TOPアメリカン・プロレスWWE 2019年 →WWE:Extreme Rules 7/14/19

WWE:Extreme Rules 7/14/19の分析


名勝負 なし
好勝負 SDタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:ダニエル・ブライアン、ローワン(ch)vs.ヘビー・マシーナリー(タッカー、オーティス)vs.ニュー・デイ(ビッグE、エグゼヴィアー・ウッズ)

@キックオフ・マッチ、IC王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.シンスケ・ナカムラ
Aキックオフ・マッチ、クルーザー級王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.トニー・ニース

@ノー・ホールズ・バード:アンダーテイカー、ローマン・レインズvs.シェイン・マクマホン、ドリュー・マッキンタイア
 レイズが機動力を活かした良いファイト。
 マッキンも良い受けで心地よい試合運びでしたね。

 テイカーが不安要素になりましたが、
 シェインになら彼の強さをまだまだ最大限に演出できます。
 シェインもエンターテイメント性に関しては
 レスラーに引けを取りませんから盛り上げ行きました。

 フェイス/ヒールお互いの役割分担を貫き、
 しっかりと仕事をした内容。

 終盤もアライアスの乱入、
 シェインによる実況席へのダイビング・エルボー・ドロップ、と
 ぴったりの演出で盛り上がり所に不足なし。

 レスラー4人とブッカーが完全に同じ方向を向いて
 予想以上の内容を実現させました。

 中々良い試合。
 (執筆日:7/?/20)

ARawタッグ王座戦:ザ・リバイバル(ch)vs.ウーソーズ

Bアレイスター・ブラックvs.セザーロ
 挑発合戦からブラックがムーンサルトを決め、
 今度はセザーロがロープに飛びついたブラックを突き落として、と
 導入の展開は王道で切り替えのスポットもしっかり配置されています。
 ブラックがいつも以上に蹴りを主体にすることで
 セザーロの身体能力を活かしたスタイルとのコントラストが利くと共に
 ロー・キックでセザーロの脚が削られていく展開を絶妙に描いています。
 ダブル・ニーを受け止めてセザーロがそのまま打ち上げアッパー・カートを決めたり、
 ブラックが飛びついて見事な足十字を決めたりと
 印象に残る場面も多かった。
 10分に満たないながら充実の一戦。
 レスラーがやる気になって団体が齟齬を抱かなければ
 ミッド・カードでもこういう試合が生まれうる程の
 とびっきりのレスラーが集まっているのがWWEなんですよね。
 これもAEW効果でしょうか。
 好勝負に少し届かず。

CSD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アレクサ・ブリス
Dラスト・マン・スタンディング:ブラウン・ストロウマンvs.ラシュリー

ESDタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:ダニエル・ブライアン、ローワン(ch)vs.ヘビー・マシーナリー(タッカー、オーティス)vs.ニュー・デイ(ビッグE、エグゼヴィアー・ウッズ)
 権利を持つレスラーが意図して、
 時に意図せずして入れ替わる
 4コーナーズ・マッチ特有の見せ方を上手く表現できていますね。
 それぞれの個性も出ていましたが、
 今回特に輝いていたのはオーティス。
 セコンド時でも細かなリアクションで貢献していたし、
 リングでは80年代のファニーさを持ちつつ、
 今風の迫力もあって他にない魅力を感じさせました。
 タッカーとの連携も良かったですね。
 タッグ力といえばニュー・デイも鉄板ですが、
 最後に配置されたビッグEとブライアンのシングル対決も見応えがありましたね。
 いつもだと終わりそうなラインを超えて
 次々と展開が広がっていく見応えのある内容えMOTN。
 ぎりぎり好勝負。

FUS王座戦:リコシェ(ch)vs.AJスタイルズ
 ゴングがなる前にザ・クラブがリコシェを襲撃。
 AJがヒールとしてリコシェの勢いを殺いでいく展開。
 ヒールになって技セットは地味になるも
 試合運びは確かでお見事です。
 リコシェがダメージ表現しつつ、
 しっかりハイ・フライで盛り上げるので問題なし。
 非常に手が合う気持ちの良い攻防セットを幾つも披露し、
 期待通りのクオリティでしたが、
 終盤が少々画一的でしたね。
 最後が介入フィニッシュなのは
 ストーリー上仕方ないにしろ
 中盤までの流れを見ているともう一歩上のものを見せれた印象。
 好勝負に少し届かず。

GWWE王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.サモア・ジョー
Hユニバーサル&Raw女子王座戦、エクストリーム・ルールズ:セス・ローリンズ(Uni ch)、ベッキー・リンチ(Raw Wo ch)vs.バーロン・コービン、レイシー・エヴァンス
Iユニバーサル王座戦(MITB行使):セス・ローリンズ(ch)vs.ブロック・レスナー
Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ、IC王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.シンスケ・ナカムラ(新チャンピオン!)
Aキックオフ・マッチ、クルーザー級王座戦:ドリュー・グラック(ch)vs.トニー・ニース
@ノー・ホールズ・バード:アンダーテイカー、ローマン・レインズvs.シェイン・マクマホン、ドリュー・マッキンタイア
ARawタッグ王座戦:ザ・リバイバル(ch)vs.ウーソーズ
Bアレイスター・ブラックvs.セザーロ
CSD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アレクサ・ブリス
Dラスト・マン・スタンディング:ブラウン・ストロウマンvs.ラシュリー
ESDタッグ王座戦、4コーナーズ・マッチ:ダニエル・ブライアン、ローワン(ch)vs.ヘビー・マシーナリー(タッカー、オーティス)vs.ニュー・デイ(ビッグE、エグゼヴィアー・ウッズ)(新チャンピオン!)
FUS王座戦:リコシェ(ch)vs.AJスタイルズ(新チャンピオン!)
GWWE王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.サモア・ジョー
Hユニバーサル&Raw女子王座戦、エクストリーム・ルールズ:セス・ローリンズ(Uni ch)、ベッキー・リンチ(Raw Wo ch)vs.バーロン・コービン、レイシー・エヴァンス
Iユニバーサル王座戦(MITB行使):セス・ローリンズ(ch)vs.ブロック・レスナー(新チャンピオン!)