WWE:ECW One Night Stand 6/12/05の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | マイク・オーサムvs.田中将斗 |
@クリス・ジェリコvs.ランス・ストーム
オープニングということで
観客が喜びそうな要素を入れつつ、
7分という限られた試合時間の中で
自分たちにしかできないことをやろうと
ハイ・テンポでアクションを重ねていきます。
とはいえ終盤においてもそれを継続した結果、
一部ノー・セルに近くなっていたのは改善点。
最後は盟友ジャスティン・クレディブルが
ストームを援護してのフィニッシュで
ECWファンには嬉しいサービスでしたね。
まあまあ良い試合。
(執筆日:7/?/19)
A3ウェイ・ダンス:タジリvs.スペル・クレイジーvs.リトル・グイドー
リング、場外の入れ替わりのフロー感が売りだったのにそれがない。
またそれに付随する攻防も取り留めの無いものになっています。
そしてその特別性を失った事を自ら認めてしまうようにバルコニー・ダイブ・・・。
ただのスポット・フェストに過ぎませんね。
サル・スポットもただの物量任せの介入合戦スポットになっているし。
ついでにタジリ対クレイジーもこれまでの経験を感じさせず、ちゃんとシングル対決ができていません。
フィニッシュへの流れも冗長。
少し悪い試合。
執筆日:8/15/10)
3,4試合目はつまらない試合。
5試合目はこの2人なのでそれなりの試合だがやはり浮いている。
凡戦といっても過言ではない。
Eマイク・オーサムvs.田中将斗
#17。
99年当時を思わせるスピード感でトペを敢行します。
柵に立てかけたテーブルへエプロンからのオーサム・ボムも放ち、
昔を懐かしむ以上の再現となっていますね。
お約束ということを理解した観客とレスラーの一体感は素晴らしく、
レスラーとしてもちょっとした攻防の工夫の効果を
頭でも理解できるようになり成長を実感させます。
後半は田中がテーブルへのトルネードDDT、
壊れたテーブルにリング側から雪崩式オーサム・ボム、と
これでも決まらないか、と盛り上がる潰しあい。
場外テーブルに投げ捨ててのダイブでフィニッシュしたのも良いですね。
如何に壮絶なことをしていたかを思い出させる素晴らしいフィニッシュです。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:2/20/12)
ECWらしいカードを並べたものの中身が伴っていません。
しかしその中でオーサムvs.田中が往年と比べても遜色ないものを見せましたし、
ECW賛歌を奏でた雰囲気とクライマックスは素晴らしくそういう意味で大会としては良い。
DVD Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
Eマイク・オーサムvs.マサト・タナカオーサムがトペ。
タナカはショルダー・スルーでオーサムを観客席に投げ込むと椅子を叩きつける。
オーサムがエプロンからオーサム・ボムでテーブル葬!
リングに戻しダイビング・ボディ・プレス。カウントは2。
オーサム・ボムを決めると椅子を手にする。
タナカは椅子攻撃を受けても倒れない!
3発目で倒れるもすぐ起き上がる。
タナカはコーナーからネック・ブリーカーを決めると椅子の上にトルネードDDT!
椅子付ダイビング・エルボー・ドロップを決めるもカウントは2!
オーサムがジャーマンを決めるもタナカはすぐ起き上がる。
スピアーを決めるとコーナー上から椅子を叩きつける。
オーサムがテーブルめがけてスーパープレックスを狙う。
しかしマサトはトルネードDDTに返しテーブル葬!
カバーするもカウントは2!
オーサムはタナカを捕らえるとコーナー上からオーサム・ボム!
しかしカウントは2!
場外のテーブルめがけてテーブル葬!
そこにオーサムが突っ込み1,2,3!
オーサムの勝利。
試合結果
@クリス・ジェリコvs.ランス・ストームA3ウェイ・ダンス:スペル・クレイジーvs.タジリvs.リトル・グイドー
Bシコシスvs.レイ・ミステリオ
Cライノvs.サブー
Dクリス・ベノワvs.エディ・ゲレロ
Eマイク・オーサムvs.田中将斗
Fトミー・ドリーマー、サンドマンvs.ダッドリー・ボーイズ