WWE:Money in the Bank 7/18/21の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | Raw女性王座戦:リア・リプリー(ch)vs.シャーロット・フレアー MITBラダー・マッチ:ビッグE vs.ドリュー・マッキンタイアvs.ジョン・モリソンvs.ケヴィン・オーウェンスvs.キング・ナカムラvs.リコシェvs.リドルvs.セス・ローリンズ |
@MITBラダー・マッチ:ニッキーASH vs.アレクサ・ブリスvs.アスカvs.リヴ・モーガンvs.ナオミvs.ナタリアvs.タミーナvs.ゼリーナ・ヴェガ
ARawタッグ王座戦:AJスタイルズ、オモス(ch)vs.ヴァイキング・レイダース
BWWE王座戦:ボビー・ラシュリー(ch)vs.コフィ・キングストン
CRaw女性王座戦:リア・リプリー(ch)vs.シャーロット・フレアー
尊大なシャーロットをリアが翻弄する攻防ですが、
リアのムーブが綺麗だからこそ様になっていますね。
シャーロットもシンプルにスケール感のある攻め。
トップ対決ならではの迫力がありました。
リアのレベルも上がっていてシャーロットに全く引けを取らない。
強烈なパワーでシャーロットを地面に下ろさずに体勢を変えて投げ切るシーンは圧巻。
それを考えるとシャーロットはもう少し試合運びのリズムを変えて臨んでも良かったですね。
終盤になるとその余地もシャーロットがロープ悪用フォールを狙ったりと色を変えてきたことで改善され、
良い感じに右肩上がりに戻り激闘。
期待通りの内容でしたね。
ぎりぎり好勝負。
DMITBラダー・マッチ:ビッグE vs.ドリュー・マッキンタイアvs.ジョン・モリソンvs.ケヴィン・オーウェンスvs.キング・ナカムラvs.リコシェvs.リドルvs.セス・ローリンズ
リドル、リコシェの連携からビッグE、マッキンの一騎打ち。
順番に絵を作っていきます。
ちゃんとコンスタントに見せ場を用意するのは流石WWEですね。
セスとモリソンによるラダーの連携、
リドルのオートン・ムーブ、オーウェンスのタフガイな受けっぷり、
ここぞのスポットもWWEスターならではのものがあります。
ただ8人ということを考えるともう少し密度のあるシーンがあっても良いですし、
ナカムラ、ビッグEは他に比べて目立たなかった感がある。
全く用意されていない訳ではないので、
構成としてダメというより8人もの人数でやることの限界というところでしょうね。
派手なことをやりつつ一人当たりの負荷を軽くするのも間違ってはいないが、
個人的には6人以内でMITBはやって欲しい所です。
WWEのMITBラダー・マッチというエンターテイメントとしては完成度高い。
ぎりぎり好勝負。
Eユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.エッジ
序盤はロング・マッチを意識して抑えたアクションとやり取りで積み重ね。
観客が入って生のレインズ、エッジに歓声を送れるようになっているので雰囲気は良いですね。
エッジがレインズを鉄柱に肩から突っ込ませ腕に狙い。
レインズも場外で間を取り追ってきた所を場外サモアン・ドロップ。
明確な展開付ですが、よく言えばベーシックに原点回帰していると言えますが、
悪く言えばエッジの制限を感じさせる所もあります。
レインズが観客とコンタクト取りながら試合運び。
エッジも観客との一体感が心地よく、
顔芸の上手さも活かして載せていきました。
なのでクオリティは決して悪くなくメインとして十分ですが、
好勝負に踏み入れるのはちょっと物足りない。
それでもバリケード破壊やレフェリー気絶など
WWEらしい演出盛りだくさんで試合後にはまさかのシナ登場というサプライズ。
好勝負に届かなくても観客を満足させる術を知っている
WWEの強みを見せつけられた試合といえるでしょう。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/?/21)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@MITBラダー・マッチ:ニッキーASH vs.アレクサ・ブリスvs.アスカvs.リヴ・モーガンvs.ナオミvs.ナタリアvs.タミーナvs.ゼリーナ・ヴェガARawタッグ王座戦:AJスタイルズ、オモス(ch)vs.ヴァイキング・レイダース
BWWE王座戦:ボビー・ラシュリー(ch)vs.コフィ・キングストン
CRaw女性王座戦:リア・リプリー(ch)vs.シャーロット・フレアー(新チャンピオン!)
DMITBラダー・マッチ:ビッグE vs.ドリュー・マッキンタイアvs.ジョン・モリソンvs.ケヴィン・オーウェンスvs.キング・ナカムラvs.リコシェvs.リドルvs.セス・ローリンズ
Eユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.エッジ