TOPアメリカン・プロレスWWE 2012年 →WWE:Hell in a Cell 10/28/12

WWE:Hell in a Cell 10/28/12の分析


名勝負 なし
好勝負 世界ヘビー級王座戦:シェーマス(ch)vs.ビッグ・ショー

@ランディ・オートンvs.アルベルト・デル・リオ
Aタッグ王座戦:ダニエル・ブライアン、ケイン(ch)vs.コーディ・ローデス、ダミアン・サンドウ
BIC王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.ザ・ミズ
CUS王座戦:アントニオ・セザーロ(ch)vs.ジャスティン・ガブリエル
Dレイ・ミステリオ、シン・カラvs.プライム・タイム・プレイヤーズ

E世界ヘビー級王座戦:シェーマス(ch)vs.ビッグ・ショー
 ビッグ・ショーはここ数年で得たボクサー要素を
 要所に絞込み大変効果的なスタイルに昇華させている。
 一方のシェーマス。
 ショー相手では得意の攻めの魅力が出せまい、と期待薄でしたが受けで魅せてくれました。
 シナと比べても引けを取らない表現力ですが、一味違う。
 ダウン・ベースではなく膝を突いた体勢で
 苦しそうにしながらも反撃のタイミングはいつでも取れる状態。
 その中で見事なタイミングで仕掛けるので
 ビッグ・ショーの試合にしては攻防が小さくも、めまぐるしく入れ替わります。
 それぞれ深追いしない行動を混ぜ、立ち位置を固持したことで
 技の攻防よりもシチュエーションのストーリーを先頭に豊かに語りあげました。
 単純な必殺技の返しあいの中で用意した最後のフィニッシュも粋でしたね。
 ビッグ・ショーのシングル・キャリア・ベスト級。
 ぎりぎり好勝負。

Fディーバズ王座戦:イヴ・トーレス(ch)vs.レイラvs.ケイトリン
 
GWWE王座戦、ヘル・イン・ア・セル:CMパンク(ch)vs.ライバック
 溜息しかでない。
 ライバックはフェイント皆無でまっすぐ距離をつめる単調さ。
 受けは無視するか、凡庸に劣勢に回るかで、設定を感じさせる統一性もない。
 それでもキャラからすれば攻めで魅力を出せれば役立ったと言えるのですが技と技の間の時間をかけなさすぎ。
 見せ方がなっていません。
 対するパンクも難しかったでしょうが、
 凶器に頼る一択かと思えば通常技を連発したりと
 ヘタレにしてももう少しストーリーを語りようがある。
 こちらもとても評価できなかった。
 試合後のセル上でのシェル・ショックだけの試合です。
 悪くない試合程度。

総評
 世界ヘビー級王座戦は素晴らしかったが、それ以外はメイン含めグダグダ。 
 (執筆日:10/30/12)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ランディ・オートンvs.アルベルト・デル・リオ
Aタッグ王座戦:ダニエル・ブライアン、ケイン(ch)vs.コーディ・ローデス、ダミアン・サンドウ(DQ)
BIC王座戦:コフィ・キングストン(ch)vs.ザ・ミズ
CUS王座戦:アントニオ・セザーロ(ch)vs.ジャスティン・ガブリエル
Dレイ・ミステリオ、シン・カラvs.プライム・タイム・プレイヤーズ
E世界ヘビー級王座戦:シェーマス(ch)vs.ビッグ・ショー(新チャンピオン!)
Fディーバズ王座戦:イヴ・トーレス(ch)vs.レイラvs.ケイトリン
GWWE王座戦、ヘル・イン・ア・セル:CMパンク(ch)vs.ライバック