WWE:Survivor Series 11/27/05の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1試合目はたいしたことない試合。
2試合目、メリーナは意外と良い試合をしていた。
Bラスト・マン・スタンディング・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルH
最終決戦という位置づけで
HHHが冷徹漢でフレアーを大流血に追い込みます。
必然的にクライマックスは身体対気持ちという見せ方。
レフェリーがずっとカウントしている訳ではないものの
ぺディグリー3連発で起き上がったりしますが
そこらへんは倒れ方の調節で不自然さを感じなくしています。
しかし一方で27分という長時間はまったく必要の無い内容で、開始2分で凶器を使い出しています。
他の試合が割りを食っている部分もありますし20分弱にすべきでした。
中々良い試合。
(執筆日:11/2/09)
CWWE王座戦(レフェリー:デヴァリ):ジョン・シナ(ch)vs.カート・アングル
硬く印象付けたレスリングに打撃。
当時はシナのプッシュが強烈過ぎて反感もあった記憶がありますが、
こうして見返しているとフロー感ある攻防です。
デヴァリはスペシャル・レフェリーでよくある偏ったレフェリングですが、
比較的すぐに気絶し、合計4人ものレフェリーが絡む演出戦になっているので、
その手の形式が余り好きでない人も楽しめますね。
尤も試合時間が15分にも満たないのに4人のレフェリーが絡むので
表面的な盛り上げに留まっている側面も否めない。
平均的な良試合。
(執筆日:11/?/20)
E(S):チームRAW(ショーン・マイケルズ、カリート、クリス・マスターズ、ビッグ・ショー、ケイン)vs.チームSD(バティスタ、ランディ・オートン、ボビー・ラシュリー、JBL、レイ・ミステリオ)
必殺技シーンがどれも素晴らしい。
こういう多人数マッチにおいてそれは実に重要な事です。
また団体の威信(実況が後のPPVタイトルになるBragging Rightsという言葉を口にしていますね)をかけているだけの意識のぶつかり合いも見られます。
しかし問題は時間が明らかに足りていないという事です。
ビッグ・ショーは必殺技をやたらと食らって退場した割りにそれまでに十分暴れていないし、
HBK対ミステリオ、JBL、オートンという3対1の状況を作り出したにも関わらず数の利を見せるシーンは一切ありません。
通常シーンの出来が悪い訳ではないだけに惜しまれますね。
唯一悪い点を上げるとすればカリートの扱いですね。
ベビー、ヒール混合にも関わらず
JBLが男前な姿を見せたりとそれを超えたチームになっていたのに、カリートは1人存在価値がありませんでした。
小ずるさで貢献するか、普段のキャラを全開に
輪から乱れた結果やられて、誰も助けにこない、ってのを見せて欲しかったですね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:11/2/09)
良いPPVなのだが、所々もう少し良くなったのではという点が見られる。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
Bラスト・マン・スタンディング・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルHHHHはリングを下りると入場してきたフレアーに殴りかかる。
フェンスにぶつける。
殴りつけリングに戻す。
マウント・パンチ。
フレアーからベルトを取ると放り投げる。
ロープに振りバック・エルボー。
踏みつける。
フレアーは場外に転がり出るとガウンを脱ぐ。
HHHが椅子を手にする。
フレアーに近づき振りかぶる。
フレアーが竹刀で突く。
竹刀を叩きつける。
フェンスの外に転がり出たHHHにチョップ。
パンチを打ち込んでいく。
HHHがパンチをいれフェンスにぶつける。
フレアーがチョップを打ち込みパンチ。
HHHはショルダー・スルーでケージの内に投げる。
フレアーを起こすとブレーン・バスター。
リングに戻る。
カウント7で起き上がったフレアーをエプロンに上げるとリング内へのブレーン・バスター。
エルボー・ドロップ。
もう1発。
コーナーで殴りつける。
フレアーがチョップにパンチ。
HHHがニー。
場外に投げる。
場外に下りるとフレアーを起こそうとする。
フレアーはチョップを決めると鉄柱にぶつけようとする。
HHHは防ぐと鉄柱にぶつける。
リング下からドライバーを取り出す。
額に突き刺し流血させる。
額に押しつける。
リングに戻す。
ドライバーを突き立てる。
フレアーが場外に転がり出る。
HHHはリングに戻ってきたフレアーを殴り倒す。
ニー・ドロップ。
もう1発。
フレアーはコーナーにもたれると近づいてきたHHHに蹴り。
チョップを打ち込んでいく。
HHHがニー。
場外に投げ捨てる。
場外に下りると殴りつける。
スペイン語実況席の蓋を外しTVモニターを外す。
フレアーがHHHを鉄階段にぶつける。
カウント5。
チョップ。
HHHがサミング。
スパイン・バスターを決める。
マイクを取ると挑発する。
起き上がったフレアーが股間を握りつぶす。
HHHはマイクをたたきつけて逃れる。
実況席の蓋を外しTVモニターを外す。
実況席にのせるとぺディグリーを狙う。
フレアーがリバース・スープレックスに切り返しスペイン語実況席に落とす。
リングに戻る。
HHHが実況席を支えにカウント9で起き上がる。
椅子を手にして何とかリングに入ろうとする。
フレアーがHHHを引き入れチョップ。
殴りつけロープに振る。
ショルダー・スルーを狙う。
HHHがフェイス・バスターに切り返す。
フレアーを殴り倒す。
椅子を手にする。
振りかぶるも椅子を放す。
マウント・パンチ。
フレアーが起き上がり構える。
襲いかかってきたHHHと殴り合い。
HHHが殴りつけるとフレアーがダウン。
椅子へのぺディグリーを狙う。
フレアーがロー・ブロー。
椅子を手にするとHHHに叩きつける。
カウント5で起き上がったHHHの顔を掴むと噛み付く。
殴りつけコーナーでチョップにパンチ。
股間にパンチ。
コーナーに振ろうとする。
振り返されるもカウンターで蹴り。
場外に出るとHHHの脚を掴んで倒す。
引っ張り鉄柱にHHHの股間をぶつける。
脚も鉄柱にぶつける。
引っ張って股間を何度もぶつける。
リングに戻るとチョップ・ブロック。
脚に噛み付く。
体中を踏みつける。
ニー・ドロップ。
チョップにチョップ・ブロック。
脚を引っ張り4の字を狙う。
HHHが蹴り飛ばす。
フレアーが4の字を狙う。
HHHが蹴り飛ばし落とす。
フレアーはHHHの脚を掴んで倒すと鉄柱に脚をぶつける。
脚に椅子を叩きつける。
リングに戻ると4の字。
ロープを掴んで強化する。
HHHがタップするも無効。
フレアーが放す。
HHHは何とか起き上がるとクローズライン。
場外に出ると鉄階段を手にしてリングに投げ入れる。
リングに入り鉄階段を持つとぶつける。
フレアーがカウント4で起き上がる。
鉄階段を持って近づいてきたHHHにドロップ・トー・ホールド。
フレアーがカウント7で起き上がる。
HHHがカウント8で起き上がる。
フレアーがチョップ。
HHHが殴りつける。
フレアーはチョップを連打。
ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
読んでいたHHHがぺディグリーを決める。
フレアーが鉄階段を支えにカウント8で起きる。
HHHがぺディグリー2発目。
フレアーが中指を立てカウント7で起き上がる。
HHHは向かっていくと殴りまくる。
3発目のぺディグリー。
フレアーがまだ動く。
HHHは場外に下りてスレッジ・ハンマーを持ってくる。
背中に一撃。
フレアーはぴくりとも動かず10カウント!
HHHが新チャンピオンに!
E(S):チームRAW(ショーン・マイケルズ、カリート、クリス・マスターズ、ビッグ・ショー、ケイン)vs.チームSD(バティスタ、ランディ・オートン、ボビー・ラシュリー、JBL、レイ・ミステリオ)
HBK対オートンで試合開始。
オートンの平手打ちにHBKも平手打ちで答える。
ラシュリー対マスターズに。
ラシュリーはマスターズのショルダー・タックルを弾き飛ばすとパワー・スラム。
マスターズもタックルを避けるとマスター・ロックを狙う。
ラシュリーはエルボーを叩き込み逃れるとベリー・トゥー・ベリー。
タッチされたものの入りたがらないカリートをリングに入れランニング・パワー・スラム。
HBKもコーナーから投げ落とすとベリー・トゥー・ベリー。
殴りかかってきたカリートにドミネイター!
HBKにもドミネイターを狙うがエプロンのケインが喉下を掴み取りチョーク・スラ ム!
HBKがカバーし1,2,3!ラシュリー敗退!
ミステリオが素早さを生かしてケインに攻め込むもビッグ・ブーツを食らう。
ミステリオはケインのベア・ハグを噛み付いて逃れるとバティスタに交代。
バティスタが相手を蹴散らしていく。
ミステリオもリングに入りケインに619!
バティスタがケインにスパイン・バスターからカバーし1,2,3!ケイン敗退!
ビッグ・ショーがリングに入りバティスタにチョーク・スラムからカバー!
しかしカウントは2!
ケインがむくっと起き上がりショーとバティスタにダブル・チョーク・スラム!
カバーし1,2,3!バティスタ敗退!
JBLがショーにクローズライン・フロム・ヘルを狙うが喉下を掴まれる。
JBLは逃れるも、ビッグ・ショーがSDチームを痛めつけていく。
しかしJBLのクローズライン・フロム・ヘルが炸裂!
ミステリオの619、オートンのRKOからJBLのクローズライン・フロム・ヘル!
ミステリオのセントーンでカウント3が入りビッグ・ショー敗退!
場外でJBLのフォール・アウェイ・スラムを食らいHBKは場外で横たわっている。
カリートがミステリオのリング内へのアサイ・ムーンサルとを受け止めるも
そこにブラインド・タッチしていたJBLがクローズライン・フロム・ヘルを決め1,2,3!カリート敗退!
ミステリオのダイビング・クロス・ボディはマスターズに受け止められる。
しかしJBLがビッグ・ブーツで援護。カウントは2。
ミステリオがマスターズに619!そしてダイム投下!1,2,3!マスターズ敗退!
これで1対3に。
ミステリオがHBKに619!セントーンにいくがHBKはカウンターでスイート・チン・ミュージック!
カバーし1,2,3!ミステリオ敗退!
JBLがすかさずクローズライン・フロム・ヘルにいく!
しかしHBKは避けてスイート・チン・ミュージック!
カバーし1,2,3!残るはHBKとオートン!
オートンがRKOを狙う!
HBKは押し飛ばしスイート・チン・ミュージックを狙う!
しかしオートンはロープに掴まり場外に避難!
HBKがブランチャで追撃。フライング・フォア・アームズを決めると跳び起き
猛攻を仕掛けダイビング・エルボー・ドロップ!
HBKが前奏 を奏でる。
JBLが椅子を手にリングに入ってくるがスイート・チン・ミュージックで撃退される!
しかしその隙を逃さずオートンがRKO!
SDチームの勝利!
SDのレスラーが現れオートンを担ぎ上げ祝勝!
しかし、その時鐘の音とともにドルイド僧が棺桶とともに現れる!
棺桶に雷が落ち炎上!
中からテイカーが現れる!
オートンは逃げ去るも、テイカーは見せ付けるようにリングにいるレスラー達を破壊する!
試合結果
@US王座戦、7番勝負第1戦:ブッカーT(1)vs.クリス・ベノワA女子王座戦:トリッシュ・ストラタス(ch)vs.メリーナ
Bラスト・マン・スタンディング・マッチ:リック・フレアー(ch)vs.トリプルH(新チャンピオン!)
CWWE王座戦(レフェリー:デバリ):ジョン・シナ(ch)vs.カート・アングル
Dエリック・ビショフvs.セオドア・ロング
E(S):チームRAW(ショーン・マイケルズ、カリート、クリス・マスターズ、ビッグ・ショー、ケイン)vs.チームSD(バティスタ、ランディ・オートン、ボビー・ラシュリー、JBL、レイ・ミステリオ)