TOPアメリカン・プロレスWWE 2006年 →WWE:Unforgiven 9/17/06

WWE:Unforgiven 9/17/06の分析


名勝負 なし
好勝負 WWE王座戦、TLCマッチ:エッジ(ch)vs. ジョン・シナ

オープニングから良い試合。

Cヘル・イン・ア・セル:DXvs.ビンス&シェインマクマホン、ビッグ・ショー
 マクマホン親子が素人、ビッグ・ショーがリーサル・ウェポンという
 位置づけがしっかりできているのは良いですね。
 拳で魅せれないので乱戦自体は弱く、只攻めているの一言で片付けられるシーンで構成されていますが
 シェインの身体能力、ビンスの表情芸があるので
 何だかんだ言って惹きつけられます。
 クライマックスは思いついた物全ていれたかのようにネタが詰まっていて
 メインを張れるような充実感を得ましたね。
 平均的な良試合です。
 (執筆日:10/13/09)

5試合目、トリッシュは女子王座を奪取し最高の引退を飾りました。
試合の方はちょっとミスもありましたが雰囲気もあいまって最高峰の試合でした。

Eカリートvs.ランディ・オートン
 オートンの振る舞いは立派な物だし外さない確かな運びです。
 しかし一方のカリートはハイ・フライングにスタイル・チェンジしたのは良いものの
 ハイ・スポットがリズムづけの打撃と同じ軽さ。
 最後の変形RKOも本当ならあんなに唐突な印象を与えなくてもできるはず。
 平均より少し上。
 (執筆日:11/5/09)
 
FWWE王座戦、TLCマッチ(シナは負けたらSDに移籍):エッジ(ch)vs. ジョン・シナ
 トロントに戦場を移しシナへのブーイングは増えているものの
 逆にライバル関係の中にそれが組み込まれていて良かったですね。
 負けたら移籍の話も信憑性があったと思います。
 観客の反応込みでスポットを見せていきました。
 その後も2人だからと言い訳しないTLCならではのハードさで
 両者ラダー上から場外テーブルに落下しています。
 またMITBでやるような独創的なムーブにも取り組んでいましたね。
 一方でお題目だからとTLCを使っている、と錯覚させる所もある。
 ラダーを上る行為との兼ね合いが出来てないのと
 凶器攻撃過多に走る程の遺恨表現が試合の中で見せられなかったせいでしょう。
 しかしシナがアクシデントにもしっかり対処したり
 クライマックスに表現の原石が見られたりと、
 裏づけがある上でここまで過激にやった、という事は好印象です。
 ぎりぎりグッド・マッチ。
 (執筆日:11/5/09)

興味を持たせるカードが勢ぞろいしていて良いPPV。

DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

 Cヘル・イン・ア・セル:DXvs.マクマホン親子、ビッグ・ショー
  DXはショーにロー・ブローを決めるとマクマホン親子に襲いかかる。
  再びショーにロー・ブローを決めるとマクマホン親子をセルにぶつけ流血させる。
  HHHはビンスにドライバーを突き立てる。
  ビンスにダイビング・エルボー・ドロップを狙うもショーが立ちふさがる。
  HBKのダイビング・クロス・ボディを受け止めるとボディ・プレス。
  HBKのブランチャを受け止めるとセルにぶつけようとするも
  HHHが救い出し逆にショーをセル、鉄階段にぶつける。
  ショーがHHHにチョーク・スラム。
  HBKをパワー・ボムの要領で持ち上げセルに叩きつける。
  3人でHHHを痛めつけていく。
  シェインはコーナーのHHHにゴミ箱を当てると別のコーナーからミサイル・キック!
  HHHは痛めた耳から流血。
  シェインが鉄階段の上からスリング・ショットを決めHHHをセルにぶつける。
  ショーがベイダー・ボムを決めるとビンスがカバー。
  ビンスはカウント2でHBKの肩を上げ更に痛めつけていく。
  HHHが戻ってきてビンスにぺディグリーを狙う。
  シェインが阻止してアルゼンチン・バック・ブリーカーの体勢に捕らえるも
  HHHはリバースDDTに返す。
  反撃もむなしく再び3人が試合を制する。
  ビンスの尻にキスさせられるのを止めるのが精一杯。
  しかしショーのボディ・プレスをビンスに誤爆させ、鉄柱でショーにロ・ブローを決めると流れが変わる。
  HBKはシェインにフライング・フォア・アームズを決めると跳び起きる。
  HHHがシェインにスパイン・バスター。
  椅子をシェインの首に挟むとダイビング・エルボー・ドロップ!
  シェインは吐血している。
  HBKが前奏をならすもショーが阻止する。
  ショーが鉄階段を手にするもHHHは椅子攻撃で迎撃。
  HBKのスイート・チン・ミュージックがショーに炸裂!
  ビンスは1人になっても怒りの形相。
  DXはショーの尻を出すとビンスの顔を押し付ける!
  HBKがスイート・チン・ミュージックを決め
  更にHHHがスレッジ・ハンマーを思いっきり叩きつける!
  カバーし1,2,3!DXの勝利!

女子王座戦、トリッシュ引退試合:リタ(ch)vs.トリッシュ
  トリッシュがスタンディング・ヘッド・シザース。
  場外のリタにエア・カナダで追撃。
   リタが試合の流れを掴む。
  トリッシュはコーナー上のリタにハリケーン・ラナを狙うも防がれ両者転落。
  リタはコーナー上のトリッシュの髪を掴んで投げ落とすとムーンサルトを狙うも自爆!
  トリッシュがカバーするもカウント2。
  ならばとストラタス・ファクションを狙うも防がれ場外に落とされる!
  リタがトリッシュを痛めつけていく。
  トリッシュが盛り返しコーナー上のリタにヘッド・シザース。
  そしてチック・キック!
  カバーするもカウントは2!
  リタの攻撃をかわしストラタス・ファクションを狙う。
  防がれると見るやサンセッ ト・フリップに切り返そうとする。
  リタは座り込んでカバーに持ち込もうとするも失敗する。
  トリッシュはカバーを止めるとシャープ・シューター!
  リタがタップしトリッシュが新女子チャンピオンに!


 WWE王座戦、TLC:エッジ(ch)vs.ジョン・シナ(シナは負けたらSDに移籍)    

  観客はエッジを応援している。
  組むとシナがヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  エッジがリープ・フロッグから張り手。
  シナがタックルからマウント・パンチ。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  エッジがネック・ブリーカー。
  場外に下りる椅子を手にする。
  追ってきたシナの腹を突く。
  頭部に叩きつけようとする。
  シナは避けて鉄柱に誤爆させるとエッジをリングに戻す。
  リングに入るとコーナーに振る。
  フィッシャーマンズ・スープレックス。
  突進。
  エッジはかわしてコーナーに激突させるとエジキューション。
  場外に下りると椅子を2脚持ってくる。
  リングに入ると2脚を並べて立てる。
  そこにブレーン・バスターを狙う。
  シナが防いで体勢を入れ替える。
  ブレーン・バスターを狙う。
  エッジは後ろに着地すると椅子へのリバースDDT。
  場外に下りるとラダーを持ってくる。
  中央に立て登っていく。
  シナがラダーを倒す。
  エッジは着地するとクローズライン。
  ロープに喉を押しつける。
  場外に下りるとラダーをぶつけ、シナの顔の前に立てかける形に。
  フェンスにのるとそのラダーにドロップ・キック。
  リングに戻るとラダーを持って突こうとする。
  シナは避けると殴りつけていく。
  コーナーに振る。
  コーナーに立てかけられたラダーへのヒップ・トス。
  担ぐと場外へのFUを狙う。
  エッジはロープを掴んでこらえるとエプロンに着地。
  殴り合い。
  シナが押しロープに走る。
  エッジがカウンターでパンチ。  
  コーナー上へ。
  シナがエッジの体勢を崩す。
  場外に下りテーブルを持ってくる。
  テーブルを立てるとスーパープレックスを狙う。
  エッジはこらえると殴りつける。
  エッジがサンセット・フリップし・パワー・ボムへ。
  ロープを掴んでこらえられたためテーブルに届かない弱いパワー・ボムになる。
  シナがエッジを殴りつけコーナーに振ろうとする。
  エッジは振り返すとシナにテーブルへのパワー・スラム。
  シナがたまらず場外に転がり出る。
  エッジはコーナーに立てかけられたラダーを駆け上がるとダイブ。
  起き上がるとシナをリングに戻す。
  椅子を2脚持ってリングに入る。
  椅子をダウンするシナに叩きつける。
  椅子をシナの頭の下に置く。
  コンチェアトを狙う。
  シナがドロップ・トー・ホールドで逃れる。
  ロープに走るとネック・ブリーカー。
  ラダーでエッジを挟むとラダーを叩きつける。
  その状態でSTFU。
  ラダーを担ぐと突進して叩きつける。
  ラダーをFUでダウンするエッジに投げる。  
  コーナーに立てかける。
  プロト・ボム。
  5ナックル・シャッフルを狙う。
  しかしロープに走ろうとしてやめる。
  ラダーをのぼり、そこから5ナックル・シャッフル。
  場外に下りるとテーブルをリング下から取り出しリングに入れる。
  テーブルを立てている隙にエッジは場外から椅子を手にする。
  シナの頭部に椅子を叩きつける。
  テーブルにのせる。
  場外に下りるとリング下からテーブルを持ってくる。
  シナの上に更にテーブルを立てる。
  コーナー上へ。
  シナは起き上がるとエッジを殴り落とす。
  場外に下りるとリング下からラダーを取り出す。
  リングに入れて立てると上っていく。
  エッジがコーナー上へ。
  その前に立てられたラダーに移りスピアー。
  ラダーを登っていく。
  ダイビング・クロス・ボディへ。
  シナはキャッチすると担ぐ。
  エッジはラダーを掴んで逃れようとする。
  シナは逃さずにラダーへのパワー・ボム。
  場外に転落したエッジに椅子攻撃。
  リングに戻るとラダーを登っていく。
  ベルトに手をかける。
  リタが現れリングに入る。
  ラダーを倒すとシナはそのまま場外のテーブルに落下。
  エッジが何とかリングに入る。
  ラダーを立て登っていく。
  シナがリングに入る。
  リタがリングに入りシナの背中に椅子攻撃。
  シナはふらつきながらもラダーを倒す。
  エッジはそのまま場外のテーブルに転落。
  リタがエッジの容態を心配。
  振り向いた所をシナがリタにFU。
  衝撃で2段テーブルが崩れたので戻す。
  リングに出ようとする。
  しかしエッジの様子を見て考えを変える。
  ラダーを立てると登っていく。
  エッジが何とかリングに入り反対側から登っていく。
  殴り合い。
  両者ベルトに手を伸ばす。
  シナがエッジを担ぐ。
  横の2段テーブルへのFU。
  ベルトを奪取し新チャンピオンに!
  リング・サイドの父親とハグして勝利を喜ぶ。

試合結果

@IC王座戦:ジョニー・ナイトロ(ch)vs.ジェフ・ハーディ
Aケインvs.ウマガ(ダブル・カウントアウト)
B世界タッグ王座戦:スピリット応援団(ch)vs.ハイランダーズ
Cヘル・イン・ア・セル:DXvs.ビンス&シェイン・マクマホン、ビッグ・ショー
D女子王座戦、トリッシュ引退試合:リタ (ch)vs.トリッシュ(新チャンピオン!)
Eカリートvs.ランディ・オートン
FWWE王座戦、TLCマッチ(シナは負けたらSDに移籍):エッジ(ch)vs.ジョン・シナ(新チャンピオン!)