TOPアメリカン・プロレスWWE 2012年 →WWE:Survivor Series 11/18/12

WWE:Survivor Series 11/18/12の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ヒース・スレーター、ジンダー・マハルvs.サンティノ・マレラ、ザック・ライダー
Aイリミネーション・マッチ:ブローダス・クレイ、ジャスティン・ガブリエル、タイソン・キッド、シン・カラ、レイ・ミステリオvs.テンサイ、プリモ、エピコ、プライム・タイム・プレイヤーズ

Bディーバズ王座戦:イヴ・トーレス(ch)vs.ケイトリン

CUS王座戦:アントニオ・セザーロ(ch)vs.Rトゥルース

D世界ヘビー級王座戦:ビッグ・ショー(ch)vs.シェーマス
 シェーマスはショーにむらがりつつも弱きものというイメージを与えない。
 受身もショーの打撃に対して派手にではなく重く対応し自身と相手の両方の価値を作り出していきます。
 シェーマスがリングの高低差を上手く使って攻めた後、ショーのターン。
 先ほどの攻めでダメージを負いつつも、
 そのダメージが癒えるに連れ、静謐の怖さへと転じていく。
 エルボー・ドロップを他とは違う巨人のエルボー・ドロップとして見せていたりとショーの表現力を堪能できます。
 ただ前回と比べると小刻みな高まりは乏しく、ゆったりと時間が過ぎている。
 終盤も大きなインパクトを一つ一つ生んでいましたが
 シェーマスの持ち技が主でそれ以外の技による駆け引きが少し足りない。
 とはいえ前回の試合と比べるからそうなるだけで
 普通にこの試合もショーのシングル・キャリアの5本指には入ってくるでしょう。
 中々良い試合。

Eイリミネーション・マッチ:ドルフ・ジグラー、アルベルト・デル・リオ、デイビッド・オタンガ、ダミアン・サンドウ、ウェイド・バレットvs.ランディ・オートン、ケイン、ダニエル・ブライアン、コフィ・キングストン、ザ・ミズ

FWWE王座戦:CMパンク(ch)vs.ジョン・シナvs.ライバック
 ライバックの技及び相手の技無効化時のインパクトは前回よりも上出来な仕上がり。
 どこまでが無効化されるかの線引きが曖昧ですけどね。
 また今回頻繁に入れ替わる3ウェイとなっていますが
 特に齟齬なく試合を進めれたという点ではキャラ自体の価値だけではなく試合運びもましになったかもしれない。
 シナとライバックの絡みは面白そうだ、と期待を抱かせる。
 しかしシナがライバックの位置づけを掴み損ねていたのでシングルは危険。
 ライバックvs.パンクは相変わらずパンクが引きすぎ。
 ライバックを相手すると体格のなさが極めてネックになってきます。
 そしてシナvs.パンク。
 ここがクオリティを引っ張るはずだったのですが
 底辺の安定性に寄与しているだけで
 上限値のラインは全てライバックに持っていかれている。
 凡戦になる可能性も大いにあったことを考えると
 楽しかったというだけで十分かもしれないが少なくともクオリティは高くない。
 まあまあ良い試合程度。

総評
 NXTからの昇格もあり、全体としてもまとまっている。
 只それを評価できるのはRawであったり、IYH的小PPVだったなら。
 SvSとしてはこじんまりとし過ぎている。
 (執筆日:11/20/12)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ヒース・スレーター、ジンダー・マハルvs.サンティノ・マレラ、ザック・ライダー
Aイリミネーション・マッチ:ブローダス・クレイ、ジャスティン・ガブリエル、タイソン・キッド、シン・カラ、レイ・ミステリオvs.テンサイ、プリモ、エピコ、プライム・タイム・プレイヤーズ
Bディーバズ王座戦:イヴ・トーレス(ch)vs.ケイトリン
CUS王座戦:アントニオ・セザーロ(ch)vs.Rトゥルース
D世界ヘビー級王座戦:ビッグ・ショー(ch)vs.シェーマス(DQ)
Eイリミネーション・マッチ:ドルフ・ジグラー、アルベルト・デル・リオ、デイビッド・オタンガ、ダミアン・サンドウ、ウェイド・バレットvs.ランディ・オートン、ケイン、ダニエル・ブライアン、コフィ・キングストン、ザ・ミズ
FWWE王座戦:CMパンク(ch)vs.ジョン・シナvs.ライバック