TOPアメリカン・プロレスWWE 2007年 →WWE:No Way Out 2/18/07

WWE:No Way Out 2/18/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1試合目。
 1試合目は良い試合なのだが
 シングルとタッグでやるべきところを
 組み合わせただけに軽い内容。
 オープニングとしては十分。

2試合目。
 質重視ではなくお祭り的試合になるのかと思ってみれば
 実際はどちらつかずで返って良くない結果に。
 わずかばかりのサプライズがありました。

3試合目。
 いいかげんミミズから離れなさい。
 なくても怪奇派として十分通用するんだから。
 フィンレー先生の手を煩わせるんじゃないよ・・・。

Cケインvs.キング・ブッカー
 のるべき所でのらず、
 時間が経てば経つほど早く終わって欲しいと思う内容。
 SDで行ったキング・ブッカーの映画評論だけが唯一の収穫かな。
 ひどい試合。
 (執筆日:1/23/10)

5試合目。
 ロンドン、スパンキー・・・ROHに行ってくれませんか?
 才能の無駄遣いとしか言いようが無い。

6試合目。
 つまらない試合。
 更になぜにこんなフィニッシュ。
 ECWはPPVの試合をことごとく外している。
 こんな筋書きだとレスラーの士気も下がるし・・・
 ついでにラシュリーはプッシュしすぎ。

Fジョン・シナ、ショーン・マイケルズvs.アンダーテイカー、バティスタ(No Way Out 2/18/07)
 当時はタッグという弱いカード
 及びWWEはタッグなんてやる気ないだろう、という
 半分偏見から特に気にしていなかったのですが
 こうして再見の機会を与えられて見て見ると中々のものです。
 HBKは大きく受けながら一進一退の関係を築く見事な試合運び。
 シナは思い切って一部の場面に限定されていますが、
 その中で個性化した各ムーブによってシナにしかできない大きな流れを生んでいます。
 バティは序盤でファイヤーマンズ・キャリーを見せるなど意欲的なムーブを見せ
 テイカーとのパワフル・チームも魅力的なタッグです。
 実際試合の最後には豪華な必殺技競演か!?という見せ場で
 大きな歓声が沸いていましたからね。
 テイカーもこの頃はボディ・リフトを使ったりして要所で見応えのあるスポットを作り出していました。
 それぞれ良質な貢献を果たした上、
 PPVのメインということで構成にはちょっとしたユーモアとアイディアが付け加えられている。
 最後はバティがテイカーを裏切ってスパイン・バスター。
 WMに向けたメッセージを残し終了です。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:2/1/12)

総評。
 初期のIYHを思わせる出来。
 サタデー・ナイト・メイン・イベントでしてもいい。
 ストーリーが上手くいってないので皺寄せが来たと言うことでしょう。
 メインの内容は素晴らしかったもののこのPPVを購入せずとも特集DVDに収録されています。
 (執筆日:5/2/07)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

Fジョン・シナ、ショーン・マイケルズvs.アンダーテイカー、バティスタ
  シナ対バ ティスタで試合開始。
  バティスタが力で圧倒する。
  シナは相手をコーナーに自爆させHBKに交代。
  テイカーがHBKの腕を集中攻撃する。
  HBKはバティスタの攻撃を避けるとシナにタッチする。
  しかし試合は依然としてSDチームのペース。
  シナはテイカーのオールド・スクールを防ぐとスーパープレックス。
  HBKはテイカーにフライング・フォア・アームズを決めると跳び起きる。
  HBKが近寄ったところにテイカーの腕が伸び喉元を掴み取る。
  HBKは逃れるもボディ・リフトで場外に投げ落とされる。
  バティスタが鉄階段に投げつける。
  孤立し捕まっていたHBKだが
  バティスタのスパイン・バスターをDDTに返すとシナにタッチ。
  シナがバティスタに猛攻を仕掛けダイビング・フェィマサー。
  乱入してきたテイカーを落とすとバティスタにバック・ドロップ。
  更に5シャッフル・ナックルからFUへ!
  テイカーがビッグ・ブーツで阻止。
  HBKがテイカーを追い出すも鉄柱に叩きつけられる。
  バティスタがシナにバティスタ・ボムを狙う!
  HBKがカットする。
  Rawチームがバティスタに攻め込む。
  シナがSTFUを決める!
  テイカーがカット。
  交代したHBKがダイビング・エルボー・ドロップを決め前奏を奏でる。
  バティスタは避けるとSTO。
  ダブル・タッチ。
  テイカーは2人を殴りつけていき
  HBKにはスネーク・アイズにビッグ・ブーツ。シナにはフライング・クローズライン。
  そしてダブル・チョーク・スラムの体勢に!
  バティスタにHBKを渡しスパイン・バスターを決めさせる!
  テイカーはシナにチョーク・スラム!
  そして両者アピールし・・・
  その時バティスタが不意を突きテイカーへスパイン・バスター!
  HBKのスイート・チン・ミュージック、シナのFUから1,2,3!
  テイカーとバティスタが睨み合う。
  

試合結果

@クリス・ベノワ、ハーディーズvs.MNM、MVP
Aクルーザー級王座戦、オープン・チャレンジ(優勝者:チャボ・ゲレロ(新チャンピオン!))
Bブギーマン、リトル・ブギーマンvs.フィンレー、リトル・バスタード
Cケインvs.キング・ブッカー
Dタッグ王座戦:ポール・ロンドン、ブライアン・ケンドリック(ch)vs.デュース&ドミノ
EECW王座戦:ボビー・ラシュリー(ch)vs.ミスター・ケネディー(DQ)
Fジョン・シナ、ショーン・マイケルズvs.アンダーテイカー、バティスタ