WWE:Cyber Sunday 10/28/07の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①ストレッチャー・マッチ：フィンレーvs.レイ・ミステリオ
ストレッチャー・マッチ/シレリー・オン・ア・ポール/ノーDQが候補。
ストレッチャー・マッチというと担架で運ばれる程激しい試合をというのが
当初の狙いでしたが
時代は移り変わって
2007年ミステリオとフィンレーという２大ベテランが
担架を上手く取り入れて試合を作るという
新たな可能性を示しました。
最後のアクシデントも含め見事でしたね。
オープニングということで軽めだったのが惜しい。
まあまあ良い試合でした。
しかしポールの上の棍棒が使用できるなら
シレリー・オン・ア・ポールなんて選ぶ必要ないじゃないか。
②ECW王座戦：CMパンク（ch）vs.ミズ
ミズ/ビッグ・ダディV/ジョン・モリソンが候補。
今回投票がWWEの思惑通りにいきませんでした。
まずはミズが選ばれてしまいました。
両者良いとこなしで通常放送でやってろというレベル。
悪い試合。
③ミスター・ケネディーvs.ジェフ・ハーディ
WWE王座戦の投票に選ばれなかった２人が対決。
やけに基本的な試合。
最後はケントーン・ボムで決めたら印象良くなるんだけど内容は悪くない。
しかしケネディーは以前より見劣りするのは変わらず。
これだとケネディーよりジェフが先に王座挑戦になったのも仕方ないなぁ。
平均レベル。
JBLの友人プレゼンツの秀逸な投票ビデオ。
④US王座戦：MVP（ch）vs.ケイン
本当はマットが予定されていたのだが怪我したために変更となり、
ヘンリー、カリ、ケインが候補。
さんざんやったカードで流行遅れでも
手の合う所を見せたらまだましだなと思っていると
只時間を稼いで７分経つとMVPがカウントアウト・・・。
こんなんやったら挑戦者３人による
塩分100％の体に悪い試合の方が楽しめたなぁ。
ひどい試合。
⑤WWE王座戦：ランディ・オートン（ch）vs.ショーン･マイケルズ
心配してたけど予想通り
HBKの膝はかなり悪いようで動きが鈍いし余り動けない。
腕攻めを使う物の
Survivor Seriesで打開策として提示する
サブミッション・スタイルは見いだせていない。
（しかし23年間やってきたのを変える訳だから
どこまでごまかせるかは見てみないことには予想もつかない。）
ついでにフィニッシュは只のロー・ブローで反則裁定。
平均より少し上。
どうやらこの組み合わせは名勝負にならない運命にあるようで・・・。
⑥ストリート・ファイト：トリプルHvs.ウマガ
ストリート・ファイト、ケージ・マッチ、ファースト・ブロッド・マッチが候補。
ケージ・マッチをWWEは押していましたが
当てが外れてストリート・ファイトに。
ステージでの乱打戦から始まり
観客席を通ってリングへ移っていく訳ですが
試合構成が駄目で、どうにもトップ・ギアに上がらずずるずると。
最初の入場セット貫通なんか後ろに持ってくるべきでしたし
リングに戻ってからは短くなるのも覚悟で
ハードコア・スポットで凝縮するべきでした。
実況席破壊はあるとはいえ普通の試合に毛が生えた程度のぬるさでしたからね。
平均的な良試合程度。
これまで試合の合間で披露していた
ハロウィーン・コスチューム・コンテストの結果発表。
どうでも良いけどリングに一回も現れないなんて微妙やなぁ。
⑦世界ヘビー級王座戦（レフェリー：スティーブ・オースチン）：バティスタ（ch）vs.アンダーテイカー
WWEファンも本当に空気読まへんね。
JBL、オースチン、フォーリーが候補で
WWEが徹底的にJBLを押しているのに
80％がオースチンに入れてしまうんだから。
流行遅れのこのカードに新風を巻き起こせるのはJBLぐらいしかいない。
オースチンもフォーリーも定番の事しかできないのは分かってるだろうに。
駄目だねぇ。
さてその試合。
やはりスペクタクル性、迫力が足りないですね。
でも試合部分としては悪くない。
テイカーが柔軟性の高さを見せて引っ張れば
バティスタも時々とはいえ、その場にあったふさわしい攻撃を見せます。
しかし最後は安直な必殺技の打ち合いで、ちょっとうんざり。
中々良い試合程度。
総評
予定が狂ったぐらいで対応できないならいっそ投票結果を偽造したら。
（執筆日：2/2/08）
DVD Rating：★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
①ストレッチャー・マッチ：フィンレーvs.レイ・ミステリオ②ECW王座戦：CM パンク（ch）vs.ミズ
③ミスター・ケネ ディーvs.ジェフ・ハーディ
④US王座戦：MVP（ch）vs.ケイン（カウントアウト）
⑤WWE王座戦：ランディ・オートン（ch）vs.ショーン･マイケルズ（DQ）
⑥ストリート・ファイト：トリプルHvs.ウマガ
⑦世界ヘビー級王座戦（レフェリー：ス ティーブ・オースチン）：バティスタ（ch）vs.アンダーテイ カー