TOPアメリカン・プロレスWWE 2014年 →WWE:Night of Champions 9/21/14

WWE:Night of Champions 9/21/14の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

◆キックオフはクリスチャンのピープ・ショウ。オートンとジェリコのアジテーション。

@タッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ゴールダスト、スターダスト
 王座移動。

AUS王座戦:シェーマス(ch)vs.セザーロ
 重々しさを持たせながら積極的な鬩ぎ合い。
 それによりスピード感もあります。
 相手の意図をくみ取りつつ、
 それに安易にのらず自己主張もはっきりと。
 多彩な技の攻防から新しいものが次々と生まれていきます。
 セザーロはインディー時代の技も復活させていましたね。
 それぞれが感情を前面に押し出してクライマックスは味付け。
 やや弱さを感じるものの
 あのフィニッシュはあれで上手くまとめている。
 好勝負に少し届かず。

BIC王座戦:ドルフ・ジグラー(ch)vs.ザ・ミズ
 王座移動。

◆セスがレインズが緊急手術により欠場したので不戦勝だとアピール。
MITBを賭けたオープン・チャレンジを行うと表明するとアンブローズが現れ襲撃。
HHH、ステフが現れて2人を引き離させ、アンブローズは逮捕されて退場。

Cマーク・ヘンリーvs.ルセフ
Dランディ・オートンvs.クリス・ジェリコ

Eディーバズ王座戦:ペイジ(ch)vs.AJリーvs.ニッキー・ベラ
 AJが王座奪還。

FWWE世界ヘビー級王座戦:ブロック・レスナー(ch)vs.ジョン・シナ
 ジャーマンの重要性と前回のF5への仕返しとしてのAA。
 そこに今回の新たな要素としてのレスナーのキムラ・ロック。
 これを冒頭で端的に描いたのは良いですね。
 舞台でセットされ、再びのレスナーが主導権を握る場面。
 レスナーによる表情の見せ方が前回ほどではないのは
 キムラ・ロック含め技の攻防に
 前回の戦いを含めたストーリーを与えようという狙いからでしょう。
 2回目のAAからの必殺技の攻防の流れは綺麗でした。
 シンプルな美しさが薄れた分、スペクタクル性は劣るも
 2戦目の面白さを出してきている。
 セスの乱入で終わってしまったのがやや残念だが、
 レスナーがあくまでプランCの劇薬であることや、
 セスの個人的な野望をより前面に押し出してくれれば
 ストーリー的には面白くなり得るでしょう。
 好勝負に少し届かず。

 (執筆日:9/?/14)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:ウーソーズ(ch)vs.ゴールダスト、スターダスト(新チャンピオン!)
AUS王座戦:シェーマス(ch)vs.セザーロ
BIC王座戦:ドルフ・ジグラー(ch)vs.ザ・ミズ(新チャンピオン!)
Cマーク・ヘンリーvs.ルセフ
Dランディ・オートンvs.クリス・ジェリコ
Eディーバズ王座戦:ペイジ(ch)vs.AJリー(新チャンピオン!)vs.ニッキー・ベラ
FWWE世界ヘビー級王座戦:ブロック・レスナー(ch)vs.ジョン・シナ(DQ)