TOPアメリカン・プロレスWWE 2019年 →WWE:Elimination Chamber 2/17/19

WWE:Elimination Chamber 2/17/19の分析


名勝負 なし
好勝負 WWE王座戦、イリミネーション・マッチ:ダニエル・ブライアン(ch)vs.AJスタイルズvs.ジェフ・ハーディvs.コフィ・キングストンvs.ランディ・オートンvs.サモア・ジョー

@キックオフ・マッチ、クルーザー級王座戦:バディ・マーフィー(ch)vs.アキラ・トザワ

@初代女子タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:ボスNハグ・コネクション(ベイリー、サーシャ・バンクス)vs.カルメラ、ナオミvs.マンディ・ローズ、ソニア・デヴィルvs.ナイア・ジャックス、タミーナvs.アイコニックス(ペイトン・ルイス、ビリー・ケイ)vs.ライオット・スクアッド(リヴ・モーガン、サラ・ローガン)
 ボスNハグとマンディ&ソニアで試合開始。
 トルネード形式を上手く処理できず、
 ボスNハグの連携技くらいで賑やかし。
 3番手ライオット・スクアッドがラフ要素を加えます。
 1チームKOした後、2チームで相対して殴り合いとか
 連鎖合体パワーボムとか絵になるシーンを作っていきます。
 4番手ナオミ&カルメラがハイ・フライ・シーンを追加。
 決して飛びぬけたレベルではないですが、
 今の金床もなくなったECなら女子でも
 管理プロレスで勝負できるということを証明していってますね。
 最後にナイア&タミーナが登場。
 怪物としてしっかり振る舞い、
 最高潮の盛り上がりを生み出しました。
 脱落させ方も適切な演出でした。
 最後のタッグ1vs.1もポッド上の攻防で順当にまとめあげました。
 歴史を残す程ではないが、
 最近の特殊形式と同様一定の成功を収めています。
 中々良い試合でした。

ASDタッグ王座戦:ザ・ミズ、シェイン・マクマホン(ch)vs.ウーソーズ
BIC王座戦、ハンディキャップ・マッチ:ボビー・ラシュリー(ch)、リオ・ラッシュvs.フィン・ベイラー
CRaw女子王座戦:ロンダ・ロージー(ch)vs.ルビー・ライオット
DノーDQ:バーロン・コービンvs.ブラウン・ストロウマン

EWWE王座戦、イリミネーション・マッチ:ダニエル・ブライアン(ch)vs.AJスタイルズvs.ジェフ・ハーディvs.コフィ・キングストンvs.ランディ・オートンvs.サモア・ジョー
 ブライアンvs.ジョーで試合開始。
 ブライアンはジョー相手にヘタレ要素出して逃げる展開で
 閉鎖的空間を強調してみせます。
 最初に舞台装置を強調するのは間違いないやり方です。
 3番手にコフィ。
 ECの中を躍動。
 代役として急遽借り出された形ですが、コンディションは素晴らしい。
 ポッド上に、横の鎖に、と
 xy軸になりがちな攻防をxyz軸まで発展させて
 先ほどブライアンが閉鎖性を強調した空間で広がりを感じさせます。
 4番手のAJもまた空間の使い方が上手い。
 Xディビジョン的観点でECを愉しんでいますね。
 危険性を抑制する流れ、まだインディーからのスターが生まれている中で、
 ECがこういう形で再定義されるのは自然の流れといっても良いかもしれません。
 5番手ジェフは場違いなので、
 取り合えず持ち技オンパレードさせる点の見せ方でしたが、
 退場前にポッド上からコーナー上に寝かせた相手へのスワントーンを
 見せてくれたので良しとしましょう。
 全員ダウンの状態で最後のオートン。
 雰囲気美人のオートにとっては適切なシチュエーション。
 やや勿体無いですが様式美な流れからRKOでAJを脱落させます。
 後はコフィに金星の事実を譲り軽くお役ごめん。
 4番手から最後の一騎打ちまでの時間帯が少々緩いのがこの試 合唯一の課題ですね。
 最後はまさかのブライアンvs.コフィ。
 ガントレット・マッチの前哨戦でも頑張っていましたし、
 この試合でも輝いていたので観客も後押ししてましたね。
 残るべき者が残れば盛り上がる。
 打撃ベースで非常に気持ち乗った攻防。
 ブライアンの役者っぷりが光るフィニッシャーの返し合いの上に、
 最後は期待通りポッド上の攻防を持ってきて完全燃焼。
 非常に面白い試合でした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:1/?/19)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ、クルーザー級王座戦:バディ・マーフィー(ch)vs.アキラ・トザワ
@初代女子タッグ王座戦、イリミネーション・マッチ:ボスNハグ・コネクション(ベイリー、サーシャ・バンクス)(初代チャンピオン!)vs.カルメラ、ナオミvs.マンディ・ローズ、ソニア・デヴィルvs.ナイア・ジャックス、タミーナvs.アイコニックス(ペイトン・ルイス、ビリー・ケイ)vs.ライオット・スクアッド(リヴ・モーガン、サラ・ローガン)
ASDタッグ王座戦:ザ・ミズ、シェイン・マクマホン(ch)vs.ウーソーズ(新チャンピオン!)
BIC王座戦、ハンディキャップ・マッチ:ボビー・ラシュリー(ch)、リオ・ラッシュvs.フィン・ベイラー(新チャンピオン!)
CRaw女子王座戦:ロンダ・ロージー(ch)vs.ルビー・ライオット
DノーDQ:バーロン・コービンvs.ブラウン・ストロウマン
EWWE王座戦、イリミネーション・マッチ:ダニエル・ブライアン(ch)vs.AJスタイルズvs.ジェフ・ハーディvs.コフィ・キングストンvs.ランディ・オートンvs.サモア・ジョー