TOPアメリカン・プロレスWWE 2009年 →WWE:Backlash 4/26/09

WWE:Backlash 4/26/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ECW王座戦:ジャック・スワガー(ch)vs.クリスチャン
 クリスチャンの速攻とスワガーの体格を見せる攻撃で早々に構図を作り上げましたね。
 その後の腹攻めも技の選択が適切で安心して見れます。
 全体的な抑揚がもう少し欲しいところですけれど
 攻防も工夫していて終盤も盛り上がりました。
 素晴らしい仕事をしたといって良いでしょう。
 平均的な良試合。

Aクリス・ジェリコvs.リッキー・スティムボート
 スティムボートがブランチャに雪崩式バック・ドロップを決める等
 驚異的な動きを見せて試合を盛り上げました。
 スティムボート本来の構築までは出来ませんでしたが上出来でしょう。
 平均レベル。

Bケインvs.CMパンク
 体格差が苦手なパンク。
 ロープを使ってのアーム・バーなど工夫しているのですけど
 試合はがたがたで低調なのは変わりません。
 少し悪い試合。

Cアイ・クイット・マッチ:ジェフ・ハーディvs.マット・ハーディ
 兄弟だからこそ、が骨を折ることになるフィニッシュに出て
 兄弟ではやりたくない、が試合全てに出ている。
 最初から攻めっぱなしというスタート、
 その後のマットの反撃が脚攻め、必殺技含めやる気のない技の使い方。
 とてもキャリア10年とは思えません。
 最後のシーンの絵とマイクが唯一の救い。
 少し悪い試合。
 この抗争は完全に失敗だったなぁ。

 サンティナを招いてのキス・カム。
 べスがサンティナに試合を迫るもカリにKOされサンティナにフォールされる。
 PPVでやる必要まったくなし。

DWWE王座戦:トリプルH(ch)、バティスタ、シェイン・マクマホンvs.ランディ・オートン、テッド・デビアス、コーディ・ローデス
 試合開始前トリプルHが殴りつけていくとオートンがそのまま裏に消える、という馬鹿らしすぎて呆れる幕開け。
 中途半端なタイミングで戻って不意打ちしましたが
 それでもPPVでやるようなカードではありません。
 バティスタ、シェインと立て続けに捕まる事で水増しされた内容で
 爆発のタイミングも逃している。
 オートンが光る動きを見せていたぐらいしか印象はありません。
 こんな試合で王座が移動してしまうのか・・・。
 少し悪い試合。

E世界ヘビー級王座戦、ラスト・マン・スタンディング・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.エッジ
 試合開始時の相対と必殺技の外し。
 見栄とはかくあるべきですね。
 その後がちょっと駄目。
 シナが早くもラスト・マン・スタンディング仕様のダウンに入っています。
 リズムが崩れましたね。
 スリーパーの辺りから本来のレールに戻りました。
 ラスト・マン・スタンディングにふさわしいスポットの連続で
 それに対してのダウン・カウントも丁度良くリズムが作られています。
 何度となく戦っているだけに安定した必殺技の攻防を見せた後クライマックス。
 実況席から観客席へのアティテュード・アジャストメントで度肝を抜くと
 ステージに場所を移し(観客席、会場の廊下を追いかけっこしたのは元気すぎではありますが
 WWEでこういうシーンが見れるとは思っていなかっただけにアドレナリンが無視させる)
 前振りしていたDDTを炸裂させコンチェアト。
 これで終わったと思わせながら最後にステージ横のライトへの落下という迫力あるフィニッシュ。
 しかしここにビッグ・ショーが関与してきたのは普通に残念ですね。
 誰も期待していないし喜ばないサプライズです・・・。
 グッド・マッチに少し届かず。

鉄板のエッジ対シナはメインとしてポイント高いですね。
 ECW王座戦も予想以上の健闘。
 しかしミッド・カードがどうにもねぇ。
 (執筆日:4/28/09)  
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

 E世界ヘビー級王座戦、ラスト・マン・スタンディング・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.エッジ

  相対する。
  エッジがコーナーに押し込み殴りかかる。
  シナは避けるとコーナーに振ってブルドッグを狙うも外される。
  エッジが場外に出る。
  シナが場外に降り追っかける。
  エッジはリングに戻ると追ってきたシナにスピアーを狙うも飛び越される。
  シナが近づいたら担ぎ上げようと構え、エッジはそれを見て止まる。
  エッジがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックルで倒す。
  殴りつけコーナーに振ろうとする。
  シナは振り返すとブレーン・バスター。
  ボディ・スラムを狙う。
  エッジが後ろに着地しリバースDDT。
  クローズラインで倒す。
  クローズラインで倒す。
  クローズラインで倒す。
  エッジがマウントで殴りつける。
  カウント6。
  殴り返しエッジをロープに振ろうとする。
  エッジは振り返すとスピン・キック。
  カウント6。
  エッジが殴りつける。
  シナは殴り返すとロープに振ろうとする。
  エッジが振り返しフラップジャック。
  スリーパーに捕らえる。
  シナがロープを掴むもエッジが引き離す。
  エッジがおんぶされる形になる。
  シナがコーナーに叩きつける。
  エッジは一瞬離すも決めなおしおんぶされる形に。
  シナが崩れ落ちる。
  エッジが離してカウントさせる。
  カウント7。
  エッジがクローズラインを狙う。
  シナは避けるとフライング・ショルダー・タックル。
  もう1発。
  プロト・ボム。
  5シャッフル・ナックルを狙うべくYou can't see me。
  エッジが蹴り上げる。
  シャープ・シューターに捕らえる。
  ロープを使って締め上げる。
  離す。
  シナがエプロンでカウント5で起き上がる。
  エッジが背後から殴りつけると実況席に激突しダウン。
  カウント8。
  エッジはシナを鉄階段に叩きつけスピアーを狙う。
  しかし避けられ激突。
  シナがエッジを鉄階段に振ろうとする。
  エッジが振り返してシナを鉄階段にぶつける。
  カウント7。
  エッジがシナを鉄階段に振ろうとする。
  シナが振り返してエッジを鉄階段にぶつける。
  カウント5で起き上がったエッジをリングに戻す。
  シナは鉄階段をリングの中に入れる。
  突進。
  エッジがカウンターで頭部に蹴りを入れる。
  エッジが鉄階段を持って叩きつける。
  鉄階段越しにドロップ・キックを入れる。
  カウント6で起き上がったシナに突進。
  シナはカウンターでショルダー・スルーを決めて落とす。
  カウント5で起き上がったエッジに鉄階段をリングから投げつけてぶつける。
  カウント8。
  シナは場外に下りるとエッジをリングに戻す。
  リングに入ったシナをエッジが殴りつける。
  殴り合い。
  エッジはロープにもたれながらもパンチ。
  シナが殴り返す。
  両者もたれかかるようにぐったり。
  同時に殴りつけ両者ダウン。
  カウント8。
  シナがアティテュード・アジャストメントを狙い担ぐ。
  エッジが逃れDDTに返そうとする。
  シナがもう1度抱え上げる。
  エッジが後ろに着地し首に手をかける。
  シナは前に回すとアティテュード・アジャストメントを狙う。
  エッジが後ろに逃れバック・ドロップ。
  5シャッフル・ナックルを狙うべくロープに走る。
  シナはドロップ・トー・ホールドを決めるとSTF。
  エッジがタップするも無効。
  シナが離す。
  カウント7。
  シナがアティテュード・アジャストメントを狙う。
  エッジはロープを掴んで逃れるとスピアーを決める。
  エッジはカウント6で起き上がるとコーナー上へ。
  シナはカウント7で起き上がるとコーナー上のエッジを捕まえる。
  セカンド・ロープからアティテュード・アジャストメント。
  カウント9でエッジが起き上がる。
  シナが飛び技を狙う。
  エッジがカウンターでスピアーを決め打ち落とす。
  シナがロープを掴んでカウント8で起き上がるも崩れて場外に転落。
  エッジは実況席の上にシナをのせる。
  そしてDDTを狙う。
  シナは担ぎ上げると観客席の中へアティテュード・アジャストメント。
  エッジがフェンスを掴んでカウント9で起き上がる。
  エッジを殴りつけるとエッジは観客席のほうへ。
  階段を登って行く。
  シナが追いかけそのまま廊下へ。
  再び会場に戻ってくる。
  逃げるエッジを追いかけて階段を下りてくる。
  階段からステップへのブルドッグを決める。
  カウント7で起き上がったエッジが振り向きざまにヘルメットで殴りつける。
  入場ゲート横でシナが殴りかかる。
  エッジは避けるとDDT。
  カウント9でシナが起き上がる。
  それを見てエッジは入場口に引っ込む。
  椅子を持って出てきて背中に叩きつける。
  ダウンしたシナの頭部に椅子を叩きつける。
  カウント9でシナが起き上がる。
  スピアーを狙ったエッジを担ぎ上げる。
  裏からビッグ・ショーが現れる。
  エッジを降ろすとシナの喉元を掴む。
  そして横のライトの中へとチョーク・スラム。
  カウント10でエッジが新チャンピオンに!
  シナは担架にのせられる。

試合結果

@ECW王座戦:ジャック・スワガー(ch)vs.クリスチャン(新チャンピオン!)
Aクリス・ジェリコvs.リッキー・スティムボート
Bケインvs.CMパンク
Cアイ・クイット・マッチ:ジェフ・ハーディvs.マット・ハーディ
DWWE王座戦:トリプルH(ch)、バティスタ、シェイン・マクマホンvs.ランディ・オートン(新チャンピオン!)、テッド・デビアス、コーディ・ローデス
E世界ヘビー級王座戦、ラスト・マン・スタンディング・マッチ:ジョン・シナ(ch)vs.エッジ(新チャンピオン!)