WWE:Crown Jewel 10/21/21の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ヘル・イン・ア・セル:エッジvs.セス・ローリンズ SD女性王座戦:ベッキー・リンチ(ch)vs.ビアンカ・ブレア、サーシャ・バンクス |
@キックオフ・マッチ:ウーソーズvs.セドリック・アレキサンダー、シェルトン・ベンジャミン
@ヘル・イン・ア・セル:エッジvs.セス・ローリンズ
アティテュードと同じことはできない現代HIACの中で、
一つの答えを出したかのような試合でしたね。
HIACの舞台装置を活かしたスポットを要所に配置しつつも
ラダーに登ることが勝利条件でないTLCのような凶器てんこもりな内容。
様々なものを入れ込みながらも
細やかな一進一退にまとめており、2人の構築、解釈力が光りました。
これまでの数え歌と同じく、遺恨表現に裏打ちされた充実のアクション。
クライマックスの鎖でエッジの狂気が更に爆発してドラマチックでしたね。
文句なしに好勝負。
Aマンソールvs.ムスタファ・アリ
BRawタッグ王座戦:RK BRO(ランディ・オートン、リドル)(ch)vs.AJスタイルズ、オモス
CQC決勝:ゼリーナ・ヴェガvs.ダウドロップ
Dノー・ホールズ・バード・フォールズ・カウント・エニウェア:ゴールドバーグvs.ボビー・ラシュリー
EKotR決勝:エグゼヴィアー・ウッズvs.フィン・ベイラー
FWWE王座戦:ビッグE(ch)vs.ドリュー・マッキンタイア
ビッグEはマッキンと並ぶと身長差を感じるも
特にネックにならずにタフな攻め合いを演じていますね。
細やかなせめぎ合いは質高いですよ。
BtoB合戦など真っすぐなスポットが光る一方で
ビッグEが柔に寄せて剛のマッキンをいなす流れのミックスも素晴らしかった。
好勝負に少し届かず。
GSD女性王座戦:ベッキー・リンチ(ch)vs.ビアンカ・ブレア、サーシャ・バンクス
肌を露出しない対応策が当然一時しのぎなものになり、
ビジュアル面での普段の華やかさは損なわれているものの
アクションは期待に応え、いつも通りピカイチの出来栄え。
出だしこそ3ウェイの処理の仕方が微妙でしたが、
その後は目まぐるしい攻防をチェーンさせていき
3ウェイならではの見応えがありました。
片手でボディ・リフトする等ビアンカの驚異的なパワーは
3ウェイの攻防に大きな幅を持たせましたし、
ベッキーの間によるメリハリのつけ方も素晴らしかったですね。
サーシャはこの2人に比べると特筆すべき点に欠けましたが、
そつなくフォローしレベルの高さを見せつけました。
アイディアと品質を両立させた素晴らしい試合です。
ぎりぎり好勝負。
Hユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.ブロック・レスナー
(執筆日:10/?/21)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@キックオフ・マッチ:ウーソーズvs.セドリック・アレキサンダー、シェルトン・ベンジャミン@ヘル・イン・ア・セル:エッジvs.セス・ローリンズ
Aマンソールvs.ムスタファ・アリ
BRawタッグ王座戦:RK BRO(ランディ・オートン、リドル)(ch)vs.AJスタイルズ、オモス
CQC決勝:ゼリーナ・ヴェガvs.ダウドロップ
Dノー・ホールズ・バード・フォールズ・カウント・エニウェア:ゴールドバーグvs.ボビー・ラシュリー
EKotR決勝:エグゼヴィアー・ウッズvs.フィン・ベイラー
FWWE王座戦:ビッグE(ch)vs.ドリュー・マッキンタイア
GSD女性王座戦:ベッキー・リンチ(ch)vs.ビアンカ・ブレア、サーシャ・バンクス
Hユニバーサル王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.ブロック・レスナー