WWE:Wrestlemania 37 Night Two 4/11/21の分析
名勝負 | ユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.エッジvs.ダニエル・ブライアン |
好勝負 | なし |
@ランディ・オートンvs.ザ・フィーンド
A女性タッグ王座戦:ナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ナタリア、タミーナ
Bケヴィン・オーウェンスvs.サミ・ゼイン
CUS王座戦:リドル(ch)vs.シェーマス(新チャンピオン!)
打撃をハードに打ち込み、受け手も脚を使ってその重さを感じさせます。
大技の混ぜ方も上手いですね。
シェーマスはRaw含めて今年絶好調で、今回も非常に力強い。
そしてそれはリドルのガムシャラ感も際立たせる結果になっています。
リドルがスパニッシュ・フライを繰り出す等
センスある技のチョイスで短時間ながらKO必至のタフ・マッチに。
力強さを感じさせるのにパワー技だけではないのが面白いですね。
コーナー上から投げようとして体勢を崩してリングに着地したりとミスが幾つか。
最後のフィニッシュも視覚的インパクトは弱かったですね。
実際は顎に危険な感じで入っていて流血するぐらいだったんですが、
リアルと視覚の不一致で評点を落とした所は勿体なかった。
それでも昨日のセスvs.セザーロと同じくエネルギッシュな試合でした。
好勝負に少し届かず。
DIC王座戦:ビッグE(ch)vs.アポロ・クルーズ(新チャンピオン!)
ERaw女性王座戦:アスカ(ch)vs.リア・リプレイ(新チャンピオン!)
Fユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.エッジvs.ダニエル・ブライアン
ローマンがブライアンをエルボーで薙ぎ倒します。
一発でフィジカルお化けであることを表現。お見事ですね。
ジェイも平然と介入し、2対2のような攻防で
ショート・カットしつつ早くも潰し合いの雰囲気感を演出しました。
バランス良く三人目が絡む良質な試合進行。
ブライアンの気迫は観客の感情を一瞬で頂点に持っていくし、
レインズも色気たっぷりの間を見せます。
そしてエッジも流石の見せ方でWMスケール、スパスタ・スケールの試合でしたね。
終盤ブライアンがダイビング・ヘッド・バット。
WM3ウェイでこれはもうそう言う意味でしょう。
粋な味付けもしつつ、ベスト3の試合を進めていきます。
最後がジェイの復活乱入、
ローマン・エンパイアに新戦力が加入という訳ではないので、
ストーリーとしては動かない、という結果で、
その点だけは物足りないものの試合内容自体は極上で文句なし。
このカードの魅力たっぷりでWM4大会を見事に締め括りました。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:4/?/21)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ランディ・オートンvs.ザ・フィーンドA女性タッグ王座戦:ナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー(ch)vs.ナタリア、タミーナ
Bケヴィン・オーウェンスvs.サミ・ゼイン
CUS王座戦:リドル(ch)vs.シェーマス(新チャンピオン!)
DIC王座戦:ビッグE(ch)vs.アポロ・クルーズ(新チャンピオン!)
ERaw女性王座戦:アスカ(ch)vs.リア・リプレイ(新チャンピオン!)
Fユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.エッジvs.ダニエル・ブライアン