TOPアメリカン・プロレスWWE 2019年 →WWE:Hell in a Cell 10/6/19

WWE:Hell in a Cell 10/6/19の分析


名勝負 なし
好勝負 Raw女子王座戦、ヘル・イン・ア・セル:ベッキー・リンチ(ch)vs.サーシャ・バンクス

@プレ・ショー:ナタリアvs.レイシー・エヴァンス

@Raw女子王座戦、ヘル・イン・ア・セル:ベッキー・リンチ(ch)vs.サーシャ・バンクス
 サーシャが奇襲しセル外での乱闘。
 サーシャのヒールとしての振る舞いは勿論のこと、
 ベッキーも拳に鎖を巻いて制裁を加え、
 フェイス/ヒールとしてのアピール力が最高潮に高まっています。

 凶器を出したり技を出さずに前半如何に構成できるか
 女性の短所を理解し、対策を講じることができていますね。

 ハードなバンプの一方でクイックや手攻めを加えてリズムをつけ
 単調にならないように配慮。

 エスカレーションの限界に関しても
 椅子をセルに嵌め込んでその上に座らせる等
 体重が軽い女性ならではの新しいスポット開発に取り組むことで
 そちらが問題にならないようにしています。

 素晴らしい試合でしたが、
 死闘ゆえの煮詰まった感が少しあり、
 よりメリハリを利かせれば更にクオリティも上がりました。
 ぎりぎり好勝負。

Aトルネード・タッグ:ローマン・レインズ、ダニエル・ブライアンvs.ルーク・ハーパー、エリック・ローワン

Bランディ・オートンvs.アリ
 オートンが敵ではない、と圧倒。
 
 アリはコーナー上から足を払われ場外転落するシーンも迫力があり、
 ここまで派手に受けるか、と感心させましたね。
 オートンの嗜虐心たっぷりな攻めと見事に噛み合っている。

 オートンは間と表情、アクションが融合。
 アリの反撃時ののけぞり受けが素晴らしく、
 独特のリズムを生み、次のアクションに上手く繋がっていますね。

 アリは素晴らしい動きを見せていますが、
 彼が没個性的に見えてしまうほどのオートンの完成度でした。

 圧倒的格差と試合時間設定により
 最大値まで伸びなかった部分ありますが、見応え十分。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:10/?/20)

C女子タッグ王座戦:アレクサ・ブリス、ニッキー・クロス(ch)vs.カブキ・ウォーリアーズ(アスカ、カイリ・セイン)
Dヴァイキング・レイダース、ブラウン・ストロウマンvs.The OC
Eチャド・ゲイブルvs.キング・コービン
FSD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.シャーロット
Gユニバーサル王座戦、ヘル・イン・ア・セル:セス・ローリンズ(ch)vs.ブレイ・ワイアット

 (執筆日:10/?/19)
Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@プレ・ショー:ナタリアvs.レイシー・エヴァンス
@Raw女子王座戦、ヘル・イン・ア・セル:ベッキー・リンチ(ch)vs.サーシャ・バンクス
Aトルネード・タッグ:ローマン・レインズ、ダニエル・ブライアンvs.ルーク・ハーパー、エリック・ローワン
Bランディ・オートンvs.アリ
C女子タッグ王座戦:アレクサ・ブリス、ニッキー・クロス(ch)vs.カブキ・ウォーリアーズ(アスカ、カイリ・セイン)(新チャンピオン!)
Dヴァイキング・レイダース、ブラウン・ストロウマンvs.The OC(DQ)
Eチャド・ゲイブルvs.キング・コービン
FSD女子王座戦:ベイリー(ch)vs.シャーロット(新チャンピオン!)
Gユニバーサル王座戦、ヘル・イン・ア・セル:セス・ローリンズ(ch)vs.ブレイ・ワイアット(DQ)