TOPアメリカン・プロレスWWE 2008年 →WWE:Survivor Series 11/23/08

WWE:Survivor Series 11/23/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@(S):ショーン・マイケルズ、レイ・ミステリオ、グレート・カリ、クライム・タイムvs.JBL、ケイン、MVP、ジョン・モリソン、ミズ
 HBKがオープニングに登場なんていつ以来でしょう。
 試合はHBK、ミステリオとモリミズ、JBLの絡み以外は
 適当に脱落したりと軽いファン・マッチ仕様ですね。
 そのため普通にRawで行われたモリミズ対HBK、ミステリオの方が面白いんだと思いますよ。
 平均レベル。

A(S):ベス・フェニックス、ケリー・ケリー、ミッキー・ジェームス、キャンディス・ミッチェル、ジリアンvs.マリース、ヴィクトリア、ミシェル・マクー ル、ナタリア、マリア
 ディーバから10人試合に出すという時点で無理がある。
 細部ではマクールとミッキーの絡み等
 そこそこ見れたものもありましたけれどね。
 悪い試合。

B棺桶戦:アンダーテイカーvs.ビッグ・ショー
 実況席葬や逃げようとしたビッグ・ショーの前に炎が立ちふさがる等
 そういう見栄えの良いスポットに頼りまったく試合構築を考えなかった、
 テイカーにしては珍しく雑すぎる内容。
 悪い試合です。

C(S):バティスタ、CMパンク、コフィ・キングストン、マット・ハーディ、Rトゥルースvs.ランディ・オートン、シェルトン・ベンジャミン、ウィリア ム・リーガル、マーク・ヘンリー、コーディ・ローデス
 リーガルが瞬殺された他は適切な抜け具合で
 またテンポ良くやっているので多少の粗は隠れてしまいますね。
 個々に目を向けるとようやく試合に出たオートンが
 相変わらずの素晴らしい間を見せ私の心をがっしり鷲づかみ。
 またコーディの意外な奮闘も目を引きました(でもスター性はない・・・)。
 まあまあ良い試合です。 

DWWE王座戦:HHH (ch)vs.ウラジミール・コズロフ
 コズロフのPPVデビュー戦。
 私は初めて見る訳ですが・・・
 うん、攻めが腰に絞ってあったり思ったほど下手ではないのですけれど
 キャラがどうも分かりません。
 SDで不敗記録を作っている所を見ると最強キャラなんでしょうけれど
 HHHはそういう引き立てをしないし
 コズロフ自身も試合においてセルフ・アピールをしません。
 結果、悪くない試合にも関わらずつまらない。
 悪い試合だろうとホーガン・プロレスをしてくれた方がまだ楽しめますね。
 予防措置としてエッジとジェフのサプライズがあったのは救い。

E世界王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.ジョン・シナ
 シナの地元という事を鑑みても
 これだけ反応を引き出すのだからシナは凄いですね。
 だからこその王座戦抜擢なのでしょうけれどこれは正直早すぎました。
 相性の良いジェリコが相手にもかかわらず
 ブランク故相互に高めあうことが出来ず
 特別なレベルには到達しませんでした。 
 平均的な良試合です。

総評
 SSは手抜きだし両王座戦はブッキングの時点で分かっていた不安が的中。
 ストーリー上はともかく試合のクオリティとしては
 4大大会に求められるラインに到達していません。
 (執筆日:11/30/08)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

 なし
  

試合結果

@(S):ショーン・マイケルズ、レイ・ミステリオ、グレート・カリ、クライム・タイムvs.JBL、ケイン、 MVP、ジョ ン・モリソン、ミズ
A(S):ベス・フェニックス、 ケリー・ケリー、ミッキー・ジェームス、キャンディス・ミッチェル、ジリアンvs.マリース、ヴィクトリア、ミシェル・マクール、ナタリア、マリア
B棺桶戦:アンダーテイカーvs.ビッグ・ショー
C(S):バティスタ、CMパンク、コフィ・キングストン、マット・ハーディ、Rトゥルースvs.ランディ・オートン、シェルトン・ベンジャミン、ウィリアム・リーガル、 マーク・ヘンリー、コーディ・ローデス
DWWE王座戦:トリプルH (ch)vs.ウラジミール・コズロフvs.エッジ(新チャンピオン!)
E世界ヘビー級王座戦:クリス・ジェリコ (ch)vs.ジョン・シナ(新チャンピオン!)