TOPアメリカン・プロレスWWE 2019年 →WWE:NXT TakeOver XXV 6/1/19

WWE:NXT TakeOver XXV 6/1/19の分析


名勝負 NXT王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.アダム・コール
好勝負 マット・リドルvs.ロデリック・ストロング

タッグ王座戦、ラダー・マッチ:アンディスピュテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ダニー・バーチ、オニー・ロルカンvs.ストリート・プロフィッツvs.フォガットン・サンズ

@マット・リドルvs.ロデリック・ストロング
 ガットレンチ・スープレックスに
 鉄階段からのフライング・エルボー。
 リドルの格好良さが存分に出ていますね。
 ロデリックもエプロンへのバック・ドロップから腹攻めで
 自分のカラーを出していきます。
 どちらも芯が通っていて真っ直ぐなぶつかりあい。
 ロデリックが受けに回ってリドルの攻めを引き出すも
 少し距離感、タイミングが合っていない印象もありましたが、
 細かいところは無視させる程エネルギッシュな攻防でしたね。
 最後のシザースに捉えての連続エルボーをめぐる終わらせ方も
 MMA的であり、且つプロレス的でもあり素晴らしいバランス感の演出でした。
 ぎりぎり好勝負。

Aタッグ王座戦、ラダー・マッチ:アンディスピュテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ダニー・バーチ、オニー・ロルカンvs.ストリート・プロフィッツvs.フォガットン・サンズ
 8人を早急に整理させるとUEがリングを制圧。
 通常技でも相当にハードなのでラダーなしでも十分に見応えがありますね。
 FSはユーモア、SFは身体能力、と
 どのチームも自分のカラーを前面に出せていて
 それをテンポよく織り交ぜているので面白い。
 ラダーが加わってからも合体技等
 タッグ力を発揮する場面も多い。
 ただライカー乱入は正直いらなかった気がしますけどね。
 ぎりぎり好勝負。

Bノース・アメリカン王座戦:ヴェルヴェティーン・ドリーム(ch)vs.タイラー・ブリーズ

C女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.イオ・シライ

DNXT王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.アダム・コール
 軽い演舞から打撃解禁で展開させ、
 そこから部位攻めに転じる。
 オーソドックスな展開を地で行くという点で
 面白みに欠ける部分もありますが、
 細かなディティールは流石と言わざるを得ない。
 後半は一転スポット盛りだくさん。
 スポットが更なる大きなスポットに連続したり、
 予期せぬ方向に転じるきっかけとなったり、
 彼らが自由自在にコントロールするストーリー・ラインに惹きつけられます。
 胸焼けしそうになりそうなところを
 最後まで集中力途切れず、まとめきったことに拍手。
 ぎりぎり名勝負です。
 (執筆日:6/?/19)
Rating:★★★★★

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マット・リドルvs.ロデリック・ストロング
Aタッグ王座戦、ラダー・マッチ:アンディスピュテッド・エラ(ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.ダニー・バーチ、オニー・ロルカンvs.ストリート・プロフィッツ(新チャンピオン!)vs.フォガットン・サンズ
Bノース・アメリカン王座戦:ヴェルヴェティーン・ドリーム(ch)vs.タイラー・ブリーズ
C女子王座戦:シェイナ・ベイズラー(ch)vs.イオ・シライ
DNXT王座戦:ジョニー・ガルガーノ(ch)vs.アダム・コール(新チャンピオン!)