WWE:Night of Champions 9/20/15の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | US王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ジョン・シナ |
@キックオフ・マッチ:スターダスト、ザ・アセンションvs.ネヴィル、ルチャ・ドラゴンズ
@IC王座戦:ライバック(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス
Aドルフ・ジグラーvs.ルセフ
Bタッグ王座戦:ビッグE、コフィ・キングストン(ch)vs.ダッドリー・ボーイズ
Cディーバズ王座戦:ニッキー・ベラ(ch)vs.シャーロット
Dブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、ブロウン・ストロウマンvs.ディーン・アンブローズ、ローマン・レインズ、?
EUS王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ジョン・シナ
シナのダウンまでのやり取りは今回軽め。
シナの得意技をそのパクリ含めて
根幹に据えて試合を構築しています。
間違いない方法ですね。
ただ前回に比べるとセスが軽妙な動きに重きを置き過ぎとか、
シナのカウンターとしてラナとヨシタニックが目立ちすぎるとか、
細かなイメージ観の作り方がしっくりこないですね。
しかし攻防量、試合のスムーズな進め方は鉄板で、
特に今回は必殺技の無暗な連発としない選択を選んだ中での
最後のAA炸裂までのクライマックスの流れはため息が出るほどでした。
メインの前試合としてストーリーに捧げつつも、
単独で観るべき所も多い素晴らしい試合でした。
ぎりぎり好勝負。
FWWE世界ヘビー級王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.スティング
スティング、クロス・ボディの返しとか
一進一退の繊細さは健在ですね。
堅実に出来ることで構築しようとしています。
前の試合に比べると地味になってきますが、
前の試合とストーリー上つなげて勢いを得ていますから成立している。
セスは場外への落下スポットが目立ちましたが、
どこかで場外リングアウトになりかけるような見せ場にしても良かったですね。
スティングの持ち技のラインナップが十分に認知されていないだろうという判断か
攻防の中で余り溜めを使っていなかったのが残念。
これがあるとぐっと引き締まっていましたね。
実況席葬に加えコーナー・パワー・ボムまで受けてみせたスティングですが、
試合を一時ストップにせざるを得ない状況になってしまいます。
この試合中断時間は長かったですね。
長いからこそリアルな敬意に会場が包まれましたが、
WWEのフェイス/ヒールの世界の中では活かしきれず。
まだまだ改善の余地はあったかと思いますが、
シチュエーションを考えると伸び白ある中で
ここまで見応えのある内容で終えれば十分でしょう。
中々良い試合。
試合後シェーマスがMITBを行使しようとするも
マスクド・ケインが復活しセス、シェーマスをKO。
(執筆日:9/?/13)
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@キックオフ・マッチ:スターダスト、ザ・アセンションvs.ネヴィル、ルチャ・ドラゴンズ@IC王座戦:ライバック(ch)vs.ケヴィン・オーウェンス(新チャンピオン!)
Aドルフ・ジグラーvs.ルセフ
Bタッグ王座戦:ビッグE、コフィ・キングストン(ch)vs.ダッドリー・ボーイズ(DQ)
Cディーバズ王座戦:ニッキー・ベラ(ch)vs.シャーロット(新チャンピオン!)
Dブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、ブロウン・ストロウマンvs.ディーン・アンブローズ、ローマン・レインズ、クリス・ジェリコ
EUS王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.ジョン・シナ(新チャンピオン!)
FWWE世界ヘビー級王座戦:セス・ローリンズ(ch)vs.スティング