TOPアメリカン・プロレスWWE 2008年 →WWE:Judgement Day 5/18/08

WWE:Judgement Day 5/18/08の分析


名勝負 なし
好勝負 ショーン・マイケルズvs.クリス・ジェリコ

@JBLvs.ジョン・シナ
 腕に胴と攻められ防戦一方のシナが
 FU一発で逆転するというホーガン・プロレス。
 3年前と同じようなものを見せられるとは思いませんでした。
 少し悪い試合。

AWWEタッグ王座戦:ジョン・モリソン、ミズ(ch)vs.ケイン、CMパンク
 モリミズのタッグ・ワークが冴えていて良いですね。
 ケインのでかさを利用したらもう1段上の試合になりそうなのが惜しい。
 パンクはミスせず独創性も見せたものの、あの無駄すぎる歩数の多さが目につく・・・。
 平均レベル。

Bショーン・マイケルズvs.クリス・ジェリコ
 フレアーの魂を引き継いだHBKが脚を負傷した振りをした事から生まれた因縁。
 そのストーリーを高い技術力により攻防の上に
 上手い事絡みつかせていますね。
 3試合目という事でコンパクトでしたが
 最後までその質は落ちませんでした。
 フィニッシュの丸め込みはロープを掴んでも良いと思ったのですが
 ジェリコと和解する事になっているので、やり過ぎか。
 それはともかくとしてWM XIXの一戦には及びませんでした
 その後起きた良い事も悪い事もひっくるめ
 今だからこその2人の試合だったと思います。
 ぎりぎり好勝負。

C女子王座戦:ミッキー・ジェームス(ch)vs.べス・フェニックスvs.メリーナ
 5分という短い試合時間でしたが
 立派に3ウェイをやってのけ
 べスが2人まとめてのカナディアン・バック・ブリーカーなんてものも披露です。
 悪くない試合。

D世界ヘビー級王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.エッジ
 PPVで通常形式3戦目という事でマンネリの気配も。
 全体的に一定のレベルを保っている物の
 繋ぎの一戦としてスケール・ダウンしていますね。
 また空位のままにするカウントアウトというフィニッシュもその表現が弱い。
 まあまあ良い試合。

Eジェフ・ハーディvs.MVP
 ジェフやる気無い・・・。
 MVPも余りやる気無い・・・。
 観客も見る気無い・・・。
 悪い試合。

FWWE王座戦、ケージ・マッチ:トリプルH(ch)vs.ランディ・オートン
 100万ドルの間を手に入れ表現に磨きがかかった
 オートンですがヘタレを演じるとどうも試合が伸びてきませんね。
 堂と構えていた方が似合ってますよ。
 試合は打撃中心のラフな展開でオートンが脱出狙い。
 オールドスクール風味でしたが
 流血しなかったりと全体的に煮えきらず・・・。
 まあまあ良い試合程度。

総評
 両王座戦が外れ気味でしたが
 HBK対ジェリコという目玉がありますので悪くない。
(執筆日:5/22/08)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

 ショーン・マイケルズvs.クリス・ジェリコ

  ジェリコがコーナーに押し込む。
  離れる際に脚を取りエルボーを落とす。
  避けられるもしつこく脚を狙おうとする。
  HBKが全て防いで離れる。
  HBKがヘッド・ロック。
  ジェリコはニー・クラッシャーを狙う。
  HBKがサンセット・フリップに切り返し丸め込み合戦。
  ブリッジで返しあった後ジェリコがバック・ドロップを狙う。
  HBKがクロス・ボディに切り返す。
  ジェリコが体勢を返す。
  カウント2で返したHBKが変形4の字。
  ジェリコがロープを掴む。
  ジェリコがロー・キックを放つ。
  HBKが張り手でお返し。
  怒ったジェリコを見てHBKは笑っている。
  HBKが腕に狙いをつける。
  ジェリコがHBKをコーナーに振ると一回転。
  ジェリコが雪崩式ジャーマンを狙う。
  エルボーで落とされるも再び捕まえスーパープレックスを狙う。
  HBKがフェイス・バスターで落とすとダイビング・エルボー・ドロップへ。
  ジェリコが両膝を立てて撃退。
  腰と腹に狙いをつける。
  コーナーに叩きつけて行くとブルドッグへ。
  HBKが押し飛ばしロープにぶつけさせる。
  HBKがアトミック・ドロップからフライング・フォア・アームズ。
  跳び起きるも腹が痛む様子。
  その隙を突きジェリコが両脚を取りウォールズ・オブ・ジェリコ。
  HBKがロープを掴む。
  スプリングボード式ドロップ・キックへ。
  避けられるのを見てエプロンに着地するも
  そこにスイート・チン・ミュージックがヒット。
  ジェリコをリング中央に戻しカバーするもカウント2。
  ダイビング・エルボー・ドロップを決めると前奏を鳴らす。
  ジェリコは起き上がろうとするも崩れ落ちる。
  HBKは焦れている。
  ジェリコは起き上がるやカウンターでコード・ブレイカー。
  ジェリコが何とかカバーに行くもカウント2。
  ブレーン・バスターを狙う。
  HBKがクロス・フェイスに切り返す。
  ジェリコがロープを掴む。
  腹に蹴りを叩き込みロープの上に腹から落とす。
  ライオン・サルトを狙うと見せかけ
  両膝を立てさせると着地しウォールズ・オブ・ジェリコへ。
  HBKは抵抗すると丸め込みに切り返し1,2,3!
  HBKの勝利!
  ジェリコが握手を求める。
  HBKは帰りかけるが戻って握手に応じる。
  

試合結果

@JBLvs.ジョン・シナ
AWWEタッグ王座戦:ジョン・モリソン、ミズ(ch)vs.ケイン、CMパンク
Bショーン・マイケルズvs.クリス・ジェリコ
C女子王座戦:ミッキー・ジェームス(ch)vs.べス・フェニックスvs.メリーナ
D世界ヘビー級王座戦:アンダーテイカー(ch)vs.エッジ(カウントアウト)
Eジェフ・ハーディvs.MVP
FWWE 王座戦、ケージ・マッチ:トリプルH(ch)vs.ランディ・オートン