TOPアメリカン・プロレスWWE 2017年 →WWE:NXT Takeover:War Games 11/18/17

WWE:NXT Takeover:War Games 11/18/17の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ラーズ・サリヴァンvs.カシウス・オーノ

Aアレイスター・ブラックvs.ヴェルヴェティーン・ドリーム
 序盤はレスリングながら
 ブラックが飛びついてアブナミドル・ストレッチを決めたりと
 WWE仕様の地味防止策が機能。
 VDもヘタレ・キャラを遺憾なく発揮していますね。
 それぞれポージングして会場を引き込んで一体化させたのは
 まさにこの試合を代表するシーンといえるでしょう。
 中盤以降の切り替えは変則的なので
 一部リズムの乱れもあるものの
 その方向性で最後までぶれずにやりきりました。
 VDにとってはブレークアウト・マッチになったか。
 好勝負に少し届かず。

B女子王座戦:エンバー・ムーン(ch)vs.カイリ・セインvs.ペイトン・ルイスvs.ニッキー・クロス

CNXT王座戦:ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.アンドレード・アルマス
 アルマスがヘッド・ロック戦略。
 マッキンタイアの抑えきれないエネルギーは伝わるものの
 幅広くやるには少しテンポが速すぎます。
 アルマスが中盤腕攻め。
 マッキンタイアはインディーで磨いた
 スタイル、存在感で魅せてきますね。
 王座交代劇だけあって
 終盤はこれで決まるだろうという見せ場が幾つも。
 最後も裏必殺という感じで説得力がありました。
 好勝負に少し届かず。

Dウォー・ゲームス:アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.オーサーズ・オブ・ペイン、ロデリック・ストロングvs.サニティ(エリック・ヤング、アレクサンダー・ウルフ、キリアン・デイン)
 遂にWWEで復活したウォー・ゲームス。
 3ウェイかつ1回の追加参戦で
 1つのチームの残り2名が加わるという特殊ルールとなっています。
 コール、ヤング、ロデリックと
 スキル高めの始発メンバーにしたものの
 最初の3ウェイは大して見せ場もなく低調。
 それでもメンバー追加後は
 しっかりUEの統率力、AoPのパワー、サニティのハードコアと
 チーム・カラーをしっかり色分けしてきたのは流石。
 サニティのデインがAoPとパワー勝負できる図体なのも助かりましたね。
 サニティが持ち込んだ凶器で
 少し観客の意識が散るものの
 現代的思考から作られる絵作りでまとめあげています。
 コーナーの連鎖式パワー・ボムを同時に打った結果、
  挟まれていたコールがコーナー上に残ってアピールしたシーンは印象的。
 一方でコールがケージの上に這っていたシーンなど
 フォールの見せ方が雑に感じる場面も。
 課題点もありつつも復活して今後に繋げるという点では上々。
 好勝負に少し届かず。

DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ラーズ・サリヴァンvs.カシウス・オーノ
Aアレイスター・ブラックvs.ヴェルヴェティーン・ドリーム
B女子王座戦:エンバー・ムーン(ch)vs.カイリ・セインvs.ペイトン・ルイスvs.ニッキー・クロス
CNXT王座戦:ドリュー・マッキンタイア(ch)vs.アンドレード・アルマス(新チャンピオン!)
Dウォー・ゲームス:アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール、ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー)vs.オーサーズ・オブ・ペイン、ロデリック・ストロングvs.サニティ(エリック・ヤング、アレクサンダー・ウルフ、キリアン・デイン)