TOPアメリカン・プロレスWWE 2005年 →WWE:Taboo Tuesday 11/1/05

WWE:Taboo Tuesday 11/1/05の分析


名勝負 なし
好勝負 IC王座戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルH

3試合目はカリートが新たな引き出しを見せ良い試合だったのでもう少し時間をかけて欲しかった。

CWWEタッグ王座戦:ランス・ケイド、トレバー・マードック(ch)vs.ビッグ・ショー、ケイン
 組まれた時点でチープ・フィニッシュでもない限りこれは挑戦者が決まるな、と
 観客に思わせその通りにして楽しませる意図のブッキング。
 そうなると試合はどうしても力量差をそのまま出す事になり、
 基本的にケイン、ビッグ・ショーが攻め、
 その間はケイド、マードックは何もせず
 時間になったらタッグらしい戦略で主導権を取り戻すという事になる。
 この何もせずというのが問題で、
 ケイン、ビッグ・ショーがベテラン故にちゃんと動かす意識があるのだから
 もしそこにのって少しばかりの抵抗を入れたなら
 自分たちのタッグ戦略の価値も対比的に上がっていくというものです。
 終盤で一進一退が許されずスカッシュされるだけなのだから
 過程でどこまで魅せられるかがこの試合の肝だったのにね。
 少し悪い試合。
 (執筆日:11/1/11)

FIC王座戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルH
前年のオートンも素晴らしかったがHHHは更にその上を行きましたね。
 フレアーの写し身となり細かい一進一退の攻防を見せました。
 2人が使う技の種類は少ないですが重みと意味に溢れています。
 感情の調節も素晴らしいです。
 繊細な表現を持ったオールド・スクール+大流血=ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:11/2/09)

GWWE 王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.カート・アングルvs.ショーン・マイケルズ
完全にコンセプトを理解していて、
 試合のペースの上げ方が上手いです。
 HBK、カートが協力に入ってもだらだらせずに
 シナを実況席を沈める所まで運びます。
 シナ復帰後の加速力、突発力は凄まじく大いに盛り上がって終了しました。
 問題はコンセプトによって細部に余り意味がなくなり
 雪崩式アングル・スラムを普通にカウント2で返されたりしている事。
 HBK対カートが位置付け通り落としでドリーム・マッチの絡みではない事ですね。
 爽快で楽しいが、それ以上を求められると困ってしまう内容ですがメイン・イベントとしては合格点。
 中々良い試合。
 (執筆日:11/2/09)

Taboo Tuesdayは投票以前に
選出されるカードの趣が一風変わっていてそれが面白いですね。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

 FIC王座戦、ケージ・マッチ:リック・フ レアー(ch)vs.トリプルH
  組むとHHHがコーナーに押し込み殴りかかる。
  フレアーは避けるとチョップを打ち離れる。
  組むとHHHが押し込み殴りつけようとする。
  フレアーはガードすると殴りつけチョップを打ち、殴りつけていく
  HHHはフレアーをコーナーにもたれさせると殴りつける。
  フレアーがチョップを打ち返し押していく。
  HHHはフレアーをコーナーにもたれさせ殴りかかる。
  フレアーはガードすると殴りつけていく。
  チョップで倒す。
  ロープに振ろうとする。
  HHHは振り返すとハイ・ニー。
  起こすとターン・バックルにぶつけ殴りつける。
  足を喉に押し当てる。
  フレアーがチョップ。
  HHが腹にブローをいれ打ち合う。
  フレアーが押し勝ち殴りつけるとロープに振ろうとする。
  HHHは振り返すとスパイン・バスター。
  頭部にパンチを打ち込んでいく。
  起こすとケージにぶつける。
  フレアーは流血。
  HHHがフレアーを殴りつけケージにぶつける。
  スナップ・メア。
  ニー・ドロップ。
  ケージにこすりつけ、叩きつける。
  もう1発。
  ロープに走ると体当たりでプレス。
  額にパンチを叩き込む。
  ニー・ドロップ。
  ケージにぶつける。
  ケージを登っていく。
  フレアーはロープを伝って捕まえに来る。
  チョップを打ち込む。
  HHHがヘッド・バッド。
  チョップとパンチの打ち合いに。
  フレアーがチョップを連打。
  HHHがパンチを入れると両者体勢を崩してロープをまたぐように落ちる。
  HHHはコーナーをのぼるとケージを止めているチェーンを手にする。
  チェーンを拳に巻くとコーナー上から飛ぶ。
  フレアーが脚を上げ迎撃。
  フレアーがチョップを打っていく。
  ニー・クラッシャー。
  4の字を狙う。
  HHHがチェーンを殴りつけて防ぐ。
  カバーするもカウント2。
  チェーンを巻いた拳を落とす。
  レフェリーがチェーンを没収する。
  倒れているフレアーに張り手。
  マウント・パンチ。
  コーナーにもたれさせると殴りつけていく。
  フレアーは軽くHHHの胸を突くもダウン。
  HHHがフレアーの後頭部にニー・ドロップ。
  フレアー・ウォークをして見せる。
  4の字を決める。  
  耐えるフレアーを殴りつけていく。
  フレアーが反転させる。
  HHHがすぐ戻しロープを掴む。
  フレアーを中央に引っ張ると4の字を狙う。
  フレアーが蹴り飛ばしHHHをケージにぶつける。
  HHHも流血。
  フレアーが飛びかかり噛み付く。
  ケージにぶつける。
  チョップで倒す。
  パンチを叩き込んでいく。
  噛み付く。
  ケージにぶつける。
  ケージにこすりつけ叩きつける。
  髪をつかみ引っ張ると殴りつける。
  チョップ。
  ブレーン・バスター。
  ニー・ドロップ。
  もう1発。
  手を掴むとチョップにパンチ。
  ロープに走るとチョップ・ブロック。
  チョップ。
  脚を殴りつける。
  ロープに走りチョップ・ブロックで倒す。
  脚にエルボー・ドロップ。
  脚を踏みつける。
  4の字。
  HHHがロープの方へ移動。
  フレアーは中央に戻すと中指を立てる。
  HHHはレフェリーを掴んで引っ張るとフレアーにぶつける。
  フレアーは起き上がると脚にニー・ドロップ。
  ケージを登っていく。
  HHHが捕まえる。
  フレアーはサミングで逃れるとコーナー上から飛びシングル・アックス。
  カバーするもカウント2。
  起こすとロー・ブロー。
  扉から脱出しようとする。
  HHHが何とか追いつき脚を掴む。
  フレアーは引き入れられながらも椅子を掴んで入れる。
  HHHはフレアーの手を踏みつけ椅子を手にする。
  椅子を振りかぶる。
  フレアーはHHHの股間を握りつぶす。
  その状態でチョップとパンチ。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  読んでいたHHHがぺディグリーを狙う。
  フレアーは椅子へのリバース・スープレックスに切り返す。
  椅子を叩きつける。
  もう1発。
  3発目。
  そして脱出する!
  フレアーの防衛!

試合結果

@マット・ハーディ、レイ・ミステリオvs.ジーン・スニツキー、クリス・マスターズ
Aユージーン、ジミー・スヌーカvs.ロブ・コンウェイ、タイソン・トムコ
Bカリートvs.マンカインド
C世界タッグ王座戦:ランス・ケイド、トレバー・マードック(ch)vs.ビッグ・ショー、ケイン(新チャンピオン!)
Dバティスタvs.ジョナサン・コーチマン、ゴールダスト、ベイダー
E女子王座戦、フルフィル・ユア・ファンタ ジー・バトル・ロイヤル:トリッシュ(ch)vs.ヴィクトリアvs.アシュリーvs.ミッキー・ジェームスvs.マリア vs.ヴィクトリアvs.キャンディス・ミシェル
FIC王座戦、ケージ・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルH
GWWE王座戦:ジョン・シナ(ch)vs.カート・アングルvs.ショーン・マイケルズ