TOPアメリカン・プロレスWWE 2016年 →WWE:Extreme Rules 5/22/16

WWE:Extreme Rules 5/22/16の分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座戦:ザ・ミズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンスvs.セザーロvs.サミ・ゼイン

WWE世界ヘビー級王座戦、エクストリーム・ルールズ:ローマン・レインズ(ch)vs.AJスタイルズ

◆ダッドリーズのアピール。キャスがリングに乗り込み蹴散らす。
@キックオフ・ノーDQマッチ:バーロン・コービンvs.ドルフ・ジグラー
@トルネード・マッチ:ルーク・ギャロウズ、カール・アンダーソンvs.ウーソーズ
AUS王座戦:カリスト(ch)vs.ルセフ
Bタッグ王座戦:ビッグE、エグゼヴィアー・ウッズ(ch)vs.ヴォードヴィレインズ

CIC王座戦:ザ・ミズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンスvs.セザーロvs.サミ・ゼイン
 ゴングが鳴るなりゼインがオーウェンスにビッグ・ブーツ。
 セザーロがミズにアッパーカート。
 これが全力100%の動きで、この試合にかける4人の気持ちを代弁していましたね。
 それぞれの持ち味を出しながら攻防をチェーンさせていく。
 インディー上がりの3人のグッド・ワークは当然ながら
 ミズが自身のナルシスト・キャラを
 間として機能させて見劣りしない活躍をしていたのが印象的でした。
 多人数マッチならではの連鎖ムーブ、連続ムーブを適切に配置しながら
 ベースは上手くスピード感を調整させながら試合運び。
 重ねますがここでもミズが予想以上に良かった。
 ヘタレ受けしつつも単なるエンターテイメントに寄り過ぎず理にもかなった受けになっていました。
 白熱した攻防でクライマックスは誰が勝ってもおかしくなかった。
 文句なしに好勝負。

Dアサイラム・マッチ:ディーン・アンブローズvs.クリス・ジェリコ
E女子王座戦、サブミッション・マッチ:シャーロット(ch)vs.ナタリア

FWWE世界ヘビー級王座戦、エクストリーム・ルールズ:ローマン・レインズ(ch)vs.AJスタイルズ
 大ぶりにハードに見える打撃戦からスタート。
 それにより椅子攻撃の空振りも違和感なく
 戦いの中に織り込める副次効果もあります。
 実況席など立体的なセットを使ったアスレチック的攻防も良かったですね。
 中盤はAJが驚異的な体の張りようで
 幾多の実況席葬スポットが見られ、
 かなりのタフ・マッチとなっています。
 場外戦の占める割合が多く、
 良くも悪くも基準が高止まりしていているのが勿体ないか。
 リングへの上り下りを活かして上手くリセット効果も交えたかった。
 また、乱入合戦への切っ掛けも弱かったですね。
 しかし終盤もかなりの高クオリティ。
 スタイルズ・クラッシュを要所に配置し、
 ストーリー・ラインの肝となった椅子攻撃を頂点に。
 上手く構成・実行されたメイン・イベントです。
 前回の試合での不満がしっかり解消されている。
 ぎりぎり好勝負。

  試合後セスが現れレインズにペディグリー。

 (執筆日:5/?/16)
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・ノーDQマッチ:バーロン・コービンvs.ドルフ・ジグラー
@トルネード・マッチ:ルーク・ギャロウズ、カール・アンダーソンvs.ウーソーズ
AUS王座戦:カリスト(ch)vs.ルセフ(新チャンピオン!)
Bタッグ王座戦:ビッグE、エグゼヴィアー・ウッズ(ch)vs.ヴォードヴィレインズ
CIC王座戦:ザ・ミズ(ch)vs.ケヴィン・オーウェンスvs.セザーロvs.サミ・ゼイン
Dアサイラム・マッチ:ディーン・アンブローズvs.クリス・ジェリコ
E女子王座戦、サブミッション・マッチ:シャーロット(ch)vs.ナタリア
FWWE世界ヘビー級王座戦、エクストリーム・ルールズ:ローマン・レインズ(ch)vs.AJスタイルズ