TOPアメリカン・プロレスWWE 2013年 →WWE:Extreme Rules 5/19/13

WWE:Extreme Rules 5/19/13の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@クリス・ジェリコvs.ファンダンゴ

AUS王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.ディーン・アンブローズ

Bストラップ・マッチ:マーク・ヘンリーvs.シェーマス

C#1コンテンダーズ・アイ・クイット・マッチ:ジャック・スワガーvs.アルベルト・デル・リオ

Dタッグ王座戦、トルネード・マッチ:ケイン、ダニエル・ブライアン(ch)vs.セス・ローリンズ、ローマン・レインズ

Eエクストリーム・ルールズ:ビッグ・ショーvs.ランディ・オートン

FWWE王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ジョン・シナ(ch)vs.ライバック
 ラスト・マン・スタンディングということで
 レフェリーのカウントを中心に構成していますが、
 ライバックがほぼ単発→カウントで作っていたのには辟易。
 筋肉馬鹿的アピールを加えて誤魔化そうとしているがいくらなんでも限度があります。
 シナの打撃に対するリズム作りも下手でしたし、
 ハイパーアーマー設定も粗かった。
 シナは真摯でいつもどおり安定した表現。
 ブラフを使っていなし、変化をつけていたのは良いですね。
 テーブル葬から場外〜入場ステージへの演出は面白く両者の魅力が出た一戦ですが、
 それでも相手をもっと活かし伸ばせただろうと思わせる内容。
 平均的な良試合。

Gケージ・マッチ:ブロック・レスナーvs.トリプルH
 HHHの拳は重みがあり、獰猛性、躍動感もある。
 体格もあいまったその表現は今の若手にない魅力です。
 HHHがまだPPVに出てくるだけの価値があることを再認識させました。
 それがPPVのメインかはともかくとしてね。
 一方のレスナーも光っている。
 リアルでありながら派手な受身は素晴らしいし、
 ケージを使った攻撃を中心にした攻めも鋭い。
 しかしながら膝を痛めてからの展開は勿体無かった。
 ケージを序盤から使っていただけに
 ケージ以外に展開を求める必要があるのは確かです。
 しかしレスナーの痛がり方がリアルであるが故に
 レスナーの存在価値、強さのイメージ感を損ねてしまっていた。
 またスレッジ・ハンマーを隠していたというアイディアは意表を突いていて良かったものの
 それをレスナーに使わせて〆たのは残念。
 余り意味を持って使われていなかったキムラ・ロックをより効果的に使い、
 彼の元MMAファイターとしての背景、スタイルを際立たせて価値ある終わりを迎えたかった。
 中々良い試合


総評
 悪くはない大会ですがアンダーカードはシールドの試合含め時間を余りにかけなかった印象。
 セミ、メインも失敗ではないもののそれだけで大会を引っ張る力には欠ける。
 (執筆日:5/21/13)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@クリス・ジェリコvs.ファンダンゴ
AUS王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.ディーン・アンブローズ(新チャンピオン!)
Bストラップ・マッチ:マーク・ヘンリーvs.シェーマス
C#1コンテンダーズ・アイ・クイット・マッチ:ジャック・スワガーvs.アルベルト・デル・リオ
Dタッグ王座戦、トルネード・マッチ:ケイン、ダニエル・ブライアン(ch)vs.セス・ローリンズ、ローマン・レインズ(新チャンピオン!)
Eエクストリーム・ルールズ:ビッグ・ショーvs.ランディ・オートン
FWWE王座戦、ラスト・マン・スタンディング:ジョン・シナ(ch)vs.ライバック(ノー・コンテスト)
Gケージ・マッチ:ブロック・レスナーvs.トリプルH