TOPアメリカン・プロレスWWE 2016年 →WWE:NXT Takeover:Dallas 4/1/16

WWE:NXT Takeover:Dallas 4/1/16の分析


名勝負 なし
好勝負 タッグ王座戦:ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(ch)vs.アメリカン・アルファ(チャド・ゲイブル、ジェイソン・ジョーダン)

シンスケ・ナカムラvs.サミ・ゼイン

NXT王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.サモア・ジョー

@タッグ王座戦:ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(ch)vs.アメリカン・アルファ(チャド・ゲイブル、ジェイソン・ジョーダン)
 アルファのハイ・テンポな仕掛けに
 リバイバルが的確な受けでリズムを作っていきます。

 両者相手任せにせずタッグ・ワークを相互に積み重ねて盛り上げましたね。

 孤立シーンの作り方はリバイバルの鉄板。
 孤立を司る一つ一つの要素を
 全て最大化させた上で崩さずまとめています。

 アルファはリバイバルと比べてしまうと
 後半にかけてはリバイバルについていくので精一杯という感じでしたが、
 レベルを落とすことなく、与えられた機会をしっかり成果を残した上で期待に応えました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/22)

Aオースチン・エリーズvs.バーロン・コービン

Bシンスケ・ナカムラvs.サミ・ゼイン
 定型外からの動き出しによる緩急に、
 ポージングの妖しさ、
 中邑らしさをまったく失わずに登場。
 とはいっても初試合ということで
 僅かに機微を仄めかした以外は
 オーソドックスな攻防からスタート。
 ただハード・ヒッティングは
 ズレには影響しないので思いっきり行っていましたね。
 えげつない頭部踏みもあります。
 対するサミも感情を出して、
 (それをテンポ感で表現しているのは見事)
 張り合ってみせるのはvs.飯伏と被る所もあったり。
 終盤は初見にもこれが得意技なんだと分かる見せ方で良し。
 最後の中邑のフィニッシュもWWE用に
 微調整しつつも絵姿としては更に良くなっているように思える。
 これからのWWEでの活躍に期待が高まります。
 ぎりぎり好勝負。

C女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アスカ
 鋭い攻防もありますが、
 一旦落ち着いてストーリーに目を向けたいですね。
 観客を見ていない攻防という側面もありました。
 特にテンポ面で観客の感覚を捉えていなかった。
 また、ベイリーは決して強キャラではありませんが、
 子供にとってシナのような存在です。
 最後のフィニッシュの見せ方は
 やや繊細さに欠ける印象もある。
 平均的な良試合。

DNXT王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.サモア・ジョー
 冒頭、ジョーが予期せぬカット
 顔を真っ赤に染めながらの本気ムーブは
 まさにJoe's gonna kill you。
 鬼気迫るものがあり素晴らしいですね。
 ただPG規制で止血が入ります。
 一度目はまだしも二度目入った時には
 少々気持ちに水を差され、
 インテンションは少し落ちた感あり。
 ただそれでも大きく落とすことなく攻防の演武。
 ベイラーは余り体格差気にすることなく動き回っていましたが、
 それが上手くいったのはジョーが受けを意識して
 ベイラーの攻めを受け止めたからこそ。
 一部では耐え表現でもう少し跳ね除けても良かったと思うけどね。
 ナカムラvs.ジョーとは違う形で
 しっかりメインを務め上げました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/16)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果


@タッグ王座戦:ザ・リバイバル(ダッシュ・ワイルダー、スコット・ドーソン)(ch)vs.アメリカン・アルファ(チャド・ゲイブル、ジェイソン・ジョーダン)(新チャンピオン!)
Aオースチン・エリーズvs.バーロン・コービン
Bシンスケ・ナカムラvs.サミ・ゼイン
C女子王座戦:ベイリー(ch)vs.アスカ(新チャンピオン!)
DNXT王座戦:フィン・ベイラー(ch)vs.サモア・ジョー