WWE:TLC 12/15/13の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@キックオフ・マッチ:ファンダンゴvs.ドルフ・ジグラー
@ハンデ戦:CMパンクvs.ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)
Aディーバズ王座戦:AJリー(ch)vs.ナタリア
BIC王座戦:ビッグEラングストン(ch)vs.ダミアン・サンドウ
Cタッグ王座戦、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:ゴールダスト、コーディ・ローデス(ch)vs.ビッグ・ショー、レイ・ミステリオvs.ライバック、カーティス・アクセルvs.リアル・アメリカンズ
それぞれ小気味良いアピールを混ぜ進行。
カーティスの綺麗なロープ・ワーク、受身、
コーディ、ゴールダストの協調性が光りますね。
ショーは年始は絶好調時でしたが、今はかなり鈍い上に
巨人としてのギミックに落ち着いている訳でもなく中途半端。
それでもセコンド時の仕草なんかはしっかりしていますが。
ライバックはやや扱われ方が軽いですね。
脱落後の一撃含めもう少しインパクトを残させてあげて欲しい。
ライバック、カーティスは良いタッグになりそうです。
続いてアメリカンズがゴールディを孤立させます。
先ほどのライバック脱落と同じようにテンポでうもれている部分が散見されますが、
パワフルな部分での攻め方は魅力的です。
結末に向けて合体技を織り交ぜてしっかり盛り上げたのも流石。
アメリカンズが脱落したところで仕切って正々堂々ベビーフェイス同士の対決。
ショーはあんなだし、ミステリオも復帰直後厳しいかなと思いきや、
ミステリオがコーディ相手に非常に俊敏性の高い攻防を繰り広げました。
攻防も豊かで自由度高く、まだまだいけるな、とSvSでの評価を見事に覆してきました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Dブローダス・クレイvs.Rトゥルース
EノーDQ:コフィ・キングストンvs.ザ・ミズ
Fハンデ戦:ダニエル・ブライアンvs.ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン)
G統一王座戦、TLCマッチ:ランディ・オートン(WWE ch)vs.ジョン・シナ(Wo ch)
王座を統一するシチュエーションにTLCを絡めてきた所に不安を感じていましたが試合早々凶器を投入・・・。
テーブル、ラダー、椅子全ての存在感を最初に示し、
また凶器の重みを表現できていたことで
少なくともビッグ・マッチにできる方向性は見えてきました。
しかし凶器の使い分けによる試合の立体化は特段できているとは言えないし、
その攻防に膨らみを与える感情表現もまた利いていない。
シナの得意のダウン・ワークが活きないとは想像していませんでした。
また現状の制約の中で体を張っていることは認めますが、
ラダー中段からのファイブ・ナックル・シャッフルなど
過激度に関してはなんとも拍子抜けな部分もあります。
ベルトにぶら下がったり、手錠をかけたりという演出も
ベースにあるべきライバル関係が表現されていなければチープ。
そのくせ攻防のバランスだけ無駄に対等なライバル感を意識している。
歴史に残るとは言い難い内容。
平均的な良試合です。
総評
第4四半期はタッグ王座のクオリティは高いものの
トップ王座がいまいちという大会が続きますね。
(執筆日:12/?/13)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@キックオフ・マッチ:ファンダンゴvs.ドルフ・ジグラー@ハンデ戦:CMパンクvs.ザ・シールド(ディーン・アンブローズ、セス・ローリンズ、ローマン・レインズ)
Aディーバズ王座戦:AJリー(ch)vs.ナタリア
BIC王座戦:ビッグEラングストン(ch)vs.ダミアン・サンドウ
Cタッグ王座戦、4コーナーズ・イリミネーション・マッチ:ゴールダスト、コーディ・ローデス(ch)vs.ビッグ・ショー、レイ・ミステリオvs.ライバック、カーティス・アクセルvs.リアル・アメリカンズ
Dブローダス・クレイvs.Rトゥルース
EノーDQ:コフィ・キングストンvs.ザ・ミズ
Fハンデ戦:ダニエル・ブライアンvs.ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン)
G統一王座戦、TLCマッチ:ランディ・オートン(WWE ch)(新チャンピオン!)vs.ジョン・シナ(Wo ch)