TOPアメリカン・プロレスWWE 2014年 →WWE:Survivor Series 11/23/14

WWE:Survivor Series 11/23/14の分析


名勝負 なし
好勝負 SvSイリミネーション・マッチ:チーム・オーソリティ(セス・ローリンズ、ルーク・ハーパー、ルセフ、ケイン、マーク・ヘンリー)vs.チーム・シナ(ジョン・シナ、ドルフ・ジグラー、ビッグ・ショー、エリック・ローワン、ライバック)

◆ビンスが登場し、メインで負ければそれぞれ何を失うかを再確認。

@タッグ王座戦:ゴールダスト、スターダスト(ch)vs.ザ・ミズ、ミズドウvs.ウーソーズvs.ロス・マタドールズ

ASvSイリミネーション・マッチ:ペイジ、キャメロン、サマー・ラー、レイラvs.ナタリア、ナオミ、エマ、アリシア・フォックス

Bディーン・アンブローズvs.ブレイ・ワイアット
 殴り合いからスタート。
 ブレイ強弱をしっかり意識しているし、
 アンブロは場所を変えてもテンポを落としません。
 役割分担し、それでいて共同点で結びつけています。
 ただ出だしがキャッチーかというと違う気がしますね。
 場外クローズライン相打ちからカウント9でリングに戻り後半戦。
 アンブロがブレイのアピールを真似して盛り上がりましたが、
 引き続き技術の見せどころが地味ですね。
 アンブロの印象的なカウンター、
 鉄階段へのスラムというハード・スポットで熱を帯び始めますが、
 これにてストーリー・モードに突入。
 2人らしいとはいえ全然物足りない内容。
 そこ含めてまさにHIACへの前哨戦ですね。
 平均的な良試合。
 試合後のHIACに向けてのプロモは長すぎ。

Cアダム・ローズ、ザ・バニーvs.ヒース・スレーター、タイタス・オニール

Dディーバズ王座戦:AJリー(ch)vs.ニッキー・ベラ

ESvSイリミネーション・マッチ:チーム・オーソリティ(セス・ローリンズ、ルーク・ハーパー、ルセフ、ケイン、マーク・ヘンリー)vs.チーム・シナ(ジョン・シナ、ドルフ・ジグラー、ビッグ・ショー、エリック・ローワン、ライバック)
 オーソリティがヘンリーを鼓舞して向かわせるも
 ショーがカウンターのKOパンチでいきなりの瞬殺。
 出だしの掴みとしてはありなものの
 ちょっとヘンリーの受け身がいまいちで残念。
 良くわからないままにそれぞれのチームに分かれた
 ローワンとハーパーの元ファミリー対決はお預けし、
 取りあえず流し目で進めていきます。
 ライバックの担当シーンになりますが大味ですね。
 キャラ上、別に良いのですが、
 どちらのチームに入るかストーリーで焦点にした割にあっさりセスの介入から脱落。
 ケイン当たりをライバックが脱落させ、
 スケール・アップするべきように思いますね。
 後は脱落後チーム・シナに八つ当たりしても面白かった。
 もう第3局ではなくベビーフェイスで固定されたということなんでしょうが。

 続いてジグラーの孤立。
 派手な受け身で定評がありましたが、
 ここにきて攻めに勢い、感情が加わり、
 攻守のバランスが取れてきましたね。
 ジグラーが入ると試合の密度、注目度が一気に上がり、
 手に汗握るリアリティーがでてきます。
 要所で印象的なシーンを挟みながら試合進行。
 ルセフは相変わらず脅威性を醸せていませんが
 現状の位置づけに沿った脱落させ方でそのブックは良かった。
 ようやく出番が与えられたローワンが
 序盤で焦らしたハーパーと激突します。
 大味ながらムーブは下手したらライバックより目を引いていますね。
 細かいタッチ・ワークの中で少しは使ってやっても良かった気がします。

 ショーの裏切りにより3対3から一気に1対3へ。
 充実度が一際光るジグラー。
 ここでも素晴らしい攻防を見せます。
 ハーパーとのそれも上手かったですね。
 最後はオーソリティ、そして遂にWWE登場のスティングが絡んで〆。
 HHH、スティングのやり取りの間、
 ジグラーとセスがずっとダウンしているのはどうかと思いますが、
 あちらを立てればこちらが立たないで難しい所でしょうか。
 ただスコーピオン・デス・ドロップは見栄え良く行え、〆としてのインパクトが十分にありました。
 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:11/?/14)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:ゴールダスト、スターダスト(ch)vs.ザ・ミズ、ミズドウ(新チャンピオン!)vs.ウーソーズvs.ロス・マタドールズ
ASvSイリミネーション・マッチ:ペイジ、キャメロン、サマー・ラー、レイラvs.ナタリア、ナオミ、エマ、アリシア・フォックス
Bディーン・アンブローズvs.ブレイ・ワイアット(DQ)
Cアダム・ローズ、ザ・バニーvs.ヒース・スレーター、タイタス・オニール
Dディーバズ王座戦:AJリー(ch)vs.ニッキー・ベラ(新チャンピオン!)
ESvSイリミネーション・マッチ:チーム・オーソリティ(セス・ローリンズ、ルーク・ハーパー、ルセフ、ケイン、マーク・ヘンリー)vs.チーム・シナ(ジョン・シナ、ドルフ・ジグラー、ビッグ・ショー、エリック・ローワン、ライバック)