったのが残念。
ちゃんと最後の流れ作りさえしていれば好勝負の評価でした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/?/22)
Rating:★★☆☆☆