TOPアメリカン・プロレスWWE 2016年 →WWE:Money in the Bank 6/19/16

WWE:Money in the Bank 6/19/16の分析


名勝負 なし
好勝負 WWE世界ヘビー級王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.セス・ローリンズ

@キックオフ・マッチ:ゴールデン・トゥルースvs.ブリザンゴ
Aキックオフ・マッチ:ルチャ・ドラゴンズvs.ダッドリー・ボーイズ
@タッグ王座戦:ニュー・デイ(ch)vs.SWAFTvs.ヴォードヴィレインズvs.ザ・クラブ
Aバーロン・コービンvs.ドルフ・ジグラー
Bシャーロット、ダナ・ブルックvs.ベッキー・リンチ、ナタリア
Cアポロ・クルーズvs.シェーマス

DAJスタイルズvs.ジョン・シナ
 基本的な動きの中に挑発、心理戦のディティールを加えて見せたのは流石。
 両者ビッグ・マッチとして演出してくれます。
 シナにウィップを食らったがAJが鉄階段を飛び越えたシーン。
 AJのファイト・スタイルの再提示、一時的なシーン・リセット、
 AJが心理的優位に立つポイントとして素晴らしいですね。
 中盤、シナ反撃前のシーンはやや一休み。
 AJのWWEからすると独特な技に対し、
 シナの受け身はちょっと合っていない感があります。
 特にダイブを只かわして自爆させるのは余りイメージが良くない。
 後半はAJがカーフ・キラーを解禁し、脚攻め。
 両者力を振り絞っての必殺技の攻防は手に汗握るものながら
 レフェリーの巻き込まれ方が下手すぎて少し水を差される。
 ギャロウズ、アンダーソン乱入でまだ抗争は続くのだろうし今後に期待。
 日本公演の一戦も楽しみですね。
 好勝負に少し届かず。

EMITBラダー・マッチ:ディーン・アンブローズvs.クリス・ジェリコvs.セザーロvs.サミ・ゼインvs.アルベルト・デル・リオvs.ケヴィン・オーウェンス
 面子が揃っている割には簡易構築。
 リングにいる人数を絞って適度にアクションを散らしています。
 ラダーを複数使って構造物を作るのは
 WCW末期のラダー・マッチを髣髴とさせるが
 軽量級でやったそれと比べると
 アクション・エンターテイメント面でやや劣るか。
 その分彼らの協調性や他の要素で
 より優れているポイントを作りたかった所ですが、
 少し物足りない印象を抱いてしまいました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

FUS王座戦:ルセフ(ch)vs.タイタス・オニール

GWWE世界ヘビー級王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.セス・ローリンズ
 The Guyとして間を開けると同時に
 パワフルな技を織り交ぜて完成されてきたレインズ。
 セスもある程度任せて受け手からの
 適切なカウンター戦略で試合構築に向かい合うことが出来ています。
 これはセス欠場前だったらできなかったでしょう。
 終盤の両者の技の組み合わせ方も見事。
 特にセスの蹴りをかわして、
 レインズがセスを転がしてパワー・ボムに持っていく流れ。
 これはまさに載っている状態だからこそ出たシーンかと思います。
 ベースのクオリティが非常に高く、
 その上で更にフェンスへのスピアー自爆や
 スピアーのカウンターでぺディグリーなど印象的なシーンもある。
 メインとして十分に満足です。
 ぎりぎり好勝負。

 セスが王座奪取。直後にアンブローズがMITBを行使。

HWWE世界ヘビー級王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ディーン・アンブローズ
 ダーティ・ディーズ一発で王座奪取。
 (執筆日:6/?/16)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ:ゴールデン・トゥルースvs.ブリザンゴ
Aキックオフ・マッチ:ルチャ・ドラゴンズvs.ダッドリー・ボーイズ
@タッグ王座戦:ニュー・デイ(ch)vs.SWAFTvs.ヴォードヴィレインズvs.ザ・クラブ
Aバーロン・コービンvs.ドルフ・ジグラー
Bシャーロット、ダナ・ブルックvs.ベッキー・リンチ、ナタリア
Cアポロ・クルーズvs.シェーマス
DAJスタイルズvs.ジョン・シナ
EMITBラダー・マッチ:ディーン・アンブローズvs.クリス・ジェリコvs.セザーロvs.サミ・ゼインvs.アルベルト・デル・リオvs.ケヴィン・オーウェンス
FUS王座戦:ルセフ(ch)vs.タイタス・オニール
GWWE世界ヘビー級王座戦:ローマン・レインズ(ch)vs.セス・ローリンズ(新チャンピオン!)
HWWE世界ヘビー級王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ディーン・アンブローズ(新チャンピオン!)