TOPアメリカン・プロレスWWE 2017年 →WWE:Elimination Chamber 2/12/17

WWE:Elimination Chamber 2/12/17の分析


名勝負 なし
好勝負 WWE王座戦、エリミネーション・チェンバー・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.AJスタイルズvs.ザ・ミズvs.ディーン・アンブローズvs.バーロン・コービンvs.ブレイ・ワイアット

@キックオフ・マッチ:モジョ・ロウリーvs.カート・ホーキンス
@ベッキー・リンチvs.ミッキー・ジェームス
Aハンディキャップ・マッチ:カリスト、アポロ・クルーズvs.ドルフ・ジグラー
Bタッグ王座戦:アメリカン・アルファ(ch)vs.ウーソーズvs.ヴォードヴィレインズvs.ヒース・スレーター、ライノvs.ファブリーズvs.アセンション
Cナタリアvs.ニッキー・ベラ
Dランディ・オートンvs.ルーク・ハーパー
E女子王座戦:アレクサ・ブリス(ch)vs.ナオミ

FWWE王座戦、エリミネーション・チェンバー・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.AJスタイルズvs.ザ・ミズvs.ディーン・アンブローズvs.バーロン・コービンvs.ブレイ・ワイアット
 今年から円形から多角形になり、
 場外は金床からマットに変更になることに。
 
 スタートはAJvs.シナの黄金カード。
 掴みとしては間違いないものの
 5分間の間にオールラウンドに攻防を行うのでシングルでやるよりかは軽めな印象。
 3番手はアンブローズ。
 ポットの上からポットの上からダイビング・クローズラインや
 3ウェイ・ムーブで派手に盛り上げますが、
 金床からマットへの変更は大きく壮絶さは感じないですね。
 4番手はブレイ。
 ここでチェーンやポットのガラスへの叩き付けを
 解禁してソフト・ハードコアの範囲内で少し過激化させたのは良かったですね。
 5番手はコービン。
 昨年3ウェイで存在感を見せつけましたが、
 ここでも他とは違う長身レスラーならではのパワフルなファイト。
 フェイス/ヒールで無駄に結託しない中で、
 それぞれが自分の個性に基づいた試合ぶりを見せました。
 最後はミズ。
 ミズに気を取られたコービンが丸め込みで脱落、
 八つ当たりで暴行を受けたアンブローズがフォールされ、一気に4人へ。

 試合の展開としても良いですが、
 コービンは好調なので強さ設定を保って
 今年のどこかでシングルの王座挑戦といきたいですね。
 一人体力満タンのミズが攻め立てますが、
 シナの切り返しのFU一発で脱落。
 短時間ですが、しっかり役割を演じ切りました。

 残りはシナとAJ、ブレイ。
 シナとAJがシングルと同様濃厚な必殺技の攻防を繰り広げる中、
 ブレイがシナに切り返しで高速シスター・アビゲイルを決め、シナがまさかの敗退となります。
 AJとブレイのヒール対決はこういう形式ならではのワンナイトオンリー。
 その貴重な機会を感謝する攻防が見られる一方で、
 間とテンポはそれまでの過程を100%活かしているとは言い切れません。
 ここらへんはヒール同士による歪さでしょうか。
 ただ大きく試合の脚を引っ張る結果にはなっていません。
 過激化の抑制がなければEC史上でも3本指に入った出来。
 文句なしに好勝負。

 (執筆日:2/?/17)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ:モジョ・ロウリーvs.カート・ホーキンス
@ベッキー・リンチvs.ミッキー・ジェームス
Aハンディキャップ・マッチ:カリスト、アポロ・クルーズvs.ドルフ・ジグラー
Bタッグ王座戦:アメリカン・アルファ(ch)vs.ウーソーズvs.ヴォードヴィレインズvs.ヒース・スレーター、ライノvs.ファブリーズvs.アセンション
Cナタリアvs.ニッキー・ベラ(ダブル・リングアウト)
Dランディ・オートンvs.ルーク・ハーパー
E女子王座戦:アレクサ・ブリス(ch)vs.ナオミ(新チャンピオン!)
FWWE王座戦、エリミネーション・チェンバー・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.AJスタイルズvs.ザ・ミズvs.ディーン・アンブローズvs.バーロン・コービンvs.ブレイ・ワイアット(新チャンピオン!)