TOPアメリカン・プロレスWWE 2006年 →WWE:ECW One Night Stand 6/11/06

WWE:ECW One Night Stand 6/11/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2試合目、実質1試合目ですが良い試合に はならず。
3試合目、一番ECWっぽい試合で楽しめます。
4試合目は3試合目とは違いECWのハードコアな面を
前面に出していきましたがフィニッシュがあまりにも悪すぎて・・・

Dミック・フォーリー、エッジ、リタvs.テ リー・ファンク、トミー・ドリーマー、ビューラ
フォーリーはWMの後遺症?、ファンクは年で限界を感じさせるし、
 元々平凡なドリーマーは相当分かりやすい形でキャリーされています。
 そんなんでエッジもストリート・ファイトの格好をしてきた割りには目だった暴れっぷりではありません。
 という事で個々はプロレスでは余り良い仕事をしていません。
 しかしそれ以外、台本やマイク・アピールが非常に素晴らしいです。
 フォーリー、エッジ、リタがそれぞれECW、観客、相手をターゲットに煽って試合を開始しますし、
 スポットがはそれぞれのキャリアを活かしています。
 フォーリーとファンクが有刺鉄線ボードに並んでダウンする所なんて
 ライバル関係を感じさせる良い絵ですよね。
 ファンクの退場&復帰やリタ、ビューラを上手く使ったストーリー展開が
 観客を完全に取り込んで魅了します。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:4/24/10)

FWWE王座戦、エクストリーム・ルール:ジョン・シナ(ch)vs.RVD
観客に絶対否定しながらもシナはタフにこの反応を利用しています。
 間も十分ですし、拳や受けも安定していますね。
 一方のRVDですがハードコアな持ち技を適度にばらまく形。
 良い受けを見せる場面もあるのですが、
 絶対的な支持を受けている割りに何をしたいか分からない動きを見せたりと、
 相応の働きはできていなかったと言わざるを得ませんね。
 最後はレフェリー気絶、エッジ乱入でポップにまとめあげました。
 クオリティはそこそこながら1度は見る価値のある異常な試合でした。
 平均的な良試合。
 (執筆日:4/16/10)

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

 FWWE王座戦、エクストリーム・ルール:ジョン・シナ(ch)vs.RVD
  シナが殴るとBooo、RVDが殴るとYeah。
  ワン・パターン、ヘタクソ・コールがシナに飛ぶ。
  RVDにはクソ凄え奴コール。
  シナはベルトを掲げて観客を挑発する。
  RVDが鉄階段上からムーンサルトを決める。
  シナは柵に飛び乗ったRVDを突き落とす。
  RVDは柵上のシナにコークスクリュー・レッグ・ドロップ。
  顔面めがけ椅子付ドロップ・キックに椅子を乗せてのローリング・サンダー。
  カバーするもカウント2。
  RVDはシナの上に椅子を乗せ開脚式ムーンサルトにいくも
  シナは椅子を立てて防ぎ椅子の上にDDT。
  シナはスリング・ショットでRVDをコーナーの椅子に突っ込ませるとカバー。カウントは2。
  バック・ドロップからファイブ・ナックル・シャッフルを決めFUを狙う!
  RVDは逃れるとスピン・キック。
  シナはコーナー上のRVDを捕らえ叩きつけカバーするもカウントは2。
  RVDはコーナーにテーブル設置。
  シナがドロップ・トー・ホールドからSTFU!
  RVDがロープを掴むもシナは離そうとしない。
  シナはECWのレフェリーにクローズライン。
  コーナー上のRVDを捕らえスーパープレックスを決めると鉄階段でRVDを殴りつける。
  ニック・パトリックがやって来てカバーするもカウント2。
  シナはRVDにFUを狙う。
  RVDはロープを掴んで耐える。
  ならばと場外へとFUを決める!
  そこに何者かがシナにスピアーを決めテーブルに沈める!
  その正体はエッジ!
  RVDがファイブ・スター・フロッグ・スプラッシュ!
  ニックを起こそうとするが起きない。
  そこにヘイマンがやって来てカウントする!1,2,3!
  RVDが新WWEチャンピオンに!
  ECWレスラーが出てきて祝福する。

試合結果

@タズvs.ジェリー・ロウラー
Aカート・アングルvs.ランディ・オートン
BFBIvs.タジリ、スーパー・クレイジー
C世界ヘビー級王座戦:レイ・ミステリオ(ch)vs.サブー(ノー・コンテスト)
Dミック・フォーリー、エッジ、リタvs.テリー・ファンク、トミー・ドリーマー、ビューラ
Eボールズ・マホニーvs.マサト・タナカ
FWWE王座戦、ECWルール:ジョン・シナ(ch)vs.RVD(新チャンピオン!)