TOPアメリカン・プロレスWWE 2020年 →WWE:Worlds Collide 1/25/20

WWE:Worlds Collide 1/25/20の分析


名勝負 タイラー・ベイトvs.ジョーダン・デヴリン
好勝負 クルーザー級王座戦:エンジェル・ガルザ(ch)vs.スウェーヴ・スコットvs.トラヴィス・バンクスvs.ジョーダン・デヴリン

#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)vs.マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト、トレント・セヴン)

インペリウム(ウォルター、アレキサンダー・ウルフ、ファビアン・アーチャー、マーセル・バーセル)vs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ロデリック・ストロング、カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)

@ケイ・リー・レイvs.ミア・イム

@フィン・ベイラーvs.イルヤ・ドラグノフ
 オープニングといて盛り上げつつも
 やろうとしていることに理解が行き届かずズレ。
 精度の問題でもないので簡単には埋まらないですね。
 
 しかし攻撃的に、受け手がダウンしてても見栄えするようにして
 時間を稼いだ結果、そんなに後を引かずに
 自分達の良い形に持ち込むことに成功。

 終盤は問題なくやりきりましたね。

 中々良い試合。

Aクルーザー級王座戦:エンジェル・ガルザ(ch)vs.スウェーヴ・スコットvs.トラヴィス・バンクスvs.ジョーダン・デヴリン
 1対3の多量アクションからダイブ・シークエンス。

 それぞれ良質な攻めを見せ、
 受け手のフォローで繋いでいきます。

 クルーザーらしき組体操的スポットが目まぐるしく
 ヘビー級とは完全に差別化されたハチャメチャ・ファイトでしたね。

 ぎりぎり好勝負。

B#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)vs.マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト、トレント・セヴン)
 ベイトとガルガーノの軽妙にお互いのテクを交錯させた
 レスリングは素晴らしく観客からも拍手が送られます。

 DIYが制圧して2人で仲良くエプロンに座り込むシーンも
 まさに待ち望んでいた光景とあって大きな歓声が上がっていましたね。
 
 最初の手合わせはこの2チームにしてはやや抑え気味でしたが、
 時間はたっぷりと用意されているので、
 じっくりと4人で作り上げていきました。

 DIYらしいハードなスポットで盛り上がります。
 MMも押されつつも存在感を失わずに対抗できているのは流石。

 いつかシングル・マッチもして欲しいと
 夢想させる程に攻防は芳醇で、凄いものになっています。

 ただ名勝負というには少し足りない。
 DIY再結成のご祝儀的位置付けで
 構成の工夫が足りない所がありましたので、文句なしに好勝負、という評価。

C女子王座戦:リア・リプレイ(ch)vs.トニー・ストーム

Dインペリウム(ウォルター、アレキサンダー・ウルフ、ファビアン・アーチャー、マーセル・バーセル)vs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ロデリック・ストロング、カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)
 熱い軍団抗争ですが、
 序盤の段階でウルフが蹴りを頭部に食らい脳震盪。
 試合続行不可能で3vs.4になってしまいます。

 それでおもテンポの中で技をかけていく展開で影響を最小限に押さえると
 対応に一呼吸遅れこそありましたが、
 ウォルターが2人分の強さを発揮できる舞台づくり。

 多人数スポットで誤魔化すこともできる中で、
 チーム間の攻守の鬩ぎ合いを緻密に描いて
 元々予定されていた30分の試合時間をやりきりました。

 ウルフがいればもっと凄い試合になったはずでそれは残念ですが、
 アクシデントがありながらメインとして成功させた7人に拍手を送りましょう。

 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:1/?/19)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ケイ・リー・レイvs.ミア・イム
@フィン・ベイラーvs.イルヤ・ドラグノフ
Aクルーザー級王座戦:エンジェル・ガルザ(ch)vs.スウェーヴ・スコットvs.トラヴィス・バンクスvs.ジョーダン・デヴリン(新チャンピオン!)
B#DIY(ジョニー・ガルガーノ、トマッソ・チャンパ)vs.マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト、トレント・セヴン)
C女子王座戦:リア・リプレイ(ch)vs.トニー・ストーム
Dインペリウム(ウォルター、アレキサンダー・ウルフ、ファビアン・アーチャー、マーセル・バーセル)vs.アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ロデリック・ストロング、カイル・オライリー、ボビー・フィッシュ)