TOPアメリカン・プロレスWWE 2014年 →WWE:Payback 6/1/14

WWE:Payback 6/1/14の分析


名勝負 なし
好勝負 ラスト・マン・スタンディング:ジョン・シナvs.ブレイ・ワイアット

@プレ・ショー、ヘアvs.マスク:ホーンスワグルvs.エル・トリート

@US王座戦:シェーマス(ch)vs.セザーロ
Aライバック、カーティス・アクセルvs.コーディ・ローデス、ゴールダスト
Bルセフvs.ビッグE
Cボー・ダラスvs.コフィ・キングストン
DIC王座戦:バッド・ニュース・バレット(ch)vs.ロブ・ヴァン・ダム

◆ステフが登場し、ブライアンに、王座を返上するか、ブリーを首にするのを見過ごすか、迫る。折れようとするブライアンをブリーが制止。ステフに向かって、あなたは私を首にできない、なぜなら自分から辞めるからよ、といって平手打ち。

Eラスト・マン・スタンディング:ジョン・シナvs.ブレイ・ワイアット
 ダウン・カウントを調整しつつ得意技を早々に織り交ぜスピード感を演出。
 ブレイの突進力ある攻撃とシナのダウン・スタイルが上手く融和していますね。
 まだ前半抜け出ていない所で必殺技が決まり、
 ここからどう持ち込んでいくか難しい場面でしたが、
 乱入を使って大乱闘へ続けたのはユニーク。
 攻防が激化してダウン・カウントが単純に長くなっていくのではなく、
 場面に合わせた緩急を引き続き重視していたのも素晴らしい。
 ブレイのアピール力、シナの怪力、セコンドの乱入によるアクセントで
 ポイント、ポイントがしっかり構築されていました。
 総勢6人による破壊的な戦いの末路が、ちょっとネタ的なのが残念。
 それを除けばシナのラスト・マン・スタンディングが鉄板なことを考慮しても想像以上の出来でした。
 文句なしに好勝負。

Fディーバズ王座戦:ペイジ(ch)vs.アリシア・フォックス

Gノー・ホールズ・バード・イリミネーション・マッチ:ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)vs.エボリューション(トリプルH、ランディ・オートン、バティスタ)
 会場で大乱闘。
 短すぎず長すぎず適切な時間を取った後、リングで通常タッグへ。
 細かく入れ替わりリズムを作ります。
 HHH vs.レインズの組み合わせで大きな盛り上がりを生みだしたり、
 アンブローズの孤立で魅せたりしますが、
 通常ルールで落ち着き過ぎな印象で、メインとしてのダイナミズムを感じるかは微妙な所。
 しかし前回よりか内容自体は安定している。
 アンブローズの脱出からレインズがスーパーマン・パンチ。
 カットが入り再びの乱戦となります。
 ここから実況席葬や竹刀リンチなど
 求められている分かりやすい展開を迎えますが、
 エボリューションがフォールを狙わず、
 展開もシールドの3-0勝利というHHHらしい予想を裏切る筋書なので、
 鬩ぎ合う勝負という焦点からずれてしまった印象を受けたのは実に勿体ない。
 新旧のトップ軍団対決には可能性を感じるものの
 物足りなさをいつも埋めきれなかった感がありますね。
 好勝負に少し届かず。

 (執筆日:6/?/14)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@キックオフ・マッチ、WeeLCマッチ:ホーンスワグルvs.エル・トリート
@3ウェイ・ダンス、エクストリーム・ルールズ:ロブ・ヴァン・ダムvs.ジャック・スワガーvs.セザーロ
Aハンデ戦:ルセフvs.Rトゥルース、エグゼヴィアー・ウッズ
BIC王座戦:ビッグE(ch)vs.バッド・ニュース・バレット(新チャンピオン!)
Cエボリューション(トリプルH、ランディ・オートン、バティスタ)vs.ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)
Dケージ・マッチ:ジョン・シナvs.ブレイ・ワイアット
Eディーバズ王座戦:ペイジ(ch)vs.タミーナ・スヌーカ
FWWE世界ヘビー級王座戦、エクストリーム・ルールズ:ダニエル・ブライアン(ch)vs.ケイン