TOPアメリカン・プロレスWWE 2008年 →WWE:Royal Rumble 1/28/08

WWE:Royal Rumble 1/28/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リック・フレアーvs.MVP
 何故か非常に散漫な内容。
 MVPにしては珍しい。
 悪い試合。

Aクリス・ジェリコvs.JBL
 相性が悪いというより
 ジェリコが喧嘩スタイルを意識して自ら崩れたという感じですね。
 でもこんなラフ・ファイトのジェリコも悪くない。
 平均レベル。

B世界ヘビー級王座戦:エッジ(ch)vs.レイ・ミステリオ
 ミステリオの状態が戻ってないのは仕方ないとして
 エッジが脚攻めを見せる筋にしたり
 ミステリオがいつも使わない技を披露してカバーしました。
 まあまあ良い試合です。

CWWE王座戦:ランディ・オートン(ch)vs.ジェフ・ハーディ
 ストーリーとの兼ね合いもあってかジェフが押せ押せムードな展開。
 オートンの的確な反撃もあってしっかり試合を作れてましたけど
 ここは日本公演みたいにオートンが攻めを担当して欲しかったですね。
 その方がオートンの絶妙の間やジェフの魅力も活きて来るので。
 平均的な良試合。

Dロイヤル・ランブル
 WCWが生んだ最高のスーパースターとは誰か。
 ゴールドバーグ?
 ノン。
 スコット・スタイナー?
 ノン、ノン。
 スティング?
 ノン、ノン、ノン。
 それは他ならぬマイケル・バッファー、その人であります。
 WCW唯一にして最後の大物が
 このロイヤル・ランブルのアナウンスをしたのですよ。
 Let's get ready to rumble!
 さて今回のロイヤル・ランブルが
 良い所と悪い所がはっきりしていたように思いますね。
 では振り返りますと・・・
 良い点
 ・上記のバッファーがコール。
 ・前年残った2人HBK対テイカーを中心に前半を構成。
 ・30番手にシナ登場というサプライズ(情報をもれさせなかったのも見事)。
 ・最近の傾向通り最後の3人はがっつり戦う。
 ・目立たないレスラーが積極的に落ちるか落ちないかの見せ場を作る。

 悪い点
 ・スポット作りの甘さが目立つ。
 (ベンジャミンはHBKとの絡みでもう少し魅せれるし、
 ノーブルは落とされた後落とし返すべきetc)
 ・一部を除いてゲスト含め固有ムーブを披露しない。
 (マンディブル・クローを見せないフォーリーなんて)
 ・中盤無意味に人がたまりすぎ。(別に巨人スポットとか多人数が必要ではないのに)
 ・必殺技に頼りすぎ。(上記のせいもあるが)
 
 悪い点がちょっと目立つので
 総じて好勝負に少し届かず。 

総評
 RRというと全試合豪華なカードになる事が多いですけれども
 今回はやや弱いカードでしたね。
 それでも地味に見所があり
 平均的な大会です。
 (執筆日:4/22/08)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

 Dロイヤル・ランブル

  HBK対テイカーで試合開始。
  テイカーは振り飛ばしHBKをコーナーで一回転させる。
  コーナーに乗り上げたHBKを蹴り上げビッグ・ブーツを狙う。
  HBKが避けるとエプロンに出たテイカーめがけ突進。
  テイカーが首を掴みリングに戻る。
  HBKは脚を蹴りつけて逃れる。
  3番手マレラはHBKにスイート・チン・ミュージックを食らう。
  テイカーがマレラを落とす。
  その隙を突きHBKがテイカーを落とそうとするも防がれる。
  テイカーがオールド・スクールを狙うもアーム・ドラッグに返される。
  HBKが波状攻撃から跳び起きるもチョーク・スラムを食らう。
  4番手カリにテイカーが襲い掛かるも脳天チョップを食らう。
  カリが喉をつかむ。
  テイカーが喉をつかみ返す。
  カリは払いのけると脳天チョップへ。
  テイカーが避けて落とす。
  HBKが背後から襲い掛かり10カウント・パンチへ。
  テイカーがラスト・ライドに返そうとする。
  HBKがロープを掴んでハリケーン・ラナに返す。
  テイカーは何とかエプロンに落ちる。
  5番手ホーリーに襲い掛かったテイカーの背後からHBKが飛びつきスリーパー。
  テイカーが落とそうとするもホーリーが蹴りつけたため成功せず。
  8番手バティスタははいるなり大暴れ。
  テイカーと向き合う。
  そこに6番手ドリーマーがバティスタに襲い掛かりDDTを狙う。
  バティスタが逃れ落としたところにテイカーが襲い掛かる。
  9番手スワグルはリングに入らずリング下に。
  11番手ノーブルが10番手パランボに襲い掛かるも返り討ちに合い落とされる。
  12番手パンクがHBKにニー・ストライクからブルドッグを狙うもテイカーにクローズラインを食らう。
  14番手ウマガ。
  16番手ミズはモリソンと協力してパンクに襲い掛かる。
  ミズとモリソンがコーナー上へ。
  17番手ベンジャミンが跳び上がってターン・バックルへのブルドッグ。
  HBKがスイート・チン・ミュージックをベンジャミンに決め落とす。
  18番手はスヌーカ。
  19番手はパイパー。
  スヌーカに殴りかかるも利いていないのでサミング。
  20番手ケインがもつれあっているパイパーとスヌーカを落とす。
  テイカーがケインの背後でチョーク・スラムの構え。
  と思いきや標的はHBK。
  しかし防がれる。
  21番手カリートがコーディにアップル・ミスト。
  22番手フォーリー。
  23番手ケネディー。
  テイカーがスニツキーを落とす。
  その隙を突きHBKがスイート・チン・ミュージックでテイカーを落とす。
  その隙を突いてケネディーがHBKを落とす。
  テイカーはスニツキーを実況席葬して憂さ晴らし。
  ミズが落ちかかっている。
  スワグルが出てきてミズの腕を引き落とす。
  またリング下に戻る。
  スワグルが同じ事を狙うも
  ヘンリーによってリングに引き入れられる。
  フィンレーはスワグルを救い出すと危険だからと退場。
  29番手はHHH。
  フォーリーと殴り合い落とす。
  ウマガを鉄柱にぶつけペディグリー。
  30番手はまさかのジョン・シナ。
  気をとられたHHHにヘンリーが襲い掛かる。
  シナがヘンリー含め3人程落としHHHと睨み合う。
  殴り合いからHHHがスパイン・バスター。
  ウマガがバティスタにサモアン・スパイクを狙う。
  ウマガにサモアン・スパイクを食らい場外でダウンしていた
  バティスタがリングに戻って来てスピアー。
  ケインがバティスタの喉を掴む。
  HHHの喉元を掴む。
  HHHとバティスタは協力して逃れ落とす。
  HHHとバティスタとシナの3人。
  3人がアピールし殴り合い。
  バティスタが押し2人にクローズライン。
  シナにスパイン・バスター。
  HHHがバティスタにペディグリーを狙う。
  バティスタは逃れるとスパイン・バスター。
  HHHからシナに狙いを変えバティスタ・ボムを狙う。
  シナがリバース・スープレックスに返す。
  HHHがバティスタにクローズラインを決め落とす。
  HHHがWMのボードを指差す。
  シナも去年タップしたな、と仕草。
  HHHが蹴りつけ殴る。
  シナも殴る。
  シナが変形バック・ドロップから5ナックル・シャッフル。
  そしてFUへ。
  HHHが逃れペディグリーを狙う。
  シナが逃れクローズラインの相打ち。
  シナが突進してきたHHHを蹴りつけペディグリーを狙う。
  HHHはロープを掴んで耐え逃れるとDDT。
  HHHが抱え挙げる。
  シナはロープを掴んで耐え逃れると抱え挙げようとする。
  HHHが逃れペディグリーを狙う。
  シナがその動きを利用して担ぎ上げ場外へのFU。
  シナが優勝!

試合結果

@リック・フレアーvs.MVP
Aクリス・ジェリコvs.JBL(DQ)
B世界ヘビー級王座戦:エッジ(ch)vs. レイ・ミステリオ
CWWE王座戦:ランディ・オートン(ch)vs.ジェフ・ハーディ
Dロイヤル・ランブル(優勝:ジョン・シナ!)