TOPアメリカン・プロレスWWE 2018年 →WWE:Royal Rumble 1/28/18

WWE:Royal Rumble 1/28/18の分析


名勝負 なし
好勝負 30マン・ロイヤル・ランブル

@キックオフ・マッチ:カリスト、リンセ・ドラド、グラン・メタリックvs.TJP、ジャック・ギャラハー、ドリュー・グラック
Aキックオフ・マッチ:ザ・リバイバルvs.グッド・ブラザーズ
Bキックオフ・マッチ、US王座戦:ボビー・ルード(ch)vs.モジョ・ロウリー
@WWE王座戦、ハンディキャップ・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン
Aタッグ王座戦、3本勝負:ウーソーズ(ch)vs.チャド・ゲイブル、シェルトン・ベンジャミン

B30マン・ロイヤル・ランブル
 1番手ルセフ、2番手ベイラーで試合開始。
 ライノ、コービンと序盤はブロウラーで揃えた後、
 速攻脱落のコービンが八つ当たりでリングを空に。
 そこに登場したエリアスが弾き語りと掴みは上々です。
 昨日激闘を行ったアルマスが7番手。
 アルマスはここでも見事攻防を見せ、
 しっかりブックの行間を埋めています。

 入場、キャラで金が取れるWWEらしいレスラーを連続。
 スレーターがリングに入る前にぼこられてダウンするなんていう
 ユーモアもあって良いですね。
 勿論コフィのネタは今年もあります。
 ただこの両足ルールをあからさまに引用するようになると
 少々興醒めな絵になるので毎年復活ネタを組み込むのもどうかとは思うところです。
 シナがリンチされたり、ハリケーンのネタなど
 中盤少し箸休めが過ぎる印象もありました。

 それでもエイデンみたいな勝敗に関わらないレスラーも
 良い仕事をしていたので試合のクオリティは落ちなかった。
 
 この試合で一番輝いていたアルマスは
 24番手オートンのRKOを食らってお役ごめん。
 素晴らしい仕事でした。
 
 27番手でミステリオのサプライズ。
 試合数絞ればまだまだいけるんですよね。
 この日もキレがあって他のレスラーと遜色ありませんでした。
 28番手でレインズ。
 セスとの合体パワー・ボムを決めるも
 即座に裏切ってセスを不意打ちで落とします。
 
 最後に残ったのは
 シナ、ミステリオ、オートンとベイラー、レインズ、ナカムラの6人。
 まず世代間闘争という枠で
 このクライマックスを切り取ってきたのは良いですね。
 オートン、ミステリオが脱落した後は
 ナカムラ、ベイラーとシナ、レインズ。
 今度はコントロバーシャル・レスラーとして
 シナ、レインズで一くくりにしたのは面白かった。
 ベイラーが脱落しますが、
 彼の消耗表現は非常に素晴らしいものがありました。
 このRRをこの10年で一番のものにした功労者は
 間違いなくアルマスとベイラーの2人です。 

 決着が迫ってきた中でシナの表情作り、仕草は流石。
 このアピール力は参加者30人誰もまったく敵わないレベルです。
 エクセントリックなナカムラのニーでシナが脱落。

 ナカムラとレインズが必殺技の攻防を
 最後の最後にじっくりやりましたが、
 問題はこの2人が余りRRを上手くこなしていたとはいえない事でしょう。
 全体感考えるともう少しすっきりさせても良かった。

 それでも、この10年で一番のロイヤル・ランブルでした。
 文句なしに好勝負。

Cタッグ王座戦:セス・ローリンズ、ジェイソン・ジョーダン(ch)vs.ザ・バー(シェーマス、セザーロ)
Dユニバーサル王座戦:ブロック・レスナー(ch)vs.ケインvs.ブラウン・ストロウマン
E30ウーマン・ロイヤル・ランブル
 サーシャ、リンチという
 安心して任せられるレスラー2人でスタート。
 5番手という早い段階でリタというサプライズを
 組み込んだのは良いブックですね。
 ただリタでさえ今や動けない。
 6番手にセイン。
 ムーブはしっかりしていますが、
 時間管理が十分出来ていないところ
 WWEのプロレスへの対応がまだまだ。
 リタに続くレジェンドがコンスタントに復活。
 容姿を維持しているのは流石ディーバ。
 しかしリタと同じく基本的なプロレス能力は劣化しています。
 動きはどうしても仕方ないにしても
 アピール力の部分で現役のレスラーを支えて欲しかったですね。

 質の低いレスラーも多数混じっている中で
 まずはしっかりメインとして成立しているのは
 ブックが初のチャレンジということで練りこまれたものだったというのが一つ。
 ただもう一つはブックの筋書きの行間を埋める
 本質的なレスラーのお陰ですね。
 サーシャも素晴らしかったですが、一番はリンチですね。
 20番手のタイミングで脱落しましたが良い仕事でした。

 20番手でナオミというこれまた頼れるレスラーが追加。
 22番にRR形式では最高の逸材ナイア・ジャックスが加わると
 この2人が見事な攻防を見せてくれました。
 ショーとベノワのそれを彷彿とさせましたね。
 ナオミが投げ捨てられるも場外の群れがクッションになって
 両足がつかず、という女版コフィ・ネタをやりましたが、
 前段でナイアとあれだけの攻防ができるレスラーです、
 リングに復活してすぐ投げ捨てられたのには抗議したい。
 そんな贅沢な使い方が出来るほどは面子充実してないでしょうに。
 そこで参加したエンバーが代役という位置づけなんでしょうけどね。

 24番手でベスが登場。
 ナタリアと協力して
 ナイアを脱落ではないものの場外に落とす展開、
 そしてナタリアの裏切り、という筋書きは良かったですね。
 ただその余韻を見せる暇なくナタリアを襲ってきた
 カルメラには失望しましたけど。
 MITB持たせてて良いのでしょうか。

 25番手でアスカ。
 ふんだんにアピールしてくれます。
 他がアピールしないのでフォローしたというよりかは
 普段通りのWWEを過剰意識したアピールなのでしょうが、
 それでもこんな大一番で普段に振舞える、という肝っ玉が凄いですね。
 
 27番手にニッキー・ベラ、28番手ブリエ・ベラ。
 まさかこの2人が出てくるとは思わなかったですね。
 連番で出したのも王道で良い。
 ベイリーを挟んで30番手でトリッシュ。
 ディーバはこの人がいなければ語れません。

 ナイアが復活するも皆でよってたかって落とします。
 一場面で終わるもナイアは非常に良かった。
 
 その後はトリッシュが現役選手と夢の交流。
 間の感度は鈍っていましたが、
 コンディションは仕上げてきましたね。
 レジェンドの中ではモーリーに次ぐ仕上がりぐあいだったか。
 
 最後の4人はサーシャ、アスカ、ベラ・ツインズ。
 ここでベラズをアスカ狙いに誘導したサーシャのキャラ。
 いつにも増して見事な表現した。
 総合で見ればリンチに並ぶ貢献者です。
 このサーシャを真っ先に落として
 アスカの優勝で決めてしまったのは
 どきどきが無くなって勿体無かったですが、
 一時代を築いたベラズが想いの外検討。
 素晴らしいお膳立てで幕閉じとしました。 

 メインにまでして大きなチャレンジでしたが、
 今年のRRは男版もそうでしたが、
 レスラーへの信頼性評価が適切で成功しました。
 好勝負に届かずも中々良い試合でした。

 (執筆日:1/?/18)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ:カリスト、リンセ・ドラド、グラン・メタリックvs.TJP、ジャック・ギャラハー、ドリュー・グラック
Aキックオフ・マッチ:ザ・リバイバルvs.グッド・ブラザーズ
Bキックオフ・マッチ、US王座戦:ボビー・ルード(ch)vs.モジョ・ロウリー
@WWE王座戦、ハンディキャップ・マッチ:AJスタイルズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス、サミ・ゼイン
Aタッグ王座戦、3本勝負:ウーソーズ(ch)vs.チャド・ゲイブル、シェルトン・ベンジャミン(2-0)
B30マン・ロイヤル・ランブル(勝者:シンスケ・ナカムラ!)
Cタッグ王座戦:セス・ローリンズ、ジェイソン・ジョーダン(ch)vs.ザ・バー(シェーマス、セザーロ)(新チャンピオン!)
Dユニバーサル王座戦:ブロック・レスナー(ch)vs.ケインvs.ブラウン・ストロウマン
E30ウーマン・ロイヤル・ランブル(勝者:アスカ!)