TOPアメリカン・プロレスWWE 2005年 →WWE:Armageddon 12/18/05

WWE:Armageddon 12/18/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2試合目は良い試合であった。

BUS王座戦、7番勝負第4戦:クリス・ベノワvs.ブッカーT(3)
 最初に短いもののじっくりとしたレスリングを見せていますね。
 ブックがポイントをついて威力の増した打撃を操っていたのが印象的ですね。
 これならベノワにも渡り合う説得力があります。
 ただ構築的にはベノワに頼っている事は否めません。
 上手いとは思いますがジャーマン7発+3アミーゴを分散させての構築はやりすぎにも思いますね。
 最後は3-0でブックがリーチという状況でしたのでレフェリー気絶、シャメール介入という展開になっても盛り上がりましたね。
 WWE時代ではブックの中でも上位に入ってくる試合内容でした。
 中々良い試合。
 (執筆日:7/17/10)

6試合目は期待はずれ。

Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ランディ・オートン
オートンはヘタレ・キャラ。
 カリスマ性を活かせず似合わない、と思いつつ
 記憶していたよりも可能性のある戦いでしたね。
 どういう戦いに持っていくか、の攻防がありました。
 ただ問題は場外戦が多すぎ、
 序盤〜中盤にかけてのオートンが受けすぎですね。
 場外に逃げるように、リング内にも逃げて良いし、
 逃げるなら逃げた後の小細工を用意すべき。
 椅子攻撃とかオートンが取り出す形にしても良かったですね。
 テイカーのむくっと起き上がるシーンのやり取りを見れば
 他のシーンでも豊かにストーリーを語れたはずだし、
 ボブがクライマックスにまで絡んできた事でやや安っぽくなったのは勿体無い。
 中々良い試合。
 (執筆日:2/20/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

 BUS王座戦、7番勝負第4戦:クリス・ベノワvs.ブッカーT(3)

  3連勝しているブックは間を置いて勝負を急がない。
  ベノワがグラウンドに持ち込みクロス・フェイスへ。
  ブックはロープを掴んで決めさせない。
  ベノワはシャープ・シューターを狙うも蹴り飛ばされる。
  ベノワは脚に狙いをつけシャープ・シューターの下準備。
  ブックはサミングから反撃。
  ベノワはブレーン・バスターを後ろに逃れるとジャーマン。
  ブックがベノワを鉄柱にぶつけ痛めつけていく。
  ベノワがジャーマンにノーザンライト・スープレックス。
  3アミーゴからカバーするもカウント2。
  ジャーマン3連発からコーナーに上るもシャメールが注意を引く。
  その隙に起き上がったブックがベノワを捕らえスーパープレックスを狙う。
  ベノワはサンセット・フリップ・パワー・ボムに返そうとするも失敗し転落。
  ブックがミサイル・キックを決めカバーするもカウントは2。
  シャメールのロー・ブローからブックがシザース・キック!
  カバーするもカウントは2!
  ならばとブック・エンドに行くもベノワはクロス・フェイスに返す!
  ブックはロープを掴んで逃れる。
  ベノワはジャーマン3連発からダイビング・ヘッド・バッド!
  カバーするもカウントは2!
  ブックがクロス・フェイスを防ごうとしたときにレフェリーが巻き込まれる。
  ベノワがブックにシャープ・シューターを決めタップを奪うがレフェリー不在。
  シャメールが箒で殴りつけるがベノワには利いていない。
  シャメールに迫るベノワの背後からブックが襲い掛かる。
  ブック・エンドを狙うもベノワはDDTに返しクロス・フェイス!
  ブックがタップしベノワの勝利!
  これで3対1に。
 

Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ランディ・オートン
 
  オートンはテイカーの拳を避けていく。
  オートンは逃げ回り中々攻撃しない。
  テイカーがオートンを痛めつけていく。
  椅子を取り出し脳天に叩きつけていく。
  流血したオートンをセルにこすり付けチェーンで首を絞める・
  テイカーが鉄階段を手にするもオートンが抵抗しテイカーを殴りつける。
  鉄階段を奪い取るもテイカーはビッグ・ブーツ。
  一瞬の隙を突きオートンがエプロンのテイカーにRKO!
  鉄階段で殴りつけテイカーを流血させるとセルにこすり付ける。
  チェーンで首吊り状態にしてテイカーを弱らせる。
  オートンが椅子をテイカーの脳天に叩き込みカバー。カウント2。
  テイカーは鉄階段を踏み台に飛び膝蹴りを決めオートンをセルに叩きつける。
  テイカーがロープ上からダイビング・レッグ・ドロップにいくも自爆。
  オートンはテーブルを設置する。
  ボブがセル越しにテイカーの髪を掴み援護する。
  しかしテイカーが反撃しボブをセルにぶつけ流血させる。
  オートンはテイカーをパワー・スラムでセルに叩きつける。
  テイカーはフライング・クローズラインにオールド・スクールを決めDDT。
  更にスネーク・アイズ、ビッグ・ブーツにチョーク・スラム!
  カバーするもオートンはロープに足をかける。
  オートンはビッグ・ブーツを避けるとチェインでロー・ブロー。
  テイカーをテーブルに載せるとダイビング・ボディ・プレスでテーブル葬!
  10カウント・パンチに行くもテイカーは一瞬の隙を突きラスト・ライドへ。
  オートンは後ろに逃れるとパンチを避ける。
  パンチはレフェリーに誤爆。
  オートンはチョーク・スラムをRKOに返す!
  レフェリーの容態を見るため扉が開けられる。
  セカンド・レフェリーが入りカウントが入るもカウントは2!
  ボブもセルの中に入ってくる。
  テイカーはむくっと起き上がる。
  テイカーがラスト・ライドを決めカバーするもボブがレフェリーを引きずり出し殴りつける。
  テイカーがボブを痛めつける。
  オートンをツームストンの体勢に捕らえる。
  オートンは体勢を入れ替えツームストン!
  カバーするもカウント2でテイカーはむくっと起き上がる!
  殴りつけるがまた起き上がる。
  何度も殴りつけようやく起き上がれなくしてオートンは安堵するも
  テイカーの手がオートンの喉下に伸びる。
  チョーク・スラムを狙うがボブが骨壷を手にリングに入ってくる。
  ボブをビッグ・ブーツで迎撃。
  RKOを狙ったオートンを投げ落とすと2人に骨壷を叩きつける。
  ボブにツームストン!オートンにもツームストン!
  カバーし1,2,3!
  テイカーはセルの上に登りアピール!

試合結果

@JBLvs.マット・ハーディ
AMNMvs.メキシクールズ
BUS王座戦、7番勝負第4戦:クリス・ベノワ(1)vs.ブッカーT(3)
Cボビー・ラシュリーvs.ウィリアム・リーガル、ポール・バーチル
Dクルーザー級王座戦:フベントゥー・ゲレラ(ch)vs.キッド・キャッシュ(新チャンピオン!)
Eタッグ王者対決:ビッグ・ショー、ケインvs.バティスタ、レイ・ミステリオ
Fヘル・イン・ア・セル:ジ・アンダーテイカーvs.ランディ・オートン